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低温調理でしっとりジューシー! 「自家製サラダチキン」のつくり方

スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでよく目にする「サラダチキン」。材料の鶏むね肉は低カロリー、低糖質、高たんぱくで、筋力トレーニングや糖質制限ダイエットをしていた人たちの間で人気に火がつき、その後、一大ブームとなりました。鶏むね肉に豊富に含まれるたんぱく質は、血液や臓器、骨、筋肉、肌、髪などの元となります。免疫細胞を活性化させる働きもあるといわれ、ボディメイクやダイエット目的でなくても、老若男女がしっかり摂取したい栄養素のひとつです。 店頭に並ぶバリエーション豊かなサラダチキンを見ると、なんとなく市販品でしか味わえない食品のように思いがちですが、実はこのサラダチキン、自宅でも簡単につくれるのです。ここでは、管理栄養士でフードスペシャリストの清水季代さんに、基本のサラダチキンのつくり方を教えてもらいました。 Recipe鶏むね肉がふっくらやわらか!基本のサラダチキンカロリー:129kcal/糖質:2.0g<100gあたりの栄養成分> 材料(つくりやすい分量)鶏むね肉......1枚(皮、脂肪を取ったもの約300g)砂糖......小さじ1(3g)塩......小さじ1/2(3g)片栗粉......小さじ1(3g)※調味料(砂糖、塩、片栗粉)は肉の重さに対し、約1%分の量を使います。肉の大きさによって加減してください。※鶏むね肉2枚までは、今回のレシピをベースに、砂糖、塩、片栗粉の量を増やすだけでつくれます。また湯温なども、本レシピのままでOKです。  つくり方(1)4L以上の大きさの厚手鍋に、3Lの湯を沸かす。(2)臭みの原因となる鶏むね肉の皮と脂肪をきれいに取り除き、筋も可能な限り除く。(3)(2)をボウルに入れ、流水で水が透明になるまでよく洗い、ペーパータオルで水分を拭き取る。★Point 水で洗うことで、さらに臭みの元を取ることができます。酒や塩でも臭みは取れますが、肉に味やにおいがつくこともあるので、ここでは流水を使用します。衛生上、2次汚染防止のためにも、肉を洗った後はシンクも洗っておきましょう。(4)フォークを使い、両面合わせて30カ所ほど穴をあけ、調味料が浸透しやすくする。(5)砂糖、塩、片栗粉の順に、それぞれをよく揉みこむ。★Point 味つけだけでなく、肉の水分を保つねらいもあるため、材料を順番どおりによく揉みこんでください。味のバリエーションを楽しみたいときは、塩の代わりにバジル入りの塩を使ったり、塩の後にコショウや乾燥ハーブをプラスしたりするのもいいでしょう。※揉みこんだ後は、よく手を洗いましょう。ここでは素手で行っていますが、便利な調理用の使い捨て手袋を使うのも衛生上おすすめです。(6)ジップ袋に入れ、肉が平らになるよう手で整え、しっかりと空気を抜いてジッパーを閉める。★Point 空気をしっかり抜くことで、お湯に入れたときに圧力がかかりやすくなり、低温でも肉の中心部まで熱が入り、調味料も浸透します。また、肉汁が出るのを抑えられるため、パサついた仕上がりになるのも防げます。空気をしっかり抜かないと、次の工程(7)において鍋の中でジップ袋が浮いてしまい、熱が入りにくくなるので注意してください。(7)(1)の鍋は沸騰したら火を止め、ふたを開けて温度が80℃から85℃に下がるまで5分ほど待ってから、(6)のジップ袋をお湯の中に入れる。ジップ袋の空気がしっかり抜けているか、また、ジッパーがしまっているかを再度確認する。★Point 肉の中心温度は68℃を超えると固くなり始めてしまい、逆に、温度が低いと中心まで熱が入らず、食中毒の原因になってしまいます。肉の中心温度を65℃前後に保つためにも、厚手の鍋を使い、約85℃の湯を3L以上使うことが肝心です。(8)ふたをしたまま2時間待つ。★Point ふたを開けると温度が下がってしまうので、必ず閉めた状態で調理してください。(9)ジップ袋から肉を取り出し、スライスする。中まで火がとおっていれば完成。肉に熱が入っていない部分や、生臭さがあるなら、再度加熱する。その場合は、肉を戻したジップ袋から空気をしっかり抜き、ジッパーを閉めておく。再度、鍋の湯を約75℃に上げた後、ジップ袋を鍋の中に戻し、さらに1時間つける。★Point 肉が全体的にピンク色だったり、切った時にピンク色の煮汁が出たりする場合は、再加熱の必要があります。 保存方法サラダチキンが冷めてから、ジップ袋のまま、または肉汁ごと密閉容器に移すと、冷蔵庫で3日ほど保存できます。冷凍する場合の保存の目安は1カ月。食べるときは、肉汁が出るのを抑えるため、あらかじめ冷蔵室へ移し、半日ほどかけてじっくり解凍するのがおすすめです。※ジップ袋の中に出た「サラダチキンの肉汁」は、保存している間、チキンの乾燥を防ぎ、味を保つ効果があるので、捨てずにいっしょに保存してください。また、チキンのうまみが出ているので、サラダチキンを使ったレシピに使うこともできます。 ★関連記事:自家製サラダチキンを使ったアレンジレシピ 「パサパサする」という印象が強い鶏むね肉ですが、簡単なポイントを押さえれば、鶏むね肉に対するイメージが変わるほど、やわらかなサラダチキンができあがります。和風、洋風いずれのメニューにもアレンジしやすいので、時間があるときにつくっておけば、忙しい毎日の食卓の助けとなることでしょう。  つくってくれた人清水季代さん管理栄養士、フードスペシャリスト/2歳の男の子のママ。都内の保育園に勤務の後、独立。食育キッチン「せたがやはらぺこだん」代表を務め、食育を目的とした親子料理教室、レシピ開発、栄養や献立相談等を行っている。栄養バランスがよく、こどもが食べたくなるレシピが得意。[Facebook] https://www.facebook.com/setagayaharapekodan/[HP]https://www.setagayaharapekodan.com/

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子どもの満腹ごはんからパーティメニューまで。「自家製サラダチキン」のアレンジレシピ5

低カロリー、低糖質、高タンパク質の鶏むね肉でつくるサラダチキン。身体にもお財布にもやさしく、簡単につくれるので、子育て世代におすすめのメニューです。今回は、管理栄養士でフードスペシャリストの清水季代さんに「自家製サラダチキン」でつくるアレンジメニュー5つを教えてもらいました。普段の食卓に並べたいパスタやスープから、パーティの主役メニューまで、子どもと味わえるレシピが盛りだくさんです。★関連記事:基本のサラダチキンの作り方 Recipe 1かぼちゃの甘みがチキンと相性バツグン!坊ちゃんかぼちゃのサラダチキングラタンカロリー:365kcal/糖質:48.3g<1人分350gあたりの栄養成分>「手のひらサイズの坊ちゃんかぼちゃがかわいらしい、絵本に出てきそうなメニューです。味の濃いほっくりとした坊ちゃんかぼちゃに、とろりとしたホワイトソースが絡んだサラダチキンがよく合います。また、皮ごと食べられるので、抗酸化作用と、身体の老化防止を期待できるビタミンA、C、Eもたっぷり摂れます。もちろん、一般的なサイズのかぼちゃでもつくれるので、シーンに合わせてつくり分けてみてもいいですね!」(清水さん) 材料(4人分)坊ちゃんかぼちゃ……2個(または、800gほどのかぼちゃ1個)たまねぎ……1/4個マッシュルーム……3個サラダチキン……80gにんじん……1/4本バター……15g小麦粉……10g塩……小さじ1/3牛乳……200㏄コショウ……少々チーズ……50gパン粉……50gパセリ……適量 つくり方(1)坊ちゃんかぼちゃにラップをかけ、1個ずつ600Wの電子レンジで3分半加熱する。電子レンジから出し、ラップを外さず、余熱で火をとおす(大きなかぼちゃを使用する場合は、ラップをし、約10分レンジにかけて火のとおり具合などを見てください)。(2)オーブンを200℃に予熱しておく。(3)たまねぎはみじん切り、マッシュルームは半分にして薄切り、サラダチキンはそぎ切りし、さらに縦半分に切る。にんじんはいちょう切りにし、小さめの耐熱容器に入れてラップをふわりとかけ、600Wのレンジで1分弱、下ゆでしておく。(4)熱したフライパンでバター、たまねぎを炒める。たまねぎが透きとおってきたら、にんじん、小麦粉、塩を加え、粉っぽさがなくなるまで中火で炒める(小麦粉を具材に絡ませていっしょに炒めることで、簡単にダマのないホワイトソースをつくることができます)。(5)(4)のフライパンに、牛乳を少しずつ加えながらかき混ぜ、煮立ったら弱火にする。さらに、サラダチキン、マッシュルームを加えてかき混ぜ、とろみがついたらコショウで味を調え、火を止める。(6)(1)のかぼちゃの上部を包丁で切り、中のタネをスプーンでくり抜く。切り取った上部はふたにするので取っておく。(7)くりぬいたかぼちゃの中に(5)をスプーンで詰め、上にチーズ、パン粉をかける。(8)温めておいたオーブンで約15分間焼く。チーズが溶けてこんがりと焼き色をついたら、パセリを飾る。 ★Point 器に見立てたかぼちゃを丸ごといただく「くり抜いたかぼちゃに直接具材を入れ、皮もいっしょに丸ごと食べることで、かぼちゃの栄養を余すところなく摂れます。また、かぼちゃを切ったりつぶしたりといった手間も不要なので、大幅な時短にも。ホワイトソースが余った場合は、パンに載せてトーストし、朝食にどうぞ!」(清水さん) ★三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」  Recipe 2栄養価の高い食材をさっぱり味でたっぷりと!ひじきとサラダチキンの梅風味サラダカロリー:97kcal/糖質:3.9g<1人分115gあたりの栄養成分>「ひじきは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維が豊富で、栄養価の高い食品のひとつです。特に、女性や成長期のお子さんにたくさん食べて欲しいので、さっぱりと食べやすい梅風味のサラダにしました。サラダチキンを加えると、たんぱく質を摂取できるだけでなく、うまみもアップします。また、トマトやブロッコリースプラウトはビタミンCを含んでおり、風邪の予防に効果があるといわれています。ぜひ、食卓に並べていただきたい栄養満点サラダです」(清水さん) 材料(4人分)乾燥ひじき……15gトマト……1個ブロッコリースプラウト……40gサラダチキン……150g <ドレッシング>梅干し……たたいたものを小さじ1杯分酢……大さじ1砂糖……大さじ1しょうゆ……小さじ1サラダ油……大さじ1 つくり方(1)乾燥ひじきは水で15分ほど戻し、軽くゆがく。ざるにあけ、水気を切っておく。(2)トマトはさっと熱湯にくぐらせて皮をむき、くし形に切ってタネを除き、さらに2~3等分する(トマトは皮をむくことで口当たりがよくなり、食べやすくなります。また、タネを取ることで、水っぽくなるのを防げます)。(3)ブロッコリースプラウトはタネを切り落とし、半分に切って洗い、水気を切る。(4)サラダチキンを細かくさく。(5)(1)~(4)をひとつのボウルに合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。(6)別のボウルでドレッシングの材料をよく混ぜ合わせ、食べる直前に(5)にかけ、よく和える。 ★Point サラダチキンを細かくさく「サラダチキンを細かくさくことで、ドレッシングがなじみやすくなります。また、ほかの食材といっしょに食べた際の食感もよくなります。簡単な作業なので、お子さんに手伝ってもらってもいいですね」(清水さん)  Recipe 3つくり置きできる便利なパーティ向けレシピ!カラフル野菜とサラダチキンのゼリー寄せカロリー:44kcal/糖質:2.2g<1人分150gあたりの栄養成分>「サラダチキンと野菜を型に入れ、コンソメスープのゼリーといっしょに、パウンド型で固めたメニューです。プチトマト、ブロッコリー、パプリカなど、彩り豊かな野菜を使うことで、色合いにメリハリがつき、栄養価も高くなります。また、華やかな見た目はパーティにもピッタリ。パーティ当日は何かと忙しいもの。前日につくり置きできる点も、おもてなしメニューとしておすすめのポイントです」(清水さん) 材料(4人分)レタス……7~8枚(白菜やキャベツでも代用可)オクラ……6本ブロッコリー……1/2房にんじん……1本赤、黄パプリカ……各1個ベビーコーン……6本プチトマト……8個サラダチキン……120gコンソメスープ……800cc(水800ccにコンソメスープの素大さじ1.5を合わせておく)塩……少々コショウ……少々ゼラチン……15g つくり方(1)レタスの葉が破れないように注意しながら、熱湯で20秒ほどゆで、ザルにあける。水気が切れたらパウンド型に敷き詰める。最後に、四方のはみ出した葉でふたをするため、上を覆えるように、はみ出させておく。(2)オクラ、ブロッコリー、にんじん、パプリカ、ベビーコーンを下ゆでする。オクラはへたを取り、ブロッコリーは小房に分ける。にんじんは拍子木切り、パプリカは約1cm幅の厚切りにする。(3)プチトマトはへたを取り、へたの反対側に少し切り込みを入れて、さっと下ゆでして皮をむく。サラダチキンをそぎ切りにし、さいておく。(4)コンソメスープは一度煮立て、火を止めて塩、コショウで味を調える。さらに、ゼラチンを振り入れ、よく溶かす。(5)(2)と(3)で下ゆでした野菜をボウルに移し、氷水を張ったボウルに入れ、気泡が立たないように混ぜながら、あら熱が取れるまで冷やす(あら熱をしっかりとっておくと、ゼリーがきれいに早く固まります)。(6)(1)のパウンド型に(5)で冷やした野菜を彩りよく入れ、最後にサラダチキンを載せる。その上から(4)のコンソメスープを注ぎ、はみ出させておいた葉でふたをする。(7)固まるまで、冷蔵庫で半日以上冷やす。 ★Point 食べる直前まで冷やしておく「温まるとゼリー部分が柔らかくなってしまい、切るときに崩れてしまうので、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておいてください。パウンド型から外れにくいときは、まわりにヘラなどを差し込みながらはがしていくと、きれいに外れます」(清水さん) ★関連記事[glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_965/"]  Recipe 4素材のうまみと食感を活かしたごちそうパスタいろいろキノコとサラダチキンのスパゲティカロリー:542kcal/糖質:68.3g<1人分272gあたりの栄養成分>「香り豊かなきのこが食欲をそそるスパゲティです。素材のうまみを活かし、シンプルな味でまとめました。きのこは低カロリーで、骨を強くする元になる栄養分や食物繊維が豊富に含まれているとされ、数種類を合わせて使うと、風味やそれぞれの食感を楽しめ、栄養価も高くなるのでおすすめです。また、青じその代わりに、のりや小ねぎを使ったり、小さいお子さんがいっしょに食べるときは、唐辛子を抜き、白ワインをかつおだしやコンソメに変えたりと、アレンジもしやすいひと品です」(清水さん) 材料(4人分)にんにく……1かけ青じそ……適量サラダチキン……150gきのこ……合わせて400g(しめじ、まいたけ、エリンギなど)スパゲティ……360gオリーブオイル……大さじ4輪切り唐辛子……少々塩……少々コショウ……少々サラダチキンの肉汁……大さじ1 ※自家製サラダチキンをつくったときに、ジップ袋の中に出てきた汁を使う。白ワイン……大さじ3しょうゆ……大さじ2.5 つくり方(1)鍋に3Lの湯を沸かす。その間、にんにくは薄切り、青じそは細切りにする。サラダチキンは薄いそぎ切りにし、さらに半分に切る。きのこは食べやすい大きさに切る。(2)湯がわいたら、スパゲティをパッケージに表示された時間どおりにゆでる。(3)深めのフライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを低温からじっくり揚げる。色がついたら油は残し、にんにくだけ小皿に取り出す。(4)(3)のフライパンに輪切り唐辛子、きのこを入れ、塩、コショウを加えて軽く炒める。さらに、サラダチキン、サラダチキンの肉汁、白ワイン、しょうゆを加え、ふたをして2~3分蒸し煮する。(5)ゆであがったスパゲティの水気を切り、(4)のフライパンに入れて混ぜ合わせる。(6)皿に盛りつけ、揚げたにんにくと青じそを散らす。  ★Point にんにくは低温からじっくり揚げる「にんにくを揚げるときは、焦がさないよう、低温からじっくり揚げるのがコツです。こうすることで、オリーブオイルに移る香りがよくなります。また、揚げたにんにくをトッピングすると、味のアクセントになり、おいしさもアップしますよ」(清水さん)  Recipe 5チキンのうまみが溶け込んだ、からだを温めるスープサラダチキンとコーンのかきたまスープカロリー:88kcal/糖質:6.8g<1人分221gあたりの栄養成分>「サラダチキンをたたいて細かくし、溶き卵を加えて片栗粉でとろみをつけました。コーンの甘みがチキンを引き立てる、やさしくやわらかな味わいのスープです。しょうがの作用で血行がよくなり体を温めてくれるので、風邪のときなどにもおすすめです。また、しょうがには消化を助ける作用もあるといわれているので、胃もたれなど食欲のないときにもいいですよ。また、このスープは離乳食(目安:後期~完了期)としても使えます。その場合は、しょうがと小ねぎは使わず、コーンはつぶし、調味料は風味づけ程度に使ってください」(清水さん) 材料(4人分)サラダチキン……100gホールコーン……100g水……600cc鶏ガラスープの素……大さじ1しょうが……少々(お好みで)塩……ひとつまみコショウ……少々片栗粉……大さじ1(大さじ1の水で溶いておく)溶き卵……1個分小ねぎ……適量 つくり方(1)サラダチキンを包丁で細かくなるまでたたく。(2)コーンをざるにあけ、水気を切る。(3)鍋に水と鶏がらスープの素を入れる。煮立ったら、サラダチキンとコーンを加え(お好みでしょうがを加える際は、みじん切りにしたものをここで入れます)、塩、コショウで味を調える。(4)水溶き片栗粉を加え、かき混ぜながらひと煮立ちさせる。(5)火を弱め、溶き卵を穴じゃくしなどを使って細く流し入れ、卵が浮いてきたらすぐに火を止める。(6)器に盛りつけ、小ねぎを飾る。 ★Point サラダチキンはたたいて細かくする「サラダチキンは、包丁で細かくなるまでたたきます。初めに薄切りにしてからたたくと、細かくしやすいですよ。このちょっとしたひと手間で、口当たりがぐっと滑らかになります」(清水さん) ★関連記事[glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_6024/"] サラダのトッピングだけにとどまらない、「自家製サラダチキン」の魅力たっぷりのアレンジレシピをご紹介しました。さまざまシーンで、そのおいしさを味わってみてください。 つくってくれた人清水季代さん管理栄養士、フードスペシャリスト/2歳の男の子のママ。都内の保育園に勤務の後、独立。食育キッチン「せたがやはらぺこだん」代表を務め、食育を目的とした親子料理教室、レシピ開発、栄養や献立相談等を行っている。栄養バランスがよく、こどもが食べたくなるレシピが得意。[Facebook] https://www.facebook.com/setagayaharapekodan/[HP]https://www.setagayaharapekodan.com/ 

