実感レポ

子どもが「お片付け上手」になる7つの収納アイデア(小学生編)

文/羽田朋美(Neem Tree) 撮影/矢部ひとみ

2018.08.20

日々の生活を回すのに精いっぱいで、掃除は二の次、というご家庭は少なくないと思います。夫婦共働きで2歳、4歳、小学2年生の男の子を抱えるわが家も、まさにそう。しかし、平日に溜めた汚れを休みの日に一気に片付けようとすると、せっかくの休日が半日も潰れてしまうのが悩みでした。

そこで、少しでもきれいな状態を保ちながら掃除の負担を減らし、さらに、子どもたちにも積極的に片付けをしてもらえるよう、子どもが片付けやすい収納について考えてみました。実際に試してみたところ、子どもたちが自然に片付けをするようになり、部屋が散らかりにくくなったのです。

今回は、前回の記事【子どもが進んで「お片づけ」するテクニックとは?】から小学校入学に合わせてブラッシュアップした「新・7つの収納アイデア」をご紹介します。

 

1.毎日使うものこそ、簡単収納に

0330_0230授業の用意をしやすくするために、ランドセル収納は机の横に配置

帰宅するなり、ランドセルを放り投げて「行ってきまーす!」と元気に遊びへ出掛けて行く姿は、小学生らしくて微笑ましいですね。……が、それも毎日続くと「ちゃんと片付けてからにして欲しい」と思うもの。

そこでわが家では、机の横に木製のフックを取り付け、ランドセル置き場にしました。フックならヒョイと掛けるだけなので、ランドセルを肩から下ろす動作の延長で簡単に片付けられます。また、机の近くに設けることで、時間割ごとに教科書やノートをそろえる作業もスムーズに。毎日使うものを片付ける習慣がしっかり身につくと、ほかのものも片付けられるようになります。まずは、身近なランドセルから!

 

2.有孔ボードの“見せる収納”を貴重品の定位置に

0330_0226壁が収納スペースに早変わり! 有孔ボードは、ホームセンターなどで簡単に手に入ります

子ども部屋の入り口に有孔ボードを取り付け、好みの位置にフックを固定。家のカギや時計、スイミングスクールの会員証など、細々したアイテムの収納スペースにしました。これまでは、帰宅するなりポイッと机の上に置かれ、時に紛失して大騒ぎしていた小2男子の貴重品が、ここに集結。きれいに片付いただけでなく、忘れ物防止にも役立っています。

 

3.教科ごとにファイルボックスで色分け

0330_0240これまで取材した整理収納アドバイザーの皆さんは、口をそろえて「書類は“立てて収納”が鉄則」と断言!

教材や宿題の用紙、答案など、無尽蔵に増え続ける学校のプリント類。放っておくと、あっという間に机の上を占拠してしまいます。

そこで、教科ごとに色の異なるファイルボックスを用意。学校からもらってきたプリントを仕分けしてもらうことに。こうすることで、親はプリントの内容を把握できるようになり、やり残しをいっしょにチェックしたり、苦手な箇所を復習したりと、自宅学習に活かせるようになりました。机が片付いたことで、小2男子の学習意欲も少しは高まったようです。

 

4.放り込むだけの“なんでもボックス”を用意

0330_0244天然素材のカゴをボックスにすると、置いたときもサマになります

おもちゃにペン、折り紙、脱いだ靴下まで! 以前はたくさんのモノが散乱していたわが家の床。ミニカーを踏んで痛い思いをしながら落ちているモノを拾い集め、ようやく片付いたと思ったら、パズルをばらまく4歳児……といった具合に、片付けはエンドレスでした。

そこで、元の場所に片付けなくても、床にモノが出た状態にだけはしたくないと思って導入したのが“なんでもボックス”。落ちているモノの“とりあえずの置き場”です。ポイポイと入れるだけなので片付けのハードルが低く、子どもたちも落ちているモノを率先して放り込んでくれるようになりました。

 

5.衣類は色別に収納する

0330_0248色ごとに仕分けるだけなので、整理整頓がラク!

Tシャツ、スウェット、ハーフパンツ……というように、アイテム別に収納していた引き出し内の衣類を、色別収納に変更。どこに何色があるか一目瞭然なので、小2男子は畳んだ洗濯物を自分でしまうようになりました。また、4歳児は「今日は黄色のTシャツと青のズボンがいいな」など、その日に着る服を自分で選ぶように。色別に分かれているのでわかりやすいらしく、コーディネートしやすくなったようです。

 

6.細かいブロックはトレー付き小分けケースで紛失を防ぐ

0330_0231移動に便利なトレー付きがオススメ

ブロックトイが好きなお子さんをお持ちのママやパパなら経験があると思いますが、遊んでいる途中のブロックのパーツは、置き場に困るものです。わが家も、ファスナー付きのポリ袋へ小分けにしたり、小さめのランチボックスに入れたりと、いろいろ試しました。

そんななか、今もっともオススメなのは、写真のようなトレー付きの小分けケース。わが家の小2男子は、完成アイテムごとに小分けし、机の引き出しへしまっています。紛失しがちな細かいパーツを管理しやすく、遊びを再開する時もスムーズ。重宝しているようです。

 

7.子ども目線の収納を選ぶ

0330_02364歳児でも自由に本を出し入れできる絵本棚は、小さい頃からお片付けを習慣づけるのにピッタリ!

せっかく収納スペースがふんだんにあっても、子どもの手が届かないのであれば、結局、ママやパパが片付けることになってしまいます。

そこで、おもちゃ収納から衣類ダンス、写真にあるような絵本棚にいたるまで、子どものアイテムを入れる収納はすべて、身長90cmくらいの子どもの手が届く高さにそろえました。また、収納の高さだけでなく「見えやすさ」「わかりやすさ」も、片付けやすさにつながる大きなポイント。絵本棚であればオープン収納に、おもちゃ収納であれば透明ケースに……といった具合に、子ども目線に立った収納選びをしてあげましょう。

 

 

収納方法を改善したことで、子どもたちに「片付けて!」と叱る回数もグッと減りました。子どもたちが自主的に片付けるようになったことに加え、そもそも、散らかりにくい仕組みができたようです。

部屋がスッキリすると、気分は良いし、なんだか頭もクリアに。そんな片付けの心地よさを実感しながら、お子さんたちが楽しくお片付けできるといいですね。

 

 

文/羽田朋美(Neem Tree)

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編集者。小学2年生、4歳、2歳の男児3人の母。ママたちの集いの場「Neem Tree」(http://www.neem-tree.net)を主宰。ママ向け媒体や広告の企画制作を手がけるほか、東京・世田谷の古い一軒家「ニームツリーハウス」にて、子連れワークショップを不定期で開催。

 

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幼稚園、小学校の入園・入学や、新年度のスタートとともに、家庭内に増えていくさまざまなプリント類。日々届くおたよりで、いつの間にかテーブルの上は書類の山に……。

 

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