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掃除がもっとラクになる! 効率を上げる7つのテクニック

文/ニクイねぇ!PRESS編集部 撮影/矢部ひとみ

2016.07.08

淡々と掃除機をかけたり、汚れたところをなんとなく拭いたり洗ったり。毎日頑張って掃除をしているつもりだけれど、思った以上に時間がかかってしまい、とりかかるのが億劫になってしまうことも……。「もっと効率のいい掃除のやり方を知りたい!」と思っている人も多いのでは?

そこで、ちょっとの知識と工夫で家庭の掃除がもっとラクになり、もっとキレイにできる7つのテクニックを、お掃除ブロガーの東いづみさんに教えてもらいました。

 

1. 掃除は朝がベストタイミング。片付けは寝る前に

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ホコリは活動中に空気中を舞い、活動が休まる夜に上から下へと落ちてきます。掃除機は活動の始まりである朝にかけるのがもっとも効果的。掃除機をこまめにかけられない場合は、フローリングワイパーをサッとかけるだけでもOKです。時間があるときは、掃除機をかける前にカーテンレールや家具、家電などのホコリを、ハタキやハンディモップで払い落としましょう。

そして、朝一番に効率よく掃除にとりかかるために、前日の寝る前までに、散らかったものを片付けておくこと。片付けをしてから掃除をするのでは負担が増えるので、掃除は朝、片付けは夜、とタイミングを分けるとスムーズです。

 

2. 掃除のルートを決めておく

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掃除機をかけたり、フローリングワイパーで床掃除をしたりするという動作も、あらかじめ最短ルートを決めておくと時短や節電効果につながります。ひとつの部屋のなかならコンセントから一番遠い場所から、家全体なら玄関から一番遠い部屋から玄関に向かって、といった具合に掃除をすれば、おのずと最短ルートが決まるはず。

さらに、掃除機をかける際に雑巾を1枚持っておくと、ゴミ以外の汚れに気づいたときにサッと拭き取れて効率的です。

 

3. 水まわりの掃除は夜にすませる

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キッチンやバスルームなど、カビやヌメリが繁殖しやすい水まわりは、日をまたがず、使い終わったその日のうちにしっかり水気を切っておきましょう。

キッチンは、夕食の洗い物が終わり、シンクを片付けるときに蛇口やシンクまわりの水気を拭き取ります。バスルームは、みんなが使い終わったあとに、壁や鏡の水気をタオルで拭き取るか、水切りワイパーを上から下に向かってかけておくと、カビや水アカがつきにくくなります。

1分もかからないひと手間で、大がかりな掃除の負担が軽減されるので、ぜひ毎日の習慣にしましょう。水まわりの掃除は、朝の掃除機がけと時間帯を分けることで、作業の負担も分散されます。

 

  4. 季節に合った掃除をする

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ふだんの掃除で手が行き届かない場所は、年末の大掃除シーズンにまとめてとりかかるのではなく、ベストな気候にあわせて掃除をするとラクです。

たとえばキッチンの換気扇は、夏のほうが気温が高いため、油汚れがゆるんで落ちやすいのです。エアコンは年2回、シーズン前(夏前、冬前)にフィルターを掃除しておけば、稼働させたときのカビ臭さや消費電力をおさえることができます。

冷蔵庫は、夏場がいちばん庫内に入れるものが増えるので、暑くなる前に在庫の整理をしつつ、ドアポケットや棚の掃除をしておきましょう。お風呂のカビ取りは、カビが繁殖しはじめる梅雨前に。ベランダは、台風が来る時季よりも前に物を片付けて、排水口などを掃除しておくとよいでしょう。

こうして考えると、春〜夏にやるほうが効果的な掃除箇所が多いのがわかりますよね。年末の大掃除の負担がグッと減ります。

 