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「濃厚生チョコ」や「半生ガトーショコラ」も簡単! 初心者におすすめの手づくりバレンタインチョコレシピ5

世界各国で「愛の誓いの日」とされているバレンタインデー。日本では、「本命チョコ」や「義理チョコ」、友だちに渡す「友チョコ」、自分用の「ご褒美チョコ」など、シーンやシチュエーションに合わせてバレンタインデーが楽しまれています。そのため、多彩なチョコレートが市販されており、その中からお気に入りのアイテムを選ぶのもウキウキするものですが、今年は思い切って、手づくりしてみるのはいかがでしょうか? 「プレゼントできるほど上手につくれる自信がない!」と、手づくりチョコを敬遠してきた方でも大丈夫。今回はフードコーディネーターの島ともこさんに、バレンタインにぴったりの、簡単チョコレシピを教えてもらいました。定番の「濃厚生チョコ」や「半生ガトーショコラ」から、おうちスイーツまで、どれも小学校の中学年くらいからひとりでつくれるものばかりです。また、後半で簡単なテンパリングの方法と、プレゼントに最適なラッピング術、ふたつのお手軽テクニックもご紹介します。特に、難しいと思われるテンパリング(調温)も、三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」のレンジ機能を使うと簡単です。ぜひ参考になさってください。   Recipe 1口どけのよさが魅力!濃厚生チョコ「手づくりチョコの定番である『濃厚生チョコ』は、見た目も味も本格的なのに、実はつくり方はとてもシンプルで簡単。チョコレートを生クリームに溶かして固め、四角くカットするだけです。固める際に小さなカップを使えば、カットする工程を省け、より手軽につくれます。材料も少なくて済むので、初心者の方でも上手に仕上げられますよ」(島さん) 材料(20×14cmのバットひとつ分)製菓用チョコレート……250g生クリーム……150mlココアパウダー…… 適量 つくり方(1)チョコレートをすべて、太針くらいのサイズになるよう細く刻む。(2)鍋に生クリームを入れて火にかけ、沸騰する直前で火を止める。(3)(2)の鍋に(1)のチョコレートを入れ、ヘラでやさしく混ぜながら溶かす。(4)ラップを敷いたバットやトレーなどに(3)を流し入れ、チョコレートが平らになるようヘラで表面を整える。(5)(4)のあら熱を取り、冷蔵庫で3時間ほど冷やす。(6)バットからチョコレートを取り出してお好みの大きさにカットし、茶こしなどでココアパウダーを振る。 ★Point チョコレートは細かく刻んでおく「チョコレートは太針くらいの細さに刻んでください。こうすることで、手早く、なめらかにチョコレートを溶かすことができます。お子さんがつくる場合、包丁でチョコレートを刻むのが心配ならば、あらかじめサイコロ状やフレーク状になった製菓用チョコレートを使うといいでしょう」(島さん)   Recipe 2表面はしっとり、中はとろけるリッチな味わい半生ガトーショコラ「数あるバレンタインチョコの中で、生チョコと人気を二分しているのがガトーショコラ。今回は、中をしっとりと半生状態に焼き上げることで、生チョコのような口どけを楽しめるよう仕上げました。オーブンで焼いた後、冷蔵庫で3時間ほど冷やすと固まるのですが、時間があるときは半日ほど冷やすようにすると生地が締まり、チョコレートの味が際立ってさらにおいしくなります」(島さん)  材料(18×8cmパウンド型1本分)チョコレート……180g無塩バター……120g生クリーム……50mlグラニュー糖……20g卵……3個(常温に戻しておく)ココアパウダー……適量ピンクペッパー……適量   つくり方(1)チョコレート、無塩バター、生クリーム、グラニュー糖を鍋に入れ、混ぜながら弱火にかける。全体が溶け、なめらかになったら火を止める。(2)(1)の鍋に、溶いた卵を混ぜながら2回に分けて加える。(3)(2)の生地をパウンド型に流し入れる。10cmほどの高さから数回落とし、中の空気を抜く。(4)180℃に予熱したオーブンで20分間焼く。(5)焼き上がった直後は生地がまだ柔らかいので、型に入れたままあら熱を取る。その後、冷蔵庫で3~4時間冷やし固める。(6)お好みの大きさにカットし、茶こしなどでココアパウダーを振ってピンクペッパーを飾る。  ★Point 切り分ける際はカットするたびに包丁を拭く「直前まで冷やしておいた半生ガトーショコラを、お好みの大きさにカットしていきます。このとき、包丁についたチョコレートは、カットするたび拭くようにしてください。こうすることで、カットしやすくなる上、断面がきれいに仕上がります。包丁を拭くときは、キッチンペーパーや清潔なふきんなどを使いましょう」(島さん)  Recipe 3スポンジケーキのようなフワフワ感がたまらないベイクド・チョコプディング「文字どおり、baked=焼かれた、チョコプディングです。仕上がりは、チョコスポンジケーキのような食感で、生クリームを添えていただくことで、口当たりがさらによくなります。冷めてもおいしく食べられますが、レンジで少し温めると、温かいチョコプディングとひんやりした生クリームによる、味のコントラストを楽しめます」(島さん)  材料(約250ccのマグカップ4個分)薄力粉……125gグラニュー糖……120gベーキングパウダー……小さじ3塩……ひとつまみココアパウダー(無糖)……大さじ4牛乳……250ml(常温に戻しておく)無塩バター……85g(常温に戻しておく)卵……2個(常温に戻しておく)バニラエッセンス……適量 生クリーム……100ml(砂糖8gと合わせ、あらかじめ泡立てて冷やしておく)  つくり方(1)薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー、塩、ココアパウダーをふるいにかけながら、ボウルに落とす。(2)(1)のボウルに、牛乳、無塩バター、卵、バニラエッセンスを加え、ヘラで混ぜる。(3)マグカップの内側にバター(分量外)を薄く塗った後、生地を流し込む。(4)190℃に予熱したオーブンで20分間焼く。焼き上がったら竹串を刺し、生地がついてこなければ焼き上がり。(5)(4)に泡立てた生クリームを載せる。 ★Point 生クリームを載せる部分をくり抜いておく「焼き上がった際は、生地の上部が丸く膨らんでいますので、中央をスプーンなどで少しくり抜いておくと、生クリームを載せやすく、見た目もきれいに仕上がります。焼きたてはフワフワでスプーンを入れにくいので、少し冷めてから行ってください」(島さん)   Recipe 4濃厚でなめらかな舌ざわりが贅沢!チョコレート・パンナコッタ「パンナコッタとは、生クリーム、牛乳、砂糖を煮て、ゼラチンで固めたもので、オーブンを使わずつくることができます。そのままでもなめらかでコクのある味わいですが、トッピングに生クリームやミント、ナッツを使うと、アレンジも楽しめます。おうちで食べるときは、パウンド型でつくり、カットして食べるのもおすすめです」(島さん) 材料(120mlの器ふたつ分)生クリーム……100ml牛乳……150ml砂糖(細かいもの)……50gココアパウダー (無糖)……35g粉ゼラチン……5g(25mlの冷水で戻しておく)  つくり方(1)鍋に生クリームと牛乳を合わせ、人肌くらいに温める。(2)ボウルに砂糖、ココアパウダーを入れて軽く混ぜる。そこに(1)を2回に分けて入れ、やさしく混ぜる。全体が混ざり、なめらかになったら、また鍋に戻す。(3)鍋を弱火にかけ、戻しておいた粉ゼラチンを入れる。軽く混ぜたら火を止める。(4)(3)を茶こしなどでこしながら、ゆっくりと型に流し入れる。(5)冷蔵庫で4~5時間冷やし固める。  ★Point 粉ゼラチンは冷水で戻しておく「粉ゼラチンを戻すときは、冷水の中に粉ゼラチンを振り入れ、軽く混ぜるようにしましょう。熱湯やぬるま湯で戻そうとすると、容器の回りだけ水を吸ってしまい固まりません」(島さん)   Recipe 5ザクザクとした食感がクセになる!ラズベリー・チョコクランブルがけアイス「クランブルとは、クッキー生地のような食感で、主に焼き菓子などのトッピングに使われるもの。今回はココア味に仕上げ、トッピングのラズベリーとともに、バニラアイスの上にかけてつくります。ラッピングには向かないので、おうちスイーツとして、おやつやおもてなしにどうぞ!」(島さん)  材料(4人分)バター……30g(常温に戻しておく)砂糖……30g薄力粉……30gアーモンドプードル……30gココアパウダー(無糖)……5g塩……1gチョコレート……70g(刻んでおく)バニラアイス(市販のカップ)……約120ml※スクープで4等分して器に盛り、冷やしておく フリーズドライ・ラズベリー……適量  つくり方(1)常温に戻したバターと砂糖をボウルに入れ、よく混ぜる。(2)(1)のボウルに薄力粉、アーモンドプードル、ココアパウダー、塩を加え、さらによく混ぜる。(3)生地をひとつにまとめ、冷蔵庫で1時間冷やす。(4)オーブンシートを敷いた天板の上に、(3)の生地をランダムにちぎって載せていく。オーブンを230℃に予熱しておく。(5)オーブンを200℃に下げ、2~3分間焼く。(6)刻んだチョコレートを耐熱ボウルに入れ、「ZITANG」の「レンジ/500W」で10~20秒ずつ様子を見ながら加熱し、かき混ぜながらチョコレートを溶かす(湯せんする場合は、刻んだチョコレートをボウルに入れ、45℃前後のお湯を入れたボウルで温めながら溶かしていく)。(7)冷やしておいたアイスの上に(5)のクランブルを載せ、(6)のチョコレートをかけたら、最後にラズベリーを飾る。  ★Point 生地を焼くときはランダムにちぎる「クランブルの生地を焼くときは、手でちぎって天板に載せていってください。ひとつひとつ形を整えるより、大小さまざまなサイズがあった方が、ゴツゴツ、ザクザクといった食感が活きてきます」(島さん)  ●お手軽テクニック① 湯せんも温度計も不要!「簡単テンパリング」テンパリングとは、45~50℃に温めて溶かしたチョコレートを25℃程度に冷やし、再び30℃程度に加熱してから冷やし固める温度調整工程のこと。口当たりや風味をよくするために行う、おいしいチョコレートスイーツづくりの基本です。チョコレートをゆっくり溶かす方法としては湯せんが一般的ですが、最近は電子レンジを活用する方も増えています。そこで、三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」のレンジ機能を使った、簡単なテンパリング方法をご紹介します(※工程は、Recipe 5「ラズベリー・チョコクランブルがけアイス」のものを参照)。「ZITANG」のレンジ機能を使うと、「温度調節がうまくできなかった」とか「チョコレートのボウルにお湯が入ってしまった」といった失敗がありません。特に初心者の方におすすめしたい方法です。http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/ (1)耐熱ボウルに刻んだチョコレートを入れる。 (2)「ZITANG」で「レンジ/500W」に設定し、ラップをかけずに10~20秒間加熱する。 (3)加熱してはかき混ぜる、という工程を何度かくり返し、チョコレートが溶けきったらOK。 ★Point チョコレートの状態を見ながら少しずつ加熱していき、かき混ぜながら溶かす溶けきらないと舌ざわりがザラザラとした仕上がりになりますし、逆に加熱しすぎるとチョコレートが焦げてしまうので、注意してください。  ●お手軽テクニック② 見た目も大切!「簡単チョコラッピング」チョコレートが完成したら、最後はラッピングにもこだわってみましょう。今回は、Recipe 2でつくった半生ガトーショコラを使った、簡単なラッピング方法をご紹介します。ラッピングの材料は、すべて100円ショップなどで購入できるものばかり。準備しやすく、誰でも手軽にかわいらしいラッピングを楽しめますよ。 材料OPP袋……1枚(30×20cm程度)透明フィルム(クッキングシートでも可)……ガトーショコラをひとつずつ包めるサイズ箱やケースなどの容器(中にカップを入れておくとチョコがズレにくくて便利)……1個リボンなど袋を縛ることができる飾り……1個 つくり方(1)袋に容器だけを入れる。両脇の余った部分をテープで留める。(2)袋内に入れた容器に、カップ、ガトーショコラを入れる。(3)袋の上部を端から静かに手繰り寄せ、リボンを結んで留める。 ★Point ガトーショコラは透明フィルムであらかじめ包んでおく「ガトーショコラは、ラッピング前に透明フィルムで包んでおくと、ココアパウダーが回りについてしまうのを防ぐことができます。おしゃれな柄のクッキングシートを使ってもいいですね」(島さん) チョコレートは、甘さ、香り、口どけ……など、いくつもの感覚を刺激し、とても幸せな気分にしてくれます。特に手づくりチョコレートは、もらった相手にとっても「自分を思ってつくってくれた」ことが感じられて、特別にうれしいものとなるでしょう。おすすめは、ママとお子さんで力を合わせて手づくりしたチョコレートを、パパにプレゼントすること。愛情や日頃の感謝の気持ちを込めてつくったチョコレートは、世界で一番おいしく感じられるはずです。 ★関連記事[glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_899/"][glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_7913/"] つくってくれた人島ともこさんアパレル業界を経て、フードコーディネーターに。現在はレストランに勤務する傍ら、マーケット出店やケータリングなど、食に関する活動を広げている。17才、12才、10才の3兄弟の母。奇をてらわない、「日々の暮らしの中の食」を大切に、食べた人が幸せになるゴハンをつくり続けている。[Instagram]@tomo_shima0328 

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2019年の恵方は東北東! 親子で楽しむ「恵方巻きレシピ」5

節分の日に、その年の吉方位=恵方を向いて食べると縁起がよい、とされている恵方巻き。願いごとを心の中で念じながら無言で食べる……という風習も、今ではすっかり定着しましたね。ちなみに、2019年の恵方は、東北東なのだとか。さてこの恵方巻き、七福神にちなみ、7種類の縁起のよい食材を入れるという説もあるようですが、具材の内容に厳密な決まりはありません。そこで今回は、冷蔵庫にある食材やなじみのおかずで手軽に楽しめて、お子さんでも食べやすい恵方巻きのレシピをご紹介します。教えてくれたのは、管理栄養士でありフードスペシャリストの清水季代さん。いずれも、ごはんの量を通常量の半分にし、お子さんや食の細い方でも1本を食べきれるようアレンジしたレシピになっています。 「手づくりの恵方巻きは、お子さん好みの形や量に調整してあげられるのがいいですよね。細巻きでつくる場合、焼きのりを縦長ではなく、横長になるようにして巻きましょう。焼きのりは、巻く前に穴を開けておくと、食べる際に噛み切りやすくなります。また、ビニール手袋をはめて作業すると、ごはんやおかずが手につかず、作業がしやすくなります。中に巻く具材を多めにつくっておけば、常備菜やお弁当のおかずとしても重宝しますよ」(清水さん) ●子どもでも食べやすい! 恵方巻きづくりの小ワザ「焼きのりに穴を開ける」      「焼きのり専用の穴あけパンチを使うと、簡単に焼きのりに穴を開けられます。穴あけパンチがない場合は、おろし器の上に焼きのりを置き、上からキッチンペーパーで押しつければOK。こうすることで、巻き寿司にして水分を含んだ焼きのりでも、歯で噛み切りやすくなります」(清水さん)アーネスト nicoキッチン パリパリ のり切り隊(1296円/税込) https://www.ar-nest.co.jp/products/a-76712/ ★関連記事:基本的な酢飯のつくり方や太巻きの巻き方は、こちらの記事を参考に! [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_7661/"]  Recipe 1乾物ベースの甘じょっぱいおふくろの味昔ながらの恵方巻き「干ししいたけやかんぴょう、高野豆腐などの乾物を甘辛く煮詰め、あなごやだし巻き卵、桜でんぶなどを加えた基本形です。ひとつひとつが縁起を担いだ食材なので、最も節分にふさわしいひと品といえます」(清水さん) ★具材の下ごしらえ太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。 ◆高野豆腐煮材料(つくりやすい分量)だし汁……400cc <調味料>砂糖……大さじ2みりん……大さじ2しょうゆ……小さじ1塩……少々 高野豆腐……2枚 つくり方(1)鍋にだし汁と<調味料>を加えて火にかける。(2)沸騰したら中火にし、高野豆腐を乾燥した状態のまま入れ、煮汁が少し残る程度まで10〜15分ほど煮る。(3)火を止め、そのまま冷めるまで置く。(4)汁気を絞り、縦6等分に切る。 ◆にんじん煮材料(つくりやすい分量)にんじん……中1本水……200cc <調味料>しょうゆ……大さじ2みりん……大さじ2 つくり方(1)にんじんは皮をむいて横半分の長さに切り、太さ1cm程度の棒状に切る。(2)鍋に水と<調味料>を入れて火にかけ、フツフツとしてきたら(1)のにんじんを入れて弱火にし、落としぶたをする。にんじんがやわらかくなるまで10〜15分ほど煮る。 ◆しいたけとかんぴょう煮材料(つくりやすい分量)干ししいたけ……3個かんぴょう……60cm <調味料>しょうゆ……大さじ1砂糖……大さじ1みりん……大さじ1酒……大さじ1/2干ししいたけの戻し汁……200cc水……100cc つくり方(1)干ししいたけは2時間ほどぬるま湯(分量外)で戻す。石づきを取り、1個を5〜6枚の薄切りにする。(2)かんぴょうは水で洗い、塩(分量外)をかけてよく揉んでから洗い流す。鍋に水(分量外)とかんぴょうを入れ、中火で15分ほどゆでてから湯切りする。(3)鍋に<調味料>と(1)の干ししいたけ、(2)のかんぴょうを加えて強火にかける。沸騰してきたら弱火にし、落としぶたをして15分ほど煮る。(4)(3)のかんぴょうを焼きのりの幅に合わせて切る。 ◆だし巻き卵材料(つくりやすい分量)卵……3個だし汁……大さじ1と1/2片栗粉……小さじ1砂糖……大さじ1/2しょうゆ……小さじ1油……小さじ1 つくり方(1)卵をボウルに割りほぐす。(2)常温以下にしただし汁に片栗粉を加えてよく混ぜ、(1)の卵液と合わせて混ぜる。砂糖、しょうゆを加えてさらに混ぜる。(3)卵焼器に油を引いて強火にかけ、しっかりと温まったら(2)の卵液の1/3量を流し入れて全体に広げる。表面がうっすらと固まってきたら、卵焼き器の奥から1/3くらいを手前に折り、ひと呼吸おいてから、さらに手前へ半分に折る。同様に、1/3量の卵液を2回に分けて加え、だし巻き卵を焼く。 ★仕上げそれぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。 材料(1本分)焼きのり……1枚酢飯……130gあなご(うなぎでも代用可)……長さ15cm×2本高野豆腐煮……2〜3本にんじん煮……2本しいたけ煮……干ししいたけ1個分かんぴょう煮……30gきゅうり……1/3本(上下先端を切り落とし、長辺に6等分したものを2本)だし巻き卵……1/4本桜でんぶ……適量 つくり方(1)巻きすの上に焼きのりを縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに、あなご、高野豆腐煮、にんじん煮、しいたけ煮、かんぴょう煮、きゅうり、だし巻き卵の順に横一列に重ねていき、最後に桜でんぶを載せる。(3)巻きすで巻けば完成。 ★Point 干ししいたけとかんぴょうを同時に煮る「干ししいたけとかんぴょうは色が似ているので、いっしょに煮ます。時短になる上、それぞれのうま味が合わさり、深みのある味わいになりますよ」(清水さん) 【次のページは】サバ缶のマヨサラダや、牛しぐれ煮を使った恵方巻きレシピ!Recipe 2サバ缶を使ったサラダ感覚の巻き寿司サバマヨサラダの恵方巻き「サバ缶にマヨネーズを合わせたものに、きゅうりやにんじん、ボイルエビを加えた、お子さんでも食べやすいマイルドな味わいのサラダ巻きです。サバ缶をツナ缶やカニカマに代えてもおいしいですよ」(清水さん) ★下ごしらえ太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。 ◆サバマヨ材料(つくりやすい分量)サバ缶……1缶マヨネーズ……大さじ1 つくり方(1)サバ缶はザルに上げ、水気をよく切る。(2)サバの身を箸でほぐしながら、マヨネーズと和える。 ◆きゅうりの細切り材料(つくりやすい分量)きゅうり……1本塩……適量 つくり方(1)きゅうりに塩を振って手でよくこすり、水で洗い流す。(2)(1)を斜めに薄くスライスし、千切りにする。 ◆にんじんラペ材料(つくりやすい分量)にんじん……1/2本 <調味料>砂糖……小さじ1/2レモンまたは酢……大さじ1オリーブオイル……大さじ1塩……小さじ1/3クミン……少々 つくり方(1)にんじんは皮をむいて長さ5cmほどに切り、1〜2mm幅の板状に切って千切りにする。(2)ボウルに<調味料>を入れてよく混ぜ、(1)のにんじんを加えて和える。(3)冷蔵庫で1時間以上寝かせて味をなじませる。 ◆ボイルエビ材料(つくりやすい分量)冷凍小エビ……15〜20匹片栗粉……大さじ1水……500cc酒……大さじ1塩……大さじ1/2 つくり方(1)冷凍小エビは海水とほぼ同じ3%の塩水(分量外。目安としては、水250ccの場合、塩大さじ1/2)に30分ほど浸して解凍する。(2)(1)をザルに上げて水気を切った後、ボウルに入れる。片栗粉を加えて軽く揉みこみ、洗い流す。(3)鍋に水、酒、塩を入れて沸騰させ、(2)の冷凍小エビを入れて火を止める。ふたをして余熱で5〜6分ほど火をとおす。 ◆だし巻き卵Recipe 1の下ごしらえを参照 ★仕上げそれぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。 材料(1本分)焼きのり……1枚酢飯……130gサバマヨ……30gきゅうりの細切り……1/3本分にんじんラペ……30gボイルエビ……5〜6匹だし巻き卵……1/4本大葉……2〜3枚白ごま……適量 つくり方(1)巻きすの上に焼きのりを縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに大葉を横に並べて置き、サバマヨ、きゅうりの細切り、にんじんラペ、ボイルエビ、だし巻き卵の順に横一列に重ねていき、最後に白ごまを振りかける。(3)巻きすで巻けば完成。 ★Point だし巻き卵に片栗粉を加えてふわふわに仕上げる「だし巻き卵に水溶き片栗粉を加えることで、多めのだし汁を加えても形よく仕上がります。冷めてもふんわりとした食感で、具材の中で黄色が引き立った、彩りのよいサラダ巻きになりますよ。Recipe 1のだし巻き卵にも活用できます」(清水さん)   Recipe 3すき焼きのような味わいで食が進む!牛しぐれの恵方巻き「甘辛く煮詰めた牛肉とだし巻き卵、ごぼうやにんじんの根菜煮が入った、食べごたえのあるひと品です。ピリッと効いた紅しょうがは後味をスッキリさせてくれますが、お子さん向けには紅しょうがを抜いて巻いてあげるといいでしょう」(清水さん) ★下ごしらえ太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。 ◆牛しぐれ材料(つくりやすい分量)ごぼう……80gしょうがのスライス……1片分 <調味料>しょうゆ……大さじ1と1/2みりん……大さじ1と1/2砂糖……大さじ1酒……大さじ4 水……60cc牛細切れ肉……300g つくり方(1)ごぼうはよく洗い、タワシまたは包丁の背で皮をこそげとる。5mm幅程度の斜め薄切りにして耐熱容器に入れ、ひたひたになるまで水を加えて600Wの電子レンジで3分加熱する。(2)鍋にしょうがのスライス、<調味料>、水、牛細切れ肉、(1)のごぼうを加えて中火にかける。(3)フツフツしてきたら弱火にしてふたをし、15分ほど煮る。最後は強火にしてかき混ぜながら、煮汁がなくなるまで煮詰める。 ◆にんじん煮Recipe 1の下ごしらえを参照 ◆えのきのつくだ煮材料(つくりやすい分量)えのき……1袋(約100g)しょうゆ……大さじ1みりん……大さじ1 つくり方(1)えのきは2〜3cmのざく切りにする。(2)鍋にしょうゆ、みりん、(1)のえのきを入れて弱火にかける。フツフツとしてきたら2〜3回かき混ぜながら、5分ほど煮る。 ◆だし巻き卵Recipe 1の下ごしらえを参照 ★仕上げそれぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。 