 5. 掃除グッズはたくさん持ち過ぎない

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最近は、○○専用洗剤や○○用スポンジ、○○用ブラシ……といった、便利なものがたくさん市販されていますが、掃除グッズは万能に使い回せるものを少数精鋭でそろえておけばOK。シンプルで身軽なほうが、掃除にとりかかりやすくなります。

必ず必要な基本グッズは、汚れを拭き取る雑巾、こすり洗いをするタワシやブラシ類、そして、掃除機など床を掃除する道具です。

雑巾は、ガンコな汚れを拭いたら捨てられる、ウエスと呼ばれるボロキレと、台拭きのように洗って繰り返し使えるものの2種類を使い分けると、使い勝手が良いです。

洗剤は、石鹸もしくは食器用洗剤として使われる中性洗剤が、水だけで落ちない汚れに万能に使えて便利です。それでも落ちないガンコな油汚れなどにはアルカリ性洗剤、カビを落とすためには塩素系洗浄剤、水垢を落とすためには酸性洗剤を、それぞれ助っ人として常備しておきましょう。

 

 6. 部屋がキレイに見えるポイントを知っておく

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掃除をしたくても時間や気持ちにゆとりがないとき、「ここさえキレイにしておけば、なんとなく部屋全体がスッキリして見える!」というポイントをおさえておくとよいでしょう。3つご紹介します。

まずは、食卓の上。ダイニングテーブルは部屋のなかで大きな面積を占めるので、テーブルの上が片付いていてキレイに拭かれていれば、部屋全体がスッキリ見えます。

次に、シンクや洗面台の蛇口、お風呂のカランといった金属部分。こういうところがピカピカでキレイだと、光を反射して部屋全体の美しさにつながります。見落としがちですが、実は優先的に掃除すべきポイントです。また、鏡やガラスも光を反射するので、汚れていると部屋が汚く見えてしまいます。気づいたときに乾拭きするだけでもOKです。

最後は、玄関まわり。帰宅したときに玄関がキレイだと気分が違いますよね。ゴミをホウキで掃き、出ている靴を最小限にして向きをそろえておきましょう。玄関がキレイだという自信がつくと、掃除のモチベーションアップにもつながります。

 

7. 散らかっているときは狭いスペースからとりかかる

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掃除をスタートするには、散らかったものをある程度片付けておく必要がありますが、ものが多くてなかなか片付かない=掃除にとりかかれない、という負のループが発生します。そんなときは、「まずは一カ所を掃除してから徐々に片付けていこう!」と発想を逆転させてみましょう。

この場合に効果的なのは、部屋全体で考えず、まずは一カ所の狭い範囲からスタートすること。たとえば、デスクまわりが散らかっていたら、すべてのものをどかして、まず最初にデスク自体をピカピカに拭いてしまいます。掃除はこれで完了。あとは、必要なものから順に元に戻し、残ったものは処分します。処分に迷ったら、段ボール箱などに一時保管しておいてもOK。

これをこまめに繰り返していると、掃除が後まわしにならず、“片付け力”もついてきます。6で挙げた「部屋がキレイに見えるポイント」(食卓、蛇口まわり、玄関)からスタートするのがおすすめです。

 

 

教えてくれた人

お掃除ブロガー 東 いづみさん

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お掃除ブロガー。「多くの人が苦手な掃除を、エンターテインメントにする」をモットーに、大人2人+子ども3人+猫4匹がいる家を、ゲーム感覚で無理なくきれいに掃除していく工夫を発信している。家やモノに対する愛情が伝わる記事に共感する人多数。近著に『「掃除が苦手」と思っていたけれど。』(KADOKAWA)がある。掃除に苦手意識を持つ人や、時間がなくて掃除にとりかかれない人に向けて、ノンストレスでモチベーションを上げる、掃除以前の習慣、超簡単な掃除術を、主婦イラストレーター、まめこのイラストとマンガを交えて分かりやすく伝える、お掃除実用書。

【BLOG】http://ameblo.jp/sukkirikurasu/

 

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