材料(1本分)焼きのり……1枚酢飯……130g牛しぐれ……60gにんじん煮……30gえのきのつくだ煮……30g絹さやの塩ゆで……細切りにしたもの4枚だし巻き卵……1/4本紅しょうが……適量 つくり方(1)巻きすの上に焼きのりを縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに牛しぐれ、にんじん煮、えのきのつくだ煮、絹さやの塩ゆで、だし巻き卵の順に横一列に重ねていき、最後に紅しょうがを載せる。(3)巻きすで巻けば完成。 ★Point 野菜の下ゆでに電子レンジで活用する「牛しぐれをつくる際、火のとおりにくいごぼうを、あらかじめ電子レンジ加熱でやわらかくしておくと、牛細切れ肉と合わせて加熱調理する時間を短縮できます。絹さやは、ヘタとすじを取り除いて耐熱皿に並べ、塩少々(分量外)を振って600Wの電子レンジで30秒加熱しましょう」(清水さん)  【次のページは】アボカド肉巻き&お稲荷風の恵方巻きレシピRecipe 4とろりとしたアボカドと豚肉の相性がバッチリ!アボカド肉巻き入りの恵方巻き「アボカドの肉巻き、にんじんラペ、薄焼き卵に、レタス、きゅうりを加え、マヨネーズで仕上げました。野菜がたっぷり入っていて、栄養バランスのよい洋風の味つけです。色鮮やかな断面と、とろける食感、甘酸っぱい味わいなので、お子さんでも飽きずに食べてくれることでしょう」(清水さん) ★下ごしらえ太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。 ◆薄焼き卵材料(つくりやすい分量)卵……1個砂糖……小さじ1/2塩……少々油……小さじ1 つくり方(1)ボウルに卵を割りほぐし、砂糖と塩を加えてよく混ぜる。(2)卵焼き器に油を引いて中火にかけ、(1)の卵液の1/2量を流し入れ、全体に広げる。(3)(2)の表面が固まってきたら裏返して数秒焼き、ザルを裏返した上に置いて冷ます。同様に、残りの1/2量の卵液も焼く。(4)それぞれを2等分に切る。 ◆にんじんラペRecipe 2の下ごしらえを参照 ◆きゅうりの細切りRecipe 2の下ごしらえを参照 ◆アボカドの肉巻き材料(つくりやすい分量)豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)……10枚酒……大さじ1塩……少々コショウ……少々アボカド……1個小麦粉……適量 <甘酢だれ>酢……小さじ1しょうゆ……小さじ2砂糖……小さじ2酒……小さじ1 つくり方(1)豚薄切り肉に酒、塩、コショウを振りかけてしばらく置く。(2)アボカドは縦半分に切って種と皮を取り除き、半分のアボカドをそれぞれ縦5等分の薄切りにする。(3)薄切りにしたアボカド1枚に豚薄切り肉を巻きつける。これを10個つくる。小麦粉を全体に振りかける。(4)フライパンに(3)を並べて中火にかけ、上下返しながら5分ほど焼き、<甘酢だれ>を加えて全体にからめながらひと煮立ちさせる。 ★仕上げそれぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。 材料(1本分)焼きのり……1枚酢飯……130gレタス……1枚薄焼き卵……1枚にんじんラペ……30gきゅうりの細切り……30gアボカド肉巻き……2〜3本マヨネーズ……適量 つくり方(1)巻きすの上に焼きのりを縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに、水気を拭き取ったレタスを、酢飯の上に収まる大きさにちぎって並べる。その上に薄焼き卵、にんじんラペ、きゅうりの細切りの順に横一列に重ねていき、アボカド肉巻きを2〜3個並べ、最後にマヨネーズを全体にかける。(3)巻きすで巻けば完成。 ★Point アボカド肉巻きが中央へくるように巻く「アボカド肉巻きを最後に載せ、指で軽く押さえながら巻いていきましょう。こうすることで、中心部分にアボカド肉巻きがうまく入ります。レタスや薄焼き卵で花びらのようにアボカド肉巻きを囲むと、見栄えよく仕上がります」(清水さん)   Recipe 5定番常備菜がお祝い膳に変身!稲荷の恵方巻き「ひじきや切り干し大根の煮物、きんぴらごぼう、ほうれん草のおひたしなど、和食の常備菜を具材にし、焼きのりの代わりに油揚げ煮で巻きました。甘じょっぱい油揚げで巻くだけで、ごちそう感が高まります。“お稲荷さん”好きのお子さんたちにおすすめのメニューです。お子さん向けには、しば漬けを抜いてつくってあげてください」(清水さん) ★下ごしらえ太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。 ◆油揚げ煮材料(つくりやすい分量)油揚げ……2枚水……2カップ砂糖……大さじ1しょうゆ……大さじ1 つくり方(1)油揚げは湯どおしし、油揚げの上から菜箸や麺棒などで、ころころと2往復ほど転がして湯を切る。長辺の1辺と、短辺の2辺を切り落とし、手でゆっくりと丁寧に開く。(2)鍋に水、砂糖、しょうゆと(1)の油揚げを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にし、ふたをして20分ほど煮る。(3)火を消して冷めるまでそのまま置き、冷めたら油揚げが破れないよう、ゆっくりと汁気を絞る。 ◆ひじき煮材料(つくりやすい分量)乾燥ひじき……30gにんじん……1/3本油……適量 <調味料>しょうゆ……大さじ1と1/3みりん……大さじ1と1/3酒……大さじ1水……大さじ2 ごま油……小さじ1白ごま……適量 つくり方(1)乾燥ひじきはたっぷりの水(分量外)に30分ほど浸けて戻す。長ひじきを使用する場合は、1〜2cmの長さに切る。(2)にんじんは1〜2cmほどの長さの千切りにする。(3)フライパンに油を引いて中火にかけ、(1)で戻した乾燥ひじきと(2)のにんじんを加えて2分ほど炒める。(3)<調味料>を加えて弱火にし、ふたをして4分ほど煮る。(4)ふたを開けて強火にし、煮汁を飛ばす。(5)仕上げにごま油と白ごまを加え、軽く混ぜて火を止める。  ◆切り干し大根煮材料(つくりやすい分量)切り干し大根……30gにんじん……1/3本 <調味料>しょうゆ……大さじ1と1/3みりん……大さじ1と1/3酒……大さじ1水……大さじ2 ごま油……小さじ1白ごま……適量 つくり方(1)切り干し大根はひたひたになる程度の水に15分ほど浸け、戻す。(2)にんじんは1〜2cmほどの長さに千切りする。(3)鍋に、水切りした(1)の切り干し大根と(2)のにんじん、<調味料>を加えてふたをし、中火で10〜15分ほど煮る。 ◆きんぴらごぼう材料(つくりやすい分量)ごぼう……1本にんじん……1/3本ごま油……大さじ1酒……大さじ2みりん……大さじ1砂糖……大さじ1しょうゆ……大さじ1白ごま……適量 つくり方(1)ごぼうはよく洗い、タワシまたは包丁の背で皮をこそげとる。2〜3等分に切り、斜め薄切りにしてから千切りにする。水(分量外)に5分ほどさらしてアクをぬく。(2)にんじんは(1)のごぼうと同じくらいの大きさになるよう、千切りにする。(3)フライパンにごま油を引いて中火にかけ、(1)のごぼうと(2)のにんじんを加え、しんなりするまで5分ほど炒める。(4)(3)に酒を加えて軽く混ぜる。次に、みりん、砂糖、しょうゆの順に加えていく。(5)汁気がなくなるまで炒めたら火を止め、全体に白ごまを振る。 ◆だし巻き卵Recipe1の下ごしらえを参照 ◆ほうれん草のおひたし材料(つくりやすい分量)塩……少々ほうれん草……1束だし汁……100ccしょうゆ……小さじ2 つくり方(1)鍋にたっぷりの湯(分量外、1L程度)を沸かし、塩を加えてほうれん草を2分ほどゆでる。(2)(1)のほうれん草をザルに上げて冷水にさらし、色どめをしてから水気をよく絞る。(3)ボウルにだし汁としょうゆを加えて混ぜ合わせ、(2)のほうれん草を加えて10分以上置き、味をなじませる。(4)(3)の汁気をよく絞り、3cmの長さに切る。  ★仕上げそれぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。 材料(1本分)油揚げ煮……1枚酢飯……110gだし巻き卵……1/4本ひじき煮……15g切り干し大根煮……15gきんぴらごぼう……10gほうれん草のおひたし……15gあみのつくだ煮……少々柴漬け……10g つくり方(1)巻きすの上に汁気をしぼった油揚げ煮を縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに、だし巻き卵、ひじき煮、切り干し大根煮、きんぴらごぼう、ほうれん草のおひたし、あみのつくだ煮、水気を切って細かく刻んだしば漬けの順に横一列に重ねていく。(3)巻きすで巻けば完成。 ★Point 油揚げはゆっくりと開く「油揚げを開くときは、湯どおし後、菜箸や麺棒を2往復くらい転がしてからゆっくり開くと、手でもきれいに開けます。煮つけた後は油揚げが破れやすくいため、開くのが困難になります。油揚げを開く作業は、火にかける前に行う方がスムーズです。恵方巻きとして1本丸ごと食べる場合は、崩れやすいので、巻きすで巻いた後はラップで包んでおき、ラップをはがしながら食べるのがおすすめです」(清水さん) ★恵方巻きといっしょに食べたい栄養バランス抜群のおかずとは?具材を変えるだけで、さまざまな味わいを楽しめる恵方巻き。今回は、酢飯の量を少なめにしたので、パパや育ち盛りのお子さんには、2本くらい用意してあげてもよさそうです。また、恵方巻きといっしょに食べるおかずの栄養素にも注目しましょう。「恵方巻きの具材は、砂糖やしょうゆで甘辛く煮たものが多く、さらに酢飯がメインなので、糖質や塩分が高くなりがちです。夕食として食べる場合には、副菜に豚肉や魚など、糖質代謝を助けるとされるビタミンB1を多く含むものを用意しましょう。酢飯に使うごはんを玄米や胚芽米にするだけでも、ビタミンB1を摂取することができますよ。塩分を排出するカリウムを含んだ根菜類や、ビタミンCを多く含む緑黄色野菜も補えるといいですね。例えば、かぶとほうれん草のみそ汁などは、手軽につくれるのでおすすめです。また、鉄分やカルシウムなどのミネラルを補うために、わかめと雑魚のサラダ、小松菜と厚揚げの煮びたしなどを加えると、栄養バランス良い献立になります」(清水さん) 親子で手づくりすれば、節分は、楽しみと達成感のある行事になり、これまで以上に恵方巻きのご利益が高まりそうです。好みの具材で太巻きをつくり、願いごとに集中して黙々と味わうひとときは、思い出のひとコマになりそう。ぜひ、ご家族いっしょに恵方巻きをつくり、おいしく1本を食べきってください。 つくってくれた人清水季代さん 管理栄養士、フードスペシャリスト/2歳の男の子のママ。都内の保育園に勤務の後、独立。食育キッチン「せたがやはらぺこだん」代表。栄養バランスがよく、こどもが食べたくなるレシピを得意とし、食育を目的とした親子料理教室、栄養・献立相談、レシピ開発等を行っている。 [HP] https://www.setagayaharapekodan.com [Facebook] https://www.facebook.com/setagayaharapekodan/ 

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余っても二度楽しめる! 簡単「おせちリメイクレシピ」5選

1年の始まりに、家族や親戚と食べるごちそう「おせち料理」。縁起が良いとされる食材や、験(げん)をかついだ料理を食べ、1年の幸せを願う日本の素晴らしい風習です。保存のきく料理が中心なので、たくさんつくったり買ったりしますが、正月三が日を過ぎると、子どもが苦手な料理は、「違う味つけのものが食べたくなった」「余ってしまった」なんてこと、ありますよね。 そこで今回は、料理研究家・髙橋千帆さんに、おせちの残りを使ってつくるリメイクレシピを教えてもらいました。ベースとなるのは、いずれも馴染みのあるメニューで、手軽なものばかり。お正月の外出で疲れていても、負担なくつくることができます。おこわやスパゲティなどの主食系から、ふりかけやスイーツまで、充実のアレンジレシピをご紹介します。     Recipe 1 多彩な食材の食感と味を楽しめる 筑前煮でもっちり台湾風おこわ 「台湾に、油飯(ヨウファン)というしょうゆ味のおこわがあります。今回はそれをイメージし、筑前煮と干しエビを使って簡単おこわをつくりました。筑前煮にはしっかり味が染み込んでいるので、下ごしらえがいらないのがポイントです。もし、筑前煮の具材が少ない場合は、うずらの卵を加えて炊くと、食べごたえが出ますよ」(髙橋さん)   ◆アレンジするおせち料理「筑前煮」 もともと、九州・筑前地方の郷土料理を指しますが、いまでは野菜と肉を使い、油で炒めてから煮たものを、総称して筑前煮と呼ぶことが多くなりました。穴のあいたれんこんは「先を見とおす」、子芋がたくさんつく里芋は「子孫繁栄」など、縁起のいい食材をたくさん使ってつくります。また、根菜やしいたけ、こんにゃく、鶏肉など、さまざまな食材をひとつの鍋で煮ることから「家族が仲よく末永く繁栄するように」との願いも込められています。     材料(3~4人分) もち米……1合 白米……1合 干しエビ……10g お湯……100cc 筑前煮……約200g   しょうがのしぼり汁……小さじ2 オイスターソース……小さじ2 太白ごま油……小さじ1/3 水……2合分(220~230cc)   塩……ひとつまみ コショウ……少々 鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ2~3弱 うずらの卵(水煮)や甘栗など……適量(お好みで)     つくり方 (1)もち米と白米はそれぞれ洗い、たっぷりの水に1時間ほど浸しておく。 (2)干しエビは、お湯に10分ほどつけて戻す。干しエビの戻し汁は捨てずにとっておく。 (3)筑前煮の具を、1cm角くらいに小さく切る。 (4)炊飯器に、(1)の水を切ったもち米と白米、(2)の干しエビのもどし汁、しょうがのしぼり汁、オイスターソース、太白ごま油を入れ、2合の目盛まで水を加え、軽く混ぜる。 (5)(4)に(2)の干しエビ、(3)の筑前煮、塩、コショウ、鶏ガラスープの素、うずらの卵を加え、普段どおり炊く。     ★Point もち米はたっぷりの水に1時間ほど浸す 「もち米の魅力である、もちもちとした食感を引き出すには、しっかり浸水させることが大切です。浸水させる時間が短いと、芯が残ってしまいおいしくありません。また、もち米は手早く洗わないと、ぬかの溶けた水を吸ってしまうため、お米ともち米は別々に洗ってください」(髙橋さん)     Recipe 2 味がしっかりした昆布をプラスしてうまみをプラス 昆布巻きとあさりのスパゲティ 「昆布巻きとあさりのうまみを凝縮させたひと品です。昆布は開いて角切りにし、オイルとにんにくでペペロンチーノのようにして炒めていきます。お子さんが食べやすいよう、あさりや昆布のうまみ、しょうゆをベースに仕上げています。大人向けであれば、昆布を炒める際に唐辛子を入れ、ピリッと味にアクセントをつけるのもいいでしょう」(髙橋さん)   ◆アレンジするおせち料理「昆布巻き」 昆布の中央をかんぴょうで巻いて煮たもの。「昆布(こぶ)」を「よろこぶ」という言葉にかけ、おせち料理だけでなく、正月の鏡飾りにも用いられます。「一家繁栄」の願いが込められています。     材料(2人分) 水……3L 塩(スパゲティをゆでる際に使うもの)……大さじ2 スパゲティ……180g   にんにく……1片 昆布巻き……2個(ほどいて12×9cm分) あさり(砂抜きしたもの)……250g 白ワイン(料理用または辛口)……100cc オリーブオイル……大さじ5 塩(昆布を炒める際に使うもの)……小さじ1 スパゲティのゆで汁……おたま2杯分(適宜) しょうゆ……小さじ2   塩(仕上げ用)……適宜 刻みねぎ……お好みで 細切りしょうが……お好みで     つくり方 (1)大きな鍋に水と塩を加え、火にかける。沸騰したら、スパゲティをパッケージの表示より1分間短くゆでる。スパゲティのゆで汁は後ほど使うので、捨てずにとっておく。 (2)にんにくは、縦半分に切ってから芯を取り、みじん切りにする。昆布巻きはかんぴょうを取り、昆布をほどいて広げ、1cmの角切りにする。 (3)フライパンにあさり、白ワインを入れ、ふたをして強火で蒸し煮にする。殻が開いたらすぐに火を止め、蒸し汁ごと皿にとる。 (4)(3)のフライパンにオリーブオイル、にんにく、昆布、塩を入れる。弱火にかけ、にんにくと昆布にじっくり火をとおす。 (5)(4)のにんにくがきつね色になってきたら、(3)のあさりと蒸し汁を戻し入れ、(1)でとっておいたスパゲティのゆで汁を加えて強火にかける。ふたをして1分ほど煮立たせる。 (6)しょうゆを加えて混ぜる。さらに、ゆでたてのスパゲティを加え、よく混ぜ合わせて塩で味を調える。 (7)器に盛りつけ、お好みで刻みねぎやしょうがを散らす。     ★Point あさりはしっかり蒸して、うまみを引き出す 「まず、白ワインであさりを蒸し煮にします。殻が開いたら、身が固くなるのを防ぐため、すぐ火を止めます。そして、じっくり火をとおした昆布と合わせ、さらに強火で蒸し煮にします。このとき、アルコール分も完全に飛ばしましょう。そうすることで、あさりと昆布のうまみを最大限引き出すことができます。蒸し煮で使う白ワインはスパゲティの味を左右するので、辛口のものを使うのがおすすめです」(髙橋さん)     Recipe 3 子どもも大人も、おかわりが止まらない! ごはんがすすむ、ごまめふりかけ2種 「ごまめを砕いて細かくしたものに、味つけをしたふりかけです。子ども向けには、サクサクした食感を楽しめる『甘辛お魚ふりかけ』がおすすめ。カルシウムをたっぷりとれるので、育ち盛りのお子さんにピッタリです。大人が食べる際は、一味唐辛子を加えるといいでしょう。そして、大人向けには『ごまめしょうが』を。こちらはしっとりしていて、しょうががたっぷり入ったピリッとした味つけです。しょうがはからだを温める効果があるとされるので、冬は積極的に食べたい食材ですね」(髙橋さん)   ◆アレンジするおせち料理「ごまめ」 「田づくり」とも呼ばれる、カタクチイワシの稚魚の素干しや、それに味つけを施したものです。昔は、カタクチイワシを田んぼの肥料に使っていたことから、「五穀豊穣」の願いが込められています。   【甘辛お魚ふりかけ】 材料(つくりやすい分量) ごまめ……30g 白ごま(すりごま)……5g 岩塩など……小さじ1/4~1/3(適宜) かつおぶし……2g ※ごまめの味の濃さによって、塩分量を調整する必要があります。岩塩は少しずつ入れて、味見をしながら必要に応じて足してください。 ※水分を飛ばすため、ビンなどの密封容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど保存できますが、ごまめの賞味期限内に食べきることをおすすめします。   つくり方 (1)ごまめをフードプロセッサーでお好みの細かさにする。 (2)天板にオーブンシートを敷き、細かくしたごまめを広げ、600Wの電子レンジで40秒間加熱する。 (3)フライパンに(2)のごまめ、白ごま、岩塩を入れ、弱火~中火にかける。木べらで、ごまめをパラパラにほぐす。 (4)白ごまがほんのりきつね色になり、いい香りがしてきたら、火を止めてかつおぶしを加える。 (5)全体を混ぜ、バットなどにあげて、あら熱を取る。     ★Point ごまめを細かくしてから電子レンジにかけ、水分を飛ばす 「ごまめを細かくするのは、フードプロセッサーや包丁など、なんでもOKです。私は、キッチンバサミでザクザク切っています。フードプロセッサーを使う場合、細かくし過ぎると、ねっとりとおだんご状に固まってしまうのでご注意を。2mm前後まで細かくなったら、電子レンジで水分を飛ばし、サクサクした食感にしていきます」(髙橋さん)     【ごまめしょうが】 材料(つくりやすい分量) ごまめ……20g しょうが……18g   レモン汁……小さじ1 水……小さじ1 チキンスープの素(顆粒)……小さじ1/2 きび砂糖……1/4   太白ごま油……小さじ1 塩……適宜 ※清潔な容器であれば、冷蔵庫で2~3日間保存できますが、ごまめの賞味期限内に食べきるようにしましょう。   つくり方 (1)ごまめは細かくし過ぎると、ねっとり固まってしまうので、あらみじん切りにする。しょうがはできるだけ細かくしたいので、フードプロセッサーを使うか、包丁で細かくみじん切りにする。 (2)天板にオーブンシートを敷き、細かくしたごまめを広げ、600Wの電子レンジで40秒間加熱する。 (3)耐熱皿に(1)のしょうが、レモン汁、水、チキンスープの素、きび砂糖を入れる。ラップをかけたら、しょうがを柔らかくするために、600Wの電子レンジで1分~1分半加熱する。 (4)(3)に太白ごま油、塩を加えて混ぜ合わせ、(2)のごまめと合わせる。   【次のページは】おせち料理でスイーツも!     Recipe 4 表面サクサクのスコーンに黒豆のふっくら感が好相性! 黒豆とパルメザンチーズのスコーン 「バターを使わず、太白ごま油を使ってつくるスコーンです。コーヒーや紅茶といっしょにおやつとしていただけるだけでなく、お腹にたまるので朝食にもおすすめです。今回は、生地を伸ばした後、包丁で切って形づくりましたが、ふんわりとまとめて焼いてもおいしく仕上がるので、冬休み中のお子さんに生地をまとめるお手伝いをしてもらってもいいですね! その際、使い捨ての手袋を使うと、生地が手につかないので便利です」(髙橋さん)   ◆アレンジするおせち料理「黒豆」 黒豆をしょうゆや砂糖などで味つけし、煮たものです。「まめ(健康)に過ごせるように」、「まめに働けるように」との願いが込められています。   材料(6個分) 黒豆(煮豆)……30g 強力粉……100g パルメザンチーズ……18g ベーキングパウダー……小さじ1.5 きび砂糖……大さじ1.5 太白ごま油(または菜種油)……大さじ2 卵(生地をつくるときに使うもの)……Mサイズ4/5個 牛乳……大さじ2   ツヤだし用溶き卵……1/5個分(生地をつくるときに使った分の残り)   ※チーズが入っているので、スコーンをつくった翌日、もしくは、黒豆の賞味期限内のいずれか短いうちに食べきってください。常温で1日以上経つと、チーズの油分が溶け出してべっとりしてしまう恐れがあるので、冷蔵庫に保存し、食べるときはトースターで軽く温めるといいでしょう。   つくり方 (1)黒豆の汁気を切る。オーブンを180℃に余熱しておく。 (2)ボウルに強力粉、パルメザンチーズ、ベーキングパウダー、きび砂糖を入れ、手で2、3回かき混ぜる。 (3)別の小さめのボウル(または容器)に太白ごま油、卵、牛乳を入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。とろみが出て少し泡立つような状態まで混ぜて、油と牛乳を乳化させる。 (4)(2)の中央を凹ませ、(3)を加えて泡だて器で軽く混ぜる。一部に粉っぽさが残りながらも少しまとまってきたら、黒豆を加え、優しく手でひとまとめにする。生地がまとまりにくいようであれば、牛乳を少し(分量外)足してまとめる。 (5)調理台などにオーブンシートを敷いて(4)を載せ、手で優しく横長に伸ばして半分に切り、切った片方をもう片方に重ねる。これを2~3回くり返す。さらに生地を横長に伸ばし、包丁で6等分に切る。ツヤ出し用溶き卵を生地の表面に塗る。 (6)オーブンシートを敷いた天板に生地を均等に載せ、180℃に余熱したオーブンで20~25分間焼く。   ★Point 油と水分をしっかり混ぜ合わせておく 「太白ごま油と牛乳をしっかり混ぜて乳化させます。ここを丁寧にやるか、適当に終わらせてしまうか次第で、スコーンの食感が大きく左右されるので注意しましょう。とろみが出て、少し泡立つような状態になったら、乳化の完了サイン。なめらかな生地ができますよ」(髙橋さん)       Recipe 5 寒い日に暖かい部屋で食べたい、甘さひかえめのアイスクリーム 栗きんとんのクルフィ 「インドで愛されている『クルフィ』というスパイシーなアイスクリームを、栗きんとんを使ってつくりました。栗きんとんは甘いので、基本的には砂糖を足さず、少ない材料でつくることができます。アイスを流し入れる型は、冷凍対応のカップや製氷皿など、なんでもOK。バットに流して固め、お好みの形にカットして盛りつけると楽しいですよ!」(髙橋さん)     ◆アレンジするおせち「栗きんとん」 水や砂糖、さつまいもなどを使った粘り気のある餡(あん)に、栗を合わせたもの。栗きんとんの金色の色合いは小判や金塊に例えられ、「商売繁盛」や「金運上昇」などの願いが込められています。 ※栗きんとんは、ものによって甘さが異なりますので、材料を煮詰めたら一度、味見をしてください。甘さが足りなければ、栗きんとんや砂糖(練乳でも可)を適宜加え、味を調えましょう。     材料(4個分) 栗きんとん……60g 成分無調整牛乳……500ml カルダモンパウダー……小さじ1/6(お子さん向けには抜いても可) ピスタチオ……スライスまたは砕いたものを適量(お好みで)     つくり方 (1)栗きんとんを包丁などで砕いておく。 (2)鍋に牛乳と(1)を入れ、中火~強火にかける。沸騰したら弱火にし、木べらでかき混ぜながら2/3~半分の量になるまで煮詰める。 (3)(2)にカルダモンパウダーを加えて混ぜ合わせ、冷ましてあら熱をとる。 (4)(3)を型の8分目まで流し込み、アルミホイルなどでふたをしてから、冷凍庫で4時間ほど冷やし固める。 (5)固まったら型から取り出し、ピスタチオをまぶす。   ★Point 牛乳は焦がさないように混ぜながら煮詰める 「牛乳は沸騰すると吹きこぼれやすくなるので、大きな鍋を使ってください。焦がさないように木べらで混ぜながら煮詰めましょう」(髙橋さん)     おせち料理は家庭によって、こだわりのお店で購入したもの、自分たちで頑張ってつくったもの、お母さんやおばあちゃんが持たせてくれたもの……とさまざま。余ってしまったり、食べ飽きてしまったりしたときは、リメイクレシピで最後までおいしく食べ切ってくださいね。   ★関連記事はこちら [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_597/"] [glink url="http://www.nikuine-press.com/trial/post_5875/"]   つくってくれた人 髙橋千帆さん   料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。 [Instagram] @this_is_chihotakahashi  

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夕食前の「お腹空いた〜」対策に! トースターでつくる「つなぎごはん」レシピ

「そろそろ夕飯の支度を始めようかな」という時間。不意に子どもたちが「お腹空いた〜」と騒ぎ始めると、困ってしまうものです。もうすぐ夕飯の時間だからおやつはあげたくないし、子どもの“ハラヘリ”コールは止まらないけど、まだ夕飯の準備は整っていない……。そんなときにつくってあげたいのが、野菜をメインとした「つなぎごはん」です。オーブントースターで焼くだけでつくれて小腹を満たしてくれる上に、栄養バランスも抜群! 今回、そんなレシピを考えてくれたのは、野菜が大好きでヴィーガンについてもくわしい料理ライターの吉川愛歩さん。素材の味を活かして調味料を極力使わず、子どもたちが野菜をおいしく食べられるレシピを紹介します。  Recipe 1きな粉とかぼちゃの自然な甘さで何個でも食べたくなるかぼちゃだんご「おやつらしい見た目ですが、砂糖を使わず、かぼちゃの自然な甘みだけで仕上げているので、夕飯前でも安心して食べさせられます。かぼちゃに白玉粉を混ぜることで、ポンデケージョのような、もっちりとしながらも軽さのあるおだんごに仕上がり、空腹をしのいでくれます。トーストするとだんごが少し膨らむので、網の上に置くときは、間隔を開けるようにしましょう」(吉川さん) 材料(だんご15〜20個分)かぼちゃ……150g白玉粉……30g水……大さじ4きな粉……適量  つくり方(1)かぼちゃは皮ごとひと口大に切って耐熱皿に入れ、ラップをして700Wのレンジで2分30秒加熱する。(2)ボウルに白玉粉と水を入れてかき混ぜ、白玉粉のダマを指でつぶして溶かす。(3)(1)のあら熱が取れたらざっくりと手でつぶし、(2)と混ぜてだんごの形に丸める。(4)オーブントースターにて、1200W(三菱オーブントースター「BO-S7」の場合は「強」)で10分焼く。(5)きな粉を入れておいたボウルに焼き上がった(4)を入れ、全体にきな粉がつくよう、だんごを転がしなからまぶす。 ★Point あらくつぶしたかぼちゃは“切れちゃう瞬冷凍”で保存「三菱冷蔵庫の一部機種には、マイナス7℃で凍らせる、チルドルームと冷凍庫の間の温度帯“切れちゃう瞬冷凍”機能を備えた部屋があります。手であらくつぶしておいたかぼちゃをそこに入れておくと、カチカチに凍らず、いつでも使いたい分量だけ、スプーンですくい取ることができて便利です。また、長期の保存には冷凍するのが便利。冷凍保存しておけば、かぼちゃだんごだけでなく、豆乳でのばしてスープにしたり、小麦粉と混ぜておやきにしたりと、使いみちが広がって重宝します。また、かぼちゃは実よりも栄養価の高い、皮の部分をいっしょに使うのがポイントです」(吉川さん) ★かぼちゃを使ったそのほかのレシピ [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_5969/2/#anc01"]  Recipe 2トースターで10分焼くだけで完成!野菜の焼きプリン「子どもたちが大好きな、甘い卵焼きを思わせる味つけです。卵と豆乳だけなのにふっくらと膨み、ボリュームのあるおやつに仕上がります。また、忙しいときの朝ごはんにも最適。今回はおやつ感を演出するために砂糖を少し加えていますが、朝食時に食べるなら、砂糖の代わりに小さじ1の塩を入れ、おかず風の味つけにしてみてください。残っている野菜や余ったおかずなど、冷蔵庫にあるものを入れて手軽につくれます」(吉川さん) 材料(直径10cmのココット皿2個分)ミニトマト……2個ソーセージ……2本オクラ……2本にんじん(スライスしたもの)……4枚卵……2個無調整豆乳……150ml砂糖……大さじ1 つくり方(1)ミニトマトは半分に、ソーセージとオクラは2mmほどにスライスしておく。(2)ボウルに卵、豆乳、砂糖を入れてよく混ぜる。(3)耐熱ココット皿に(1)入れてから、(2)の卵液を注ぐ。(4)耐熱ココット皿をオーブントースターの網に載せ、1200W(三菱オーブントースター「BO-S7」の場合は「強」)で10分焼く。 ★Point お皿ごと網の上で焼く「三菱電機のオーブントースター『BO-S7』の庫内は、4枚の食パンを同時に焼けるほど広いので、大きめのココット皿でもふたつ同時に焼くことができて便利です。お皿のふちに茶色く焼き色がつき、中央から盛り上がって膨らんできた頃が、焼き上がりの目安。中心部を楊枝で刺して卵液がついてこなければ、しっかりと火がとおっている合図です」(吉川さん) 【次のページは】まだまだたくさん!珍しい野菜たちのレシピをご紹介! Recipe 3スナック感覚で野菜を摂れるフライド風野菜スティック「スティック状にした野菜に片栗粉をまぶして焼くだけのシンプルメニューなので、焼いた後の味つけにバリエーションを加えました。野菜スティックは太めにカットすることで、野菜の歯ごたえがしっかり感じられ、満腹感につながります。お子さんには、メープルシロップを添えると喜んで食べてくれることでしょう。カレーパウダーやクミンをまぶすと大人のおつまみにもなって、ついつい手が伸びてしまいます」(吉川さん)  材料(つくりやすい分量)大根……1/4本にんじん……1/2本片栗粉……適量カレーパウダー、クミン、岩塩、メープルシロップ……適量 つくり方(1)大根とにんじんを皮がついたままスティック状に切る。薄くなってしまうと焦げるので、2cm角くらいを目安に。(2)(1)に小さじ2程度の塩(分量外)をまぶして5分くらい置き、水気が出たらキッチンペーパーで拭く。(3)(2)に片栗粉を薄くまぶし、オーブントースターにて1200W(三菱オーブントースター「BO-S7」では「強」)で10〜15分焼く。焼き色がついてきたら焼き上がり。(4)カレーパウダーと塩、クミンと塩などをまぶす。好みでメープルシロップをつけて食べる。 ★Point 野菜スティックに塩をふって置いておく「野菜スティックに塩をふっておくと、野菜から水分が出て、焼いたときに水っぽくなりません。また大根は、同時に辛味も抜けていくので、お子さんが食べやすい味になります。出てきた水分をしっかり拭いて、片栗粉をまぶしてください。表面に水分がついていると、片栗粉がついた部分がトロッとしたおもちのようになってしまいます。また、野菜の皮には水分が少なく、焼くとカリッと仕上がりやすいので、ぜひ皮つきのまま使いましょう」(吉川さん)  Recipe 4塩だけの味つけでジュワッとおいしいキャベツとツナの巾着袋「シャキシャキのキャベツにツナを和えた、サラダのような巾着袋です。カリカリに焼けた油揚げが香ばしく、生の千切りキャベツが苦手なお子さんでもおいしく食べてくれますよ。油揚げは、お豆腐を揚げたものなので、大豆に含まれる良質なたんぱく質を摂ることができます。お豆腐よりも脂質は多いのですが、その分、しっかりとお腹を満たしてくれます。ツナ缶がないときは、ほぐした鳥ささみ肉や、炒めた豚ひき肉、鮭フレークなどでつくるのもおすすめ。また塩もみキャベツは、そのまま冷凍しておけば別のおかずやメインディッシュのつけあわせとしても使えるので便利です。自然解凍すると、冷凍前と変わらない食感で食べられますよ」(吉川さん) 材料(2個分)油揚げ……1枚キャベツ……1/8個塩……小さじ1ツナ……1缶 つくり方(1)油揚げはキッチンペーパーの間に挟んで手でギュッと押し、油を抜く。1枚を半分に切り、それぞれ袋状になるように開く。(2)キャベツは千切りにして塩をふり、5分ほど置く。出てきた水をしっかり絞れば、塩もみキャベツの完成。(3)(2)にオイルを切ったツナを混ぜ、(1)に詰めて楊枝でとめる。(4)オーブントースターにて1200W(三菱オーブントースター「BO-S7」では「強」)で3分ほど焼く。焦げ目がついたら焼き上がり。 ★Point キッチンペーパーで油抜きする「湯引きをし、油抜きをする手間を省くために、キッチンペーパーの間に油揚げを挟み、上からギュッと押して油を吸い取っていきます。ゴシゴシすると油揚げが破けてしまうので、体重をかけてぐっと押すようにしましょう」(吉川さん) ★塩もみキャベツはさまざまな料理にアレンジできます [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_1336/5/#anc01"] Recipe 5子どもが野菜を巻いて楽しめる野菜の棒春巻き「きゅうりやアスパラ、オクラなど、火のとおりがいい野菜を春巻きの皮でくるっと巻いて、オーブントースターで焼くだけ。調味料で味つけしなくても、ベーコンやハム、チーズの塩味で十分おいしくいただけます。特にきゅうりは、加熱すると青くささが抜けて食べやすくなるのでおすすめ。わが家では、野菜を切っておけば子どもたちが遊びながらつくってくれるので、夕飯づくりの時間稼ぎにもなっています」(吉川さん) 材料(4本分)きゅうり……1/2を4本のスティック状にアスパラガス……1/2を4本のスティック状にオクラ……1本ベーコン……1/2枚ハム……1/2枚スライスチーズ……1/2枚春巻きの皮(ミニサイズ)……4枚スプレーオイル……適量 つくり方(1)きゅうり、アスパラガス、オクラをスティック状に切る。ベーコン、ハム、スライスチーズはいずれも半分に切る。(2)春巻きの皮で、きゅうりとハム、アスパラガスとベーコン、オクラとスライスチーズをそれぞれ巻く。(3)オーブントースターの受け皿に載せてスプレーオイルをかけ、900W(三菱オーブントースター「BO-S7」では「中」)で3分焼く。 ★Point オイルはスプレータイプのものが便利「春巻きの皮の表面にオイルを塗ると、焼き色がついてこんがり焼き上がります。スプレータイプの容器であれば、手軽にまんべんなくつきますが、スプレータイプの容器がない場合は、ハケやオイルを含ませたキッチンペーパーなどで塗るとよいでしょう」(吉川さん)  忙しい夕方の時間帯は、子どもも大人も疲れていたり、お腹が空いていたりでイライラしがち。そんなとき、罪悪感なく食べさせられる野菜いっぱいの「つなぎごはん」をつくっておけば、夕飯の準備もストレスフリーで進められます。今回のレシピは、いずれもオーブントースターで調理でき、夕食の準備でコンロが埋まっていても、効率よくつくれます。三菱電機のオーブントースター「BO-S7」は、最大1200Wのトリプルヒーターであっという間にこんがり焼き上がり、バタバタした時間にも一気に調理できるのがうれしいポイント。さらに、庫内が広くてたくさんの食材が入るので、調理時間を大幅に短縮できます。今回紹介したレシピはいずれも簡単なので、お子さんに遊び感覚で手伝ってもらうのもおすすめです!三菱オーブントースター BO-S7http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/toaster/product/bo-s7/index.html 教えてくれた人吉川愛歩さん料理ライター。3歳男子と10歳女子の母。書籍や雑誌、Webなどで執筆する傍ら、子どものアレルギーをとおしてグルテンフリーやヴィーガンの知識を学び、からだにやさしいレシピ考案やケータリングをしている。 https://www.instagram.com/yoshikawaayumi  

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余りものがおいしく変身! クリスマスローストチキンのアレンジレシピ3

クリスマスパーティで食べた丸鶏やチキンレッグのローストチキン。お子さんが小さかったり、ほかにもボリュームたっぷりのメニューがあったりして、食べきれずに余らせてしまったことはありませんか? そこで今回は、余ったローストチキンを上手に活用するアレンジレシピを、料理研究家の髙橋千帆さんに教えてもらいました。簡単サラダに、骨からだしをとるスープと雑炊で、ローストチキンのおいしさを2度、3度と味わえます。   関連記事:基本のローストチキンのつくり方はこちら ★お手軽派から本格派まで! 今年こそ手づくりしたいクリスマスのローストチキン [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_8831/"] ★三菱レンジグリル「ZITANG」で、クリスマスのローストチキンを焼いてみた! [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_8833/"]   三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」 http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/       アレンジレシピ1 さっぱりサラダにチキンを加えて、味に深みをプラス 鶏肉と柿のコールスロー 「余ったチキンを細かくさき、サラダと和えたひと品です。10分ほどでできあがる簡単レシピですが、ピンクペッパーがコールスローをクリスマスツリーのように彩ってくれる、かわいくておいしいサラダです。 また、シンプルなのでどんなお料理にも合い、さまざまなアレンジを楽しめるのも魅力。柿をりんごやグレープフルーツ、キウイなどの果物に変えたり、ローストチキンがかたまりである場合は、ブロック状に切って豪快にゴロッと載せたりしても楽しいですよ!」(髙橋さん)   材料(3~4人分) キャベツ……250g(1/4玉) にんじん……5~6cmを縦に半分にしたもの 柿……1/2個 ローストチキン……さいたものをひとつかみ 塩(塩もみ用)……3gほど オリーブオイル……大さじ1 酢……大さじ2 塩(仕上げ用)……小さじ1/8 コショウ……適宜 コリアンダーパウダー……適宜 ピンクペッパー……10粒ほど(お好みで)   つくり方 (1)キャベツ、にんじんを千切りにし、柿は食べやすい大きさに切る。ローストチキンは、お好みで塩(分量外、適量)を振って下味をつけ、食べやすい大きさにさいておく。 (2)キャベツとにんじんを2~3分ほど水にさらす。水切りした後、塩を加えてよくもみ、5分ほど置いておく。 (3)(2)の水分をしっかり絞る。 (4)ボウルに、(3)とローストチキン、オリーブオイルを加え、全体を混ぜる。 (5)(4)に酢、塩、コショウ、コリアンダーパウダーを加え、さらに混ぜ合わせる。 (6)器に盛りつけ、最後にピンクペッパーを散らす。   ★Point  野菜をしっかり塩もみする 「野菜を塩もみしておくことで、味のなじみがよくなります。また、塩もみすると、かさが減るので、たっぷり食べられるのもポイント。チキンを入れず、普段のお料理の付け合わせとしてもおすすめです!」(髙橋さん)     アレンジレシピ2 コクうま! 栄養満点の具だくさんスープ 冬野菜とチキンのミネストローネ 「ローストチキンの骨でスープをとり、余ったチキンを具材に加えてつくる、ローストチキンを余すところなく味わえるミネストローネです。今回は冬野菜を使いましたが、野菜は冷蔵庫にあるものなど、なんでもOKです。 チキンは余り具合によって、お好みの大きさで使って構いませんが、野菜と大きさを合わせて切ると、見栄えが良くなります。トッピングのパルメザンチーズは、味をまとめ、コクを出してくれます」(髙橋さん)   材料(2~3人分) ローストチキンのあばら(ガラ)部分などを含む骨……約60g ローリエ……1枚 水……200cc たまねぎ……中1/4個 ニンニク……1片 えのき……1/2袋 れんこん……小1節 さつまいも……4×3㎝ほど かぶ……1個(皮つきのものの実だけを使用) オリーブオイル……大さじ1 塩(炒め用)……適宜 トマト缶(カットトマト)……1/2缶 ローストチキン……お好みの大きさで軽くひとつかみ 塩(煮込み用)……適宜 コショウ……適宜 コンソメキューブ……1個(適宜)   <トッピング> パセリ……適量 パルメザンチーズ……適量 ※スープのベースにあばら(ガラ)を含む骨を使ってつくります。骨は、ローストチキンを食べ始める前に、キッチンばさみなどを使ってあらかじめ取り除いておくと、きれいなまま使うことができます。スタッフドローストチキンなどの場合、詰め物が付いていれば取り除いておきましょう。 ※スープの味や濃さは、使用した骨の量や、具材として入れたローストチキンの部位によって変わってきます。コンソメキューブ、塩、コショウでお好みの味に調整してください。   つくり方 (1)小鍋にチキンの骨と、ローリエ、水200ccを入れ、中火にかける。アクを取りながら、ひと煮立ちさせ、ふたをして弱火で30分ほど煮る。 (2)たまねぎ、ニンニクはみじん切りにし、えのきは1cmほどに切る。れんこん、さつまいも、かぶは1cm角に切る。 (3)(1)とは別の鍋に、たまねぎ、ニンニク、オリーブオイル、塩を入れ、弱火〜中火で加熱する。ニンニクがきつね色になったら、えのきとれんこんを加え炒める。 (4)(1)をざるでこしてスープを取り出し、(3)の鍋に入れて煮る。このとき、水分が少なくなっていたら、補う程度の水(分量外)を足す。 (5)さつまいも、かぶ、トマト缶、ローストチキン、塩、コショウを加える。強火でアクを取りながら、ひと煮立させる。 (6)ふたをして弱火で10分ほど煮たらコンソメキューブを加え、塩、コショウ(ともに分量外)で味を調える。 (7)器に盛りつけ、パセリ、パルメザンチーズをふりかける。   ★Point 野菜は小さく切りそろえる 「野菜を細かく切ると、火のとおりがよくなり、煮込み時間の短縮にもなります。また、大きさがそろっていると見た目もよくなり、あり合わせの野菜でつくったとしても、余りもの感が出ませんよ!」(髙橋さん)     アレンジレシピ3 ホッとするやさしい鶏だしが味の決め手 大根ともち麦、鶏肉のとろみ雑炊 「ローストチキンのうまみが溶け込んだ、だしのやさしい風味が後を引く雑炊です。片栗粉でとろみをつけて仕上げました。お米といっしょにもち麦を使用しているので、プチプチとした食感を楽しめます。 また、もち麦には食物繊維が多く含まれ、毎日食べるとダイエット効果が期待できるとされています。ゆでた後は、冷凍保存用袋などに平らに入れ、冷凍庫で約2~3週間保存できるので、多めにゆでておくと便利ですね。凍ったままスープに入れたり、解凍してサラダに足したりするのもおすすめです」(髙橋さん)   材料(2~3人分) ローストチキンのあばら(ガラ)部分などを含む骨……約70g しょうが……厚切りのスライス2~3枚(または、ローリエ) 水(スープを取るときに使う分)……200cc もち麦……大さじ3 大根……約4cm 水(大根をゆでるときに使う分)……150cc   <A> 塩……小さじ1/6(適宜) しょうが……しぼり汁を小さじ1~2(適宜) しょうゆ……大さじ1(適宜) 太白ごま油……大さじ1 コショウ……適宜   ごはん……140~150g ローストチキン……細かく切ったものを適量 片栗粉……小さじ1(小さじ2の水で溶いておく) パクチー……適宜 ※スープのベースにあばら(ガラ)を含む骨を使ってつくります。骨は、ローストチキンを食べ始める前に、キッチンばさみなどを使ってあらかじめ取り除いておくと、きれいなまま使うことができます。スタッフドローストチキンなどの場合、詰め物が付いていれば取り除いておきましょう。 ※スープの味や濃さは、使用した骨の量や、具材として入れたローストチキンの部位によっても変わってきます。塩、コショウで適宜、お好みの味にしてください。   つくり方 (1)小鍋にチキンの骨、しょうが、水200ccを入れ、中火にかける。アクを取りながら、ひと煮立ちさせ、ふたをして弱火で30分ほど煮る。 (2)別の鍋で沸騰させた湯(分量外)の中に、もち麦を入れ、柔らかくなるまで20分ほど煮る。 (3)大根を1cm弱の角切りにする。 (4)鍋に大根と水150ccを入れ、中火でひと煮立ちさせたら弱火にし、大根が透きとおるまで煮る。 (5)(1)をざるでこしてスープを取り出し(4)に加える。 再び中火で加熱し<A>を入れる。さらに(2)のもち麦と、ごはん、チキンを加え、5分ほど中火~強火で煮る。水分が足りないようなら、水を適宜加える。塩、コショウ、醤油(各分量外)で味を調える。 (6)いったん火を止め、水溶き片栗粉を加える。再び中火で加熱し、とろみをつける。 (7)器に盛りつけ、お好みでパクチーを散らす。   ★Point スープを取るときは丁寧にアクを取り除き、弱火で煮込む 「チキンの骨はくさみが出てしまいやすいので、血合い(赤い部分)は使わない方がいいでしょう。また、骨は煮る前に一度、熱湯をかけて汚れを落としておくのがおすすめ。中火にかけ、丁寧にアクを取りながら沸騰させ、雑味のないスープをつくります。沸騰した後は、弱火でコトコト煮込んでください。そうすることで、澄んだスープができあがりますよ」(髙橋さん) ※アレンジレシピで余ったローストチキンを使う際、汚れなどが気になる場合は、上から熱湯をかけ、流しておくといいでしょう。また切り分ける際は、とりわけ用のナイフを使うなどして、できるだけ人の手が触れていないチキンを使いたいですね。   食卓に並ぶだけで華やかな雰囲気になる、まさに、ごちそうという言葉がぴったりのローストチキン。暖かい部屋で、ママやパパのつくったお料理を囲みながら、のんびりクリスマスを過ごすなんて素敵ですよね。チキンレッグから丸鶏、アレンジメニューまで、ご家庭に合ったメニューをぜひお試しください!   ★関連記事:パーティーにぴったりなこちらのレシピもおすすめです! [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_464/"]   つくってくれた人 髙橋千帆さん 料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。 [Instagram] @this_is_chihotakahashi

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お手軽派から本格派まで! 今年こそ手づくりしたいクリスマスのローストチキン

クリスマスパーティでの主役メニューといえば、ローストチキン。手づくりに挑戦したいと考えているママやパパのために、今回は2通りのローストチキンのつくり方を、料理研究家の髙橋千帆さんに教えてもらいました。 前回は、三菱電機のレンジグリル「ZITANG(ジタング)」の便利機能“自動リレー調理”を使った簡単&ヘルシーなローストチキンのつくり方や、余りものを活用したローストチキンのアレンジレシピをご紹介しましたが、今回は、フライパンでつくれるお手軽ローストチキンと、野菜を詰めた丸鶏の本格ローストチキンのレシピを紹介します。   三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」 http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/   ★関連記事:三菱電機レンジグリル『ジタング』でクリスマスのローストチキンを焼いてみた! [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_8833/"] ★関連記事:余りものがおいしく変身! クリスマスローストチキンのアレンジレシピ3 [glink url="http://www.nikuine-press.com/trial/post_8927/"]       <基本のレシピ1> 子どもが喜ぶ甘みのある仕上がり! フライパンでできるローストチキン 「フライパンでつくれる、初心者向けのローストチキンです。漬け込み時間を除けば20分ほどで完成する簡単レシピなので、出来合いのものを買わなくても、自宅で気軽につくれます。漬けだれにメープルシロップを入れて甘く仕上げているので、お子さんウケも抜群です。 今回のレシピでは、肉の食感をよくするのと、スパイスの香りをつけるために、1~2時間冷蔵庫で休ませていますが、お急ぎの場合は、この工程を省いても大丈夫。調味料を揉み込んですぐに焼いても、おいしくできあがります。クリスマスだけでなく、誕生日会などのメニューとしてもおすすめですよ」(髙橋さん)   材料(1人分) チキンレッグ……1本 塩……小さじ1/2 ニンニク……スライスしたもの3~4枚 オリーブオイル……大さじ1 コショウ……適宜   <たれ> メープルシロップ……大さじ2 しょうゆ……大さじ1.5~2(適宜) 塩……少々   つくり方 (1)チキンレッグは、付け根部分の近くから骨に沿って、ナイフで縦に切り込みを入れ、肉を開いておく。フォークを刺し、鶏肉の皮面に20カ所ほど穴を開ける。 (2)ポリ袋に(1)の鶏肉と塩、ニンニク、オリーブオイル、コショウを入れて揉み込み、1〜2時間冷蔵庫で休ませる。時間がない場合は、この工程を省略してもOK。  (3)焼く30分ほど前に冷蔵庫から取り出し、肉を常温に戻しておく。 (4)フライパンにオリーブオイル(分量外)を入れて中火でよく熱したら、肉の皮目を下にして焼き、すぐに弱火にする。10~12分間、ふたやトングなどで肉を押さえつけながら、皮目に均一の焼き色がつき、パリッとするまで焼く。 (5)肉を返したら、弱火〜中火にし、フタをして4~5分間蒸し焼きする。 (6)肉から出た余分な油をキッチンペーパーで吸い取る。 (7)<たれ>を混ぜ合わせてからフライパンに加え、肉に絡める。肉の表面には、スプーンなどですくってかける。肉にたれが絡んで照りが出たら、火からおろして皿に盛る。   ★Point 肉は鍋のふたなどでしっかり押さえて焼く 「皮目を焼くときは、皮全体をパリッとさせるため、肉をしっかり押さえつけます。使うものは、鍋ぶた、落しぶた、フライ返し、トング、菜箸など、なんでもOKです! また、ナイフであらかじめ肉に切り込みを入れ、開いておくことも重要。そうすることで、フライパンの底面に当たる面積が増え、火のとおりも均一になり、全体をパリッと焼くことができます」(髙橋さん)   <基本のレシピ2> 皮は香ばしく、中はやわらか! 丸鶏のローストチキン(スタッフドローストチキン) 「“スタッフドローストチキン”とは、丸鶏の中に詰め物をして焼き上げるローストチキンのこと。クリスマスならではの料理ですが、難易度が高そうなイメージも。ここでは、できるだけシンプルにつくれるよう、わかりやすくご紹介します。 中の詰め物には特に決まりがなく、基本的には、好きなものを好きな大きさで入れてOK。ただし、ローストチキンから出た肉汁を野菜が吸うので、水分の多すぎるものは不向きです。大人向けには、取り分けた肉に、ひきたての黒コショウやチリペッパー、クミンシードなどをひと振りしましょう。チキンにピリっとした辛さがマッチしておいしいですよ!」(髙橋さん)   材料(丸鶏:約1.2kg分) ◎ローストチキン 丸鶏……1.2kg前後   <ブライン液> 水……900cc 塩……27g 砂糖……27g タイム……2本(お好みで) ローリエ……1枚(お好みで) 粒コショウ……5~6粒(お好みで)   オリーブオイル……大さじ2強(焼く前と焼いている途中に塗る分を合わせて)   ◎詰め物 じゃがいも……1.5個 ニンニク……1片 たまねぎ……大1/3個 いんげん……5~6本 オリーブオイル……大さじ1(野菜を炒めるときに使う分) 塩……小さじ1/2 カレーパウダー……少々(適宜) パプリカパウダー……少々(適宜) 料理酒……大さじ1   つくり方 (1)まずは丸鶏の下処理から。丸鶏に首がついていれば、皮を切らないように注意して切り落としておく。水でお腹の中をきれいに洗い、残っている内臓を取り除く。お尻や首側に黄色い脂がついていれば、こちらも取り除く。表面もしっかり洗い、キッチンペーパーなどで水分を拭き取っておく。★POINT お尻の辺りで2段になっている部分(ボンジリの上にポコッと出ているところ)も取り除きましょう。ここから出る油は、においや味がよくありません。また、丸鶏の下処理は、初めての方には難しい作業。下処理までしてくれるお店もありますので、購入する精肉店などに相談しましょう。   (2)大きめの保存用袋などに、丸鶏と<ブライン液>を入れ、冷蔵庫でひと晩おく。 ★POINT ブライン液は、お好みで3~5%の食塩と砂糖を入れた水でつくってください。今回は、お子さんでも食べやすいよう、3%の量でつくっています。   (3)(2)の袋から丸鶏を取り出し、キッチンペーパーなどで表面や腹の中の水分をとる。焼く1時間前には常温に戻しておく。 ★POINT 常温に戻しておくことで、火のとおりが良くなります。   (4)ここからは詰め物の準備。じゃがいもは1個を4等分にした大きさに切りそろえ、水に10分弱さらしておく。水切りした後、キッチンペーパーで軽く水気をとる。 (5)ニンニクは厚切りに、たまねぎは乱切りにする。いんげんはひと口大に切る。 (6)フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火にかける。ヘラでまぜながら加熱し、香りが出てきたらじゃがいもを加えて中火で炒める。表面が透きとおってきたら、たまねぎ、いんげんを加え、さらに炒める。 (7)(6)に塩、カレーパウダー、パプリカパウダーを加え、食材にまんべんなく色がついたら料理酒を加え、ふたをして1~2分間蒸し焼きにする。 (8)ふたをとり、水分がなくなるまで熱したら、火を止め、そのまま冷ましておく。 (9)丸鶏のお尻の方から、下準備した詰め物を目いっぱい詰める。皮を伸ばして竹串で閉じる。 ★POINT 鶏の大きさによって詰め物の量が変わってきますので、分量を調整してください。皮を閉じられるギリギリまで詰め物をした方が、丸鶏の形がよく焼けます。中までびっしり詰めましょう。   (10)丸鶏の両足首をタコ糸で結ぶ。オーブンを220℃に余熱しておく。 ★POINT 手羽の部分も胴回りとともにタコ糸で結んでおくと、形よく焼けます。   (11)丸鶏全体にオリーブオイルを塗り、網を載せた天板に置き、オーブンで10分間焼く。 (12)オーブンを開け、丸鶏にオリーブオイルを塗る。オーブンの温度を180℃に変更し、60分間焼く。その間にもう一度、表面にオリーブオイルを塗る。 (13)オーブンの扉を開けて焼き色を見る。焼き色が足りなければ、お好みの焼き色がつくまで220℃で様子を見ながら焼く。 ★POINT 中まで火がとおったかどうかを確かめるには、トングで丸鶏の頭を持ち上げ、足の方から透明な肉汁が出ていればOK。または、竹串を刺してみて、そこから透明な肉汁が出てくればしっかり焼けています。   (14)オーブンから取り出し、皿に盛り付ける。   ★Point ブライン液に丸鶏をひと晩漬ける 「ブライン液とは、水に砂糖と塩を混ぜたもの。肉のパサつきを抑え、しっとりさせる効果があります。また、丸鶏をひと晩しっかりと漬け込むことで、均一に味をつけることができます。ブライン液といっしょに、お好みのハーブやスパイスを入れると風味がよく仕上がりますよ」(髙橋さん)   ごちそうという言葉がぴったりのローストチキンと、いつもよりちょっと丁寧なテーブルコーディネート。そんな華やかな食卓に、家族から歓声が上がりそうですよね。今年はぜひ、ご家庭に合った手づくりローストチキンレシピで、ホームパーティを楽しんでください!      つくってくれた人 髙橋千帆さん 料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。 [Instagram] @this_is_chihotakahashi    

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三菱レンジグリル「ZITANG」で、クリスマスのローストチキンを焼いてみた!

もうすぐ、子どもも大人もワクワクするクリスマスがやってきます。家族や友人と集まったり、お子さんたちが中心となるパーティの計画を立てたりしているママやパパも多いのでは? 今回は、料理研究家の髙橋千帆さんに三菱電機のレンジグリル「ZITANG(ジタング)」を使った、ローストチキンのつくり方の基本を教えてもらいました。下準備から焼き方まで、すべてのプロセスを写真とともに解説しているので、初めて挑戦する方でも安心です。 「ZITANG」最大の特徴は、はじめに「レンジ」で素早く食材の中を加熱した後、自動で「グリル」に切り替わり、表面を焼いてこんがり仕上げられる「レンジ▶グリル」の“自動リレー調理”機能。この機能を活用すれば、レンジでチキンの内側まで加熱してからグリルで皮を一気に焼き上げられるので、外はこんがり、中はジューシーな、おいしいローストチキンをつくることができるのです。   三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」  http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/   簡単でおいしい! 漬けた後はレンジグリルにおまかせ ヘルシーローストチキン 「お子さんからご年配の方まで、どの年代の方でも食べやすい塩とコショウのシンプルな味つけです。また、ZITANGを使うと、焼くときに肉の余分な脂が網の下に落ちるので、ヘルシーに仕上がります。 初めてローストチキンをつくる方は、手間ひまを考えて面倒に感じられる場合も多いようですが、このローストチキンなら大丈夫! 余熱なしでもすぐに全体を加熱できる、ZITANGの“自動リレー調理”を活用した時短調理なので、余った時間でもうひと品つくることもできますよ」(髙橋さん)   材料 骨つき鶏肉……1本   <マリネ液> オリーブオイル……大さじ1 塩……小さじ1/2〜小さじ1弱(適宜) コショウ……適宜 ニンニク……スライスしたもの2〜3枚   <焼いている途中に肉の表面に塗る油> オリーブオイル……大さじ1弱     つくり方 (1)骨つき肉は、付け根部分の近くから骨に沿って、ナイフで縦に切り込みを入れる。★Point 切り込みは、骨に沿ってナイフを入れ、骨がしっかりと浮く状態まで肉を開きます。こうすることで、均一に火がとおります。   (2)フォークを刺して、鶏肉の皮面に20カ所ほど穴を開ける。★Point このひと手間により、肉全体に味がしっかり染み込みます。   (3)ポリ袋に(2)の鶏肉と<マリネ液>の材料を入れ、少し揉み込んでから30分ほど常温で置いておく。★Point 冷蔵庫に入れず常温に戻すのは、肉が冷たいままだと生焼けになりやすいため。あらかじめ作業時間に含んでおきましょう。   (4)ZITANGの角皿の上に網を載せ、その上に<マリネ液>に入っているニンニクを取り除いた骨つき肉を置き、中段にセットする。   (5)ZITANGの「レンジ▶グリル」で鶏肉を焼く。手動設定で、レンジは600Wで5分、グリルは15分と設定し、スタートボタンを押す。   (6)グリル機能で焼いている途中に、1〜2度ほど、一時停止して扉を開け、肉の表面に刷毛などでオリーブオイルを塗る。★Point オイルを塗ることで、皮がパリッと焼き上がります。庫内の温度が下がりすぎないよう、ヤケドに気をつけながら手早く塗りましょう。オイルは、サラダ油や太白ごま油など、クセの強くないものであれば代用できますが、色の濃いごま油は香りがついてしまうので、注意が必要です。   (7)竹串を刺し、焼き上がりを確認する。★Point 肉の厚い箇所に竹串を刺し、透明の肉汁が出てくればOK。焼き方が足りないと感じたときには、5分ずつ再度焼き、焼き加減を調節してください。   これで、ローストチキンの完成です。漬け込み時間を除くと、ここまで30分ほど。漬け込み時間を含めても、わずか60分ほどで完成します。 「意外とカンタン!」と思われた方も多いと思います。マリネ液に漬け込んだり、油を塗ったりという簡単なコツを押さえるだけで、ローストチキンはおいしく焼き上げることができるのです。 ★関連記事 [glink url="http://www.nikuine-press.com/trial/post_644/"]   「ZITANGは、余熱の必要がなく、まさに“レンジでチン!”するような手軽さで、ローストチキンをつくれます。また、レンジ機能で食材の内側に熱をとおしてからグリル機能で焼いてくれるので、オーブンだけでつくる場合よりも、生焼けの心配が少ないのもポイント。もちろん、しっかり時短にもつながります」(髙橋さん) ZITANGの“自動リレー調理”は、ローストチキンづくりに対する「時間がかりそう」、「焼き加減が難しそう」といったイメージを払拭。調理のハードルをグッと下げてくれました。   関連記事の「お手軽派から本格派まで! 今年こそ手づくりしたいクリスマスのローストチキン」では、基本のローストチキンとして、野菜を詰めた本格的な丸鶏のローストチキンや、フライパンでつくるローストチキンを紹介。 ★お手軽派から本格派まで! 今年こそ手づくりしたいクリスマスのローストチキン [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_8831/"] また同じく、関連記事の「余ってしまっても大丈夫! クリスマスローストチキンのアレンジレシピ3」では、丸鶏やローストチキンを使ってつくるアレンジメニューを紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。 ★関連記事:余りものがおいしく変身! クリスマスローストチキンのアレンジレシピ3 [glink url="http://www.nikuine-press.com/trial/post_8927/"]   ★その他の関連記事 [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_1118/"] [glink url="/trial/post_2781/"] [glink url="/trial/post_1124/"]   つくってくれた人 髙橋千帆さん 料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。 [Instagram] @this_is_chihotakahashi  

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子どもといっしょにつくりたい! 豆腐を使った「簡単&ヘルシーおやつ」5

豆腐は、季節や地域を問わず手に入れやすい、身近な食材のひとつです。そのまま食べるのはもちろん、煮たり焼いたりといろいろな調理が可能で、古くから日本人の食卓には欠かせません。栄養面でも、豆腐には身体をつくるとされる植物性のたんぱく質が豊富に含まれているほか、腸の動きを活発にして免疫力を向上させたり、生活習慣病を予防したりする効果も期待できるとされています。さらに、豆腐に含まれる植物性脂肪は、腹持ちを良くしてくれるため、育ち盛りのお子さんにもピッタリ。つまり豆腐は、大人だけでなく、小さなお子さんにも積極的に食べてもらいたい優秀な食材なのです。そこで今回は、料理研究家の髙橋千帆さんに、親子でいっしょにつくって食べたい「豆腐のおやつ」を、5つ教えてもらいました。 Recipe 1外はサクッ、中はモチッ!ふわもちドーナツ「まんまるでコロンとした見た目がかわいらしいドーナツです。外はサクサク、中はモチモチとした食感で、ほおばった瞬間にやさしい甘さが口いっぱいに広がります。定番のきな粉はもちろん、シナモンシュガーをまぶしたり、クリームをトッピングしたりしてもマッチしますし、表面にチョコペンで“顔”を描いて食べるのも楽しいですね。シンプルなドーナツなので、アレンジ次第で楽しいおやつになりますよ」(髙橋さん) 材料(直径5㎝cmの丸ドーナツ10個分)木綿豆腐(水切りしていないもの)……120gきび砂糖……大さじ3太白ごま油(サラダ油でも代用可)……10g溶き卵……50g(小1個) <A>薄力粉……100g白玉粉……20g(白玉粉は事前に合わせ、ふるいにかけておく。白玉粉の粒が大きくザルの目をとおらない場合、白玉粉を手で上から押しつけ、細かく砕きながらふるいにかける)ベーキングパウダー(あれば、アルミフリーのもの)……小さじ1 米油(揚げ油)……適量(フライパンで深さ5㎝くらいの量) きなこ……適宜砂糖……適宜 つくり方(調理時間:約20分)(1)ポリ袋に木綿豆腐と豆腐の水気をいっしょに入れ、なめらかになるまで手でもみ込む。そこに、きび砂糖、太白ごま油、溶き卵を加え、さらにもみ込んでしっかりなじませる。(2)ボウルに、合わせてふるいにかけておいた<A>と(1)を加え、ヘラでしっかりと混ぜ合わせる。(3)手に少し水をつけ、生地を丸状(または好きな形)に成形する。(4)フライパンで170℃に熱した揚げ油の中に(3)を入れ、きつね色になるまで菜箸でコロコロ転がしながら揚げる。(5)揚がったドーナツを、きな粉と砂糖を合わせたものにからめる。 ★Point 手を少し濡らして成形する「生地を成形する際、手を水で少し濡らしてから行うと、まとめやすくなります。手に生地がたくさんついて、生地の量が半分くらいに減ってしまった……なんて失敗もなくなります(笑)。生地はペタペタしていて手につきやすく、少し扱いにくいかもしれませんが、この状態にすることが、揚がった後のもっちりとした食感につながります」(髙橋さん) Recipe 2つるん&プニプニとした食感がクセになる!メープルみたらしだんご「豆腐を白玉粉に混ぜることで、​時間が経っても柔らかい食感を楽しめます。また白玉粉と混ぜることで、豆腐の風味がほとんど感じられなくなるので、豆腐が苦手なお子さん​にもおすすめです。メープルしょうゆは、加熱すると片栗粉が固まるので、弱火でゆっくり混ぜながらつくりましょう。​​生地をこねたり丸めたりする作業は簡単で楽しいので、お子さんといっしょにどうぞ!」(髙橋さん) 材料(2人分)<メープルしょうゆ>メープルシロップ……大さじ2しょうゆ……大さじ1弱水……大さじ2片栗粉……小さじ1 <白玉>白玉粉……50g木綿豆腐(水切りしていないもの)……90g つくり方(調理時間:約15分)(1)フライパンに<メープルしょうゆ>の材料をすべて入れ、弱火にかける。木べらで混ぜ続けながら、とろみがつくまで加熱し、好みのとろみがついたら火からおろし冷ましておく。(2)ポリ袋に白玉粉、木綿豆腐、豆腐の水気をいっしょに入れ、耳たぶくらいのやわらかさになるまでしっかりこねる。白玉粉がつぶれにくい場合は、あらかじめすりこぎ棒などで砕き、細かくしておく。(3)(2)をひと口大の大きさに丸めて中央を少し凹ませておき、それを沸騰したお湯に入れ、水面に浮いてくるまでゆでる。ゆであがったら氷水に入れてあら熱をとり、好みの冷たさになったらざるにあけ、水切りをする。(4)(1)の<メープルしょうゆ>を(3)にからめ、器に盛る。 ★Point ポリ袋の上から生地をよく練る「白玉の生地をつくるときは、白玉粉の形がなくなるまでしっかりもみます。これにより粉っぽさがなくなり、生地がしっかりなじみます。また丸めたら、真ん中を少し凹ませておくと中まで火がとおりやすくなり、あんもからみやすくなります。この白玉は時間が経っても硬くなりにくいので、たくさんつくっておいて、ひとつずつラップしたものを保存袋に入れて冷凍しておくと便利です。おすましやスープの具材に使ってもおいしいですよ」(髙橋さん) 【次のページは】なめらかな「フルーツサンド」&カリカリ「岩塩クラッカー」Recipe 3なめらかなくちどけが魅力!豆腐クリームのフルーツサンド「巷で話題のフルーツサンドを、豆腐クリームでつくってみました。甘さが控えめで、しっとりとした食感の豆腐クリームは、どんなフルーツとも相性抜群。旬の果物を使えば、季節ごとに異なる味のフルーツサンドを楽しめます。パンに果物を挟んだら、ラップをして3時間ほど冷蔵庫で休ませると、食材がなじんで味に一体感が生まれます。また果物は、美しい切り口を意識して並べてみてください」(髙橋さん) 材料(2人分)<豆腐クリーム>絹豆腐……140gメープルシロップ……大さじ1プレーンヨーグルト……10gレモン汁……小さじ2レモンの皮……4×6cm分ラズベリージャム(いちごジャムやマーマレードジャムでも代用可)……小さじ2弱 パン(耳のないもの)……6枚切り4枚果物(お好みのもの。皮などがあれば取り除いておく)……適量 つくり方(調理時間:約15分 ※冷蔵庫で冷やす時間は除く)(1)沸騰したお湯に、水切りした絹豆腐をちぎりながら入れ、3分ほどゆでる。ざるにあけ、あら熱がとれるまでそのまま置いておく。冷めたらキッチンペーパーで軽く水分をとる。(2)(1)とほかの豆腐クリームの材料すべてを容器に入れ、フードプロセッサーやブレンダーでなめらかになるまですりつぶす。(3)(2)を塗ったパンの上に果物を載せ、パンで挟む。ラップで包み、3時間ほど冷蔵庫で休ませる。(4)パンを好みの大きさに切り、皿に盛り付ける。 ★Point 豆腐はしっかり水切りして独特の香りを抜く「沸騰したお湯に豆腐を入れて3分ほどゆで、ざるで冷ますことで簡単に水切りできます。また、こうすることで豆腐くささが抜け、クセのないなめらかな豆腐クリームに仕上がりますよ。木綿豆腐でつくると、もったりとした硬めのクリームになります。普通の生クリームよりもカロリーが抑えられるので、ダイエット中の方にもおすすめです」(髙橋さん)  Recipe 4気持ちいいほどのカリカリ感!岩塩クラッカー「カリカリっという食感がヤミツキになり、子ども以上に大人がハマってしまうクラッカーです。岩塩のザクっとした歯ざわりと塩気もいいアクセントに。今回は食べやすい棒状にしましたが、カードや型抜きなどを使い、お子さんの好きな形にしても面白いですね。また、箱に入れてラッピングすれば“おもたせ”にもピッタリ。​シンプルなクラッカーなので、好みのディップをつけたり、チーズを塗ってハーブを載せたりすると、お酒のおつまみにもなります」(髙橋さん) 材料(オーブン天板1枚分)絹豆腐(水切りしていないもの)……60gオリーブ油……大さじ2スライスアーモンド(あれば)……10g <A>※事前に合わせ、ふるいにかけておく薄力粉……100gベーキングパウダー……小さじ1と1/2 岩塩(なければご家庭にある塩でも代用可)……小さじ1弱 つくり方(調理時間:約50分)(1)ポリ袋に、絹豆腐と豆腐の水気をいっしょに入れ、なめらかになるまでつぶす。そこにオリーブ油を加えてもみ、さらにスライスアーモンド、合わせてふるいにかけておいた<A>も加えてもみ、生地をなじませる。(2)(1)の生地を袋に入れたまま、めん棒で2mmほどの厚さになるまで伸ばす。(3)オーブンシートに袋から出した(2)を置き、厚さが均等になるよう形を整えながら、さらにめん棒で伸ばす。(4)包丁やカードなどでお好みの形に切り目を入れ、岩塩を適量振る。粒があらい場合は、少しだけ上から押し込み、生地になじませる。(5)(4)をオーブンシートごと天板に載せ、170℃に余熱したオーブンで25~30分ほど焼く。(6)焼けたらオーブンから取り出し、天板の上で冷ましてしっかり水分をとばす。あら熱がとれたら、切り目にそって切る。 ★Point 焼き色がつくまでしっかり焼く「このクラッカーは食感が命なので、上の写真くらいの焼き色がつくまで、しっかり焼きましょう。​また、よく冷まして水分を飛ばすことで、香ばしさや食感がよくなります。上にかける塩は、食塩でも代用できますが、やはり​食感がよくて塩の甘味も感じられる岩塩がおすすめです。まばらにふった岩塩がシンプルなクラッカーのアクセントになりますよ」(髙橋さん) 【次のページは】ふんわりしっとりに癒される「豆腐と芋のマフィン」Recipe 5ふんわりしっとりした食感に癒される!豆腐と芋のマフィン「蒸したさつまいもの輪切りを、大胆にも生地の上にドンと載せたマフィンです。外側はふんわり、中はしっとりしていて、ほんのりやさしい甘みがポイント。​さつまいもは鳴門金時など、蒸すと甘みが増す品種を選びましょう。甘さ控えめの生地と、さつまいもの甘さを合わせて楽しみたいおやつです。小さなお子さんには、蒸したさつまいもの皮むきを手伝ってもらいましょう。小学生以上なら、生地づくりからお任せしてみてもいいでしょうね」(髙橋さん) 材料(直径5.5cmのマフィン型4個分)<蒸し芋>さつまいも……1本(100~140g) <マフィン>絹豆腐(水切りしていないもの)……100g <A>塩……ひとつまみきび砂糖(お好みの砂糖でも代用可)……35gシナモン(お好みで)……ひとつまみ太白ごま油(サラダ油や菜種油でも代用可)……大さじ2牛乳……35㏄ <B>※事前に合わせ、ふるいにかけておく薄力粉……100gベーキングパウダー(あれば、アルミフリーのもの)……小さじ2 つくり方(調理時間:約70分)(1)蒸し芋をつくる。洗ったさつまいもに、ぬらしたキッチンペーパー2枚をしっかり巻きつける。これをラップで巻いたら、100Wで加熱できる電子レンジで30分加熱する。途中、10分ほどしたら1度だけ、上下をひっくり返す。(2)(1)の皮をむき、3cmほど(25~35g)の厚さに切ったものを4個用意する。(3)ポリ袋に絹豆腐と豆腐の水気をいっしょに入れ、なめらかになるまでつぶす。そこに<A>を上から順に入れ、袋をもみながらなじませる。(4)ボウルに、合わせてふるった<B>を入れ、そこに(3)を加えてヘラで混ぜ合わせる。この生地を、グラシン紙のカップケーキ型を敷いたマフィン型にスプーンを使って均等に入れ、(2)を載せて少し押しておく。(5)170℃に余熱したオーブンで25分弱焼く。竹串を挿し、串の先に生地がついてこなければOK。焼きあがったら型から外して冷ます。 ★Point マフィン生地は焼きすぎないように「マフィンは焼きすぎると硬くなってしまいます。ふんわり仕上げるために、22分くらい焼いたら一度取り出し、竹串を挿して確認しましょう。串の先にドロッとした生地がついてきたら、まだ焼けていないので、プラス2~3分ほど焼きます。もし串の先に何もついてこなければ、すぐにオーブンから出しましょう。少し冷めたら型から外し、火がとおりすぎないようにします」(髙橋さん) いかがでしたか? 豆腐を使ったおやつはどれも素朴な甘さで、栄養がギュッと詰まっています。おいしくて身体にいいものを食べさせたい、お子さん向けのおやつにぴったりですよね。今回のレシピは、ポリ袋を使って生地をもむといった簡単なプロセスでつくれるものが多いので、ぜひお子さんといっしょに、楽しみながらつくってみてください。 ●製品情報:三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」  http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegr つくってくれた人髙橋千帆さん料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。 [Instagram] @this_is_chihotakahashi●こちらの記事もおすすめです。 [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_7913/"] [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_6434/"] [glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_5578/"]