How To

NEW

少しの工夫と見直しでもっと暮らしやすく! 家事のシンプル化 8つのテクニック

持ち物を減らすことで暮らし方をシンプルにし、毎日の家事をグッとラクにするメソッド“シンプル家事”。近年、メディアでも多く採り上げられていて注目を集めています。ムダなものを排除したミニマムな暮らしは、掃除や料理も実にスムーズに。今回は、こうした家事のシンプル化テクニックを、ライフオーガナイザーの中山あいこさんに教えてもらいました。 「私、実はズボラで飽きっぽい性格なので、毎日の掃除がもっとラクになるよう合理性を追求していきました。その結果、自然と暮らしがシンプルに。家事は毎日のことなので、わずかな時短であっても、チリも積もれば山となる。少しの工夫で無駄な動作が減れば、時間にも心にもゆとりが生まれます。今回ご紹介するアイデアは、どなたでもすぐに実践できる簡単なことばかり。参考にしていただければうれしいです」(中山さん) 1.タオルはワンサイズを使いまわす「○○用という概念をなくし、タオルは同じサイズ1種類のみに統一。キッチンやバスタオルなど用途ごとに分けることなく、すべて同じものを使いまわします。これにより、洗い替えを持つ必要がなくなり、買い足しも1種類でOK。さらに、収納スペースも最小限で済みます。タオルは洗面所に積んでおき、洗濯に出したらキレイなものを取る。置き場所を1カ所にしておけば、洗濯後にしまうのもラクです。サイズは体も拭けて手拭きにもなる小さめのバスタオルサイズが使いやすく、おすすめです。色や素材を統一するとスッキリ見せることができるので、わが家では色は白、素材は丈夫な麻、または綿でそろえています」(中山さん) 2.洗濯物をしまうときは引き出しを開けっ放しにする「畳んだ洗濯物をしまう際は、まず引き出しを開けることからスタート。干してある洗濯物をかごに取り込んだら、畳んだものから順にしまっていきます。最初から引き出しを開けっ放しにしておけば、その都度、開け閉めする動作を省略できて時短につながります。ポイントは、取りづらさとしまいにくさを回避するため、使用頻度の低いものは中段に収納すること。上段と下段をメインの収納スペースにしておけば、中段を閉めた状態で洋服の出し入れができます。ワンアクションで洗濯物をしまえるので、ムダな動作がなくなります」(中山さん) 3.洗剤は万能洗剤1種類のみを使う「洗剤は、マルチに使えるものひとつだけで十分こと足ります。洗濯用、掃除用の洗剤や手洗い用石鹸など、種類はいろいろとありますが、全部をそろえるとごちゃごちゃするうえに、ストック分だけでも大量になり、スペースも余分に使うことに。なので、すべてに対応できる1種類だけに洗剤を絞り込むと、ストックも少量で済みます。例えば、私は『松の力』という洗剤を愛用しています。これで食器洗い、洗濯、手洗い、体洗い、洗顔などすべてをまかなっています。泡立ちもよく、自然由来の成分(原料は松の油・水のみ)でつくられているので、肌にも環境にもやさしく低刺激で、子どもにも安心。ボトルは中身の量がわかるよう透明のものを使い、泡立つスプレータイプをお風呂場用、そのほか洗濯用、キッチン用と使い分けています」(中山さん)  4.部屋の飾りや出しっぱなし収納を減らす「インテリアのアクセントになる絵や写真、見せる収納などはおしゃれで素敵なのですが、掃除することを主体に考えると、外に出しっぱなしのものはできるだけ少ない方がベター。いちいちモノを動かす手間が省けるので掃除がしやすく、美しい部屋をキープしやすいです。わが家は飾りが少ないぶん、お気に入りの家具の美しさを楽しんでいます」(中山さん) 5.道具は動線を考えて収納する道具の置き場所は、いかに動線を短くできるかを軸に考えます。ホウキとチリトリは下駄箱の扉の裏に、掃除機は台所に……など、掃除道具は気づいたときにすぐ使える場所に配置。また、整理が面倒なチラシやDM類は部屋の中に持ち込まず、玄関で分別し、不要なものは下駄箱下の古紙ボックスにいれます。食器は食洗機から出して一歩も動かずしまえるよう、流し台の下に収納。ほかにもフライパンや鍋はガスコンロの下に置く……など、美しい状態がラクに保てるよう、動線を考えて置き場所を決めましょう」(中山さん)  6.包装やパッケージははがしてから収納する「ペットボトルやトイレットペーパーなどは、あらかじめ梱包や包装をはがしてから収納します。ペットボトルのラベルも最後ははがして捨てますよね。どうせ捨てるものは先に捨てておいた方が扱いやすく、見た目もスッキリ。例えば、3個パックの納豆を包装された状態で冷蔵庫に入れます。すると、ひとつ食べたいときに冷蔵庫から取り出してパッケージをはがし、1パックを手元に、残りをまたしまう…という無駄な動作が生まれます。最初からバラして入れておけば、パッとひとつ取るだけで済むのでスムーズです」(中山さん) 【続いては】テクニックその7~8をご紹介。 7.食べ物は透明のガラス容器に保存する「食品の保存容器は、透明のものだと中身がひと目でわかって、ラベルいらず。食べ忘れの防止にもなります。耐熱ガラスの容器は、電子レンジで温めてそのまま食卓へ出せるので、食器を出す手間や洗い物も減って一石二鳥。ガラスはプラスチック製のものと比べてにおいがつきにくく、煮沸もできて清潔さを保ちやすいです。容器自体が劣化しにくいというメリットもありますね。ちなみに、刻みネギはキッチンペーパーを載せてフタを閉め、逆さにして冷蔵庫にしまうと、水気が取れて傷みにくくなります。水分が出たらペーパーを換えるだけなので簡単です」(中山さん)  8.調味料はいいものを最小限だけ持つ「わが家では、ドレッシングやめんつゆなど、自分で簡単につくれるものは常備していません。必要な調味料を厳選し、たくさん持ちすぎなければ、収納スペースに悩むことも、賞味期限切れを心配することもなくなります。主な調味料は、しょうゆ、酒、みりん、塩、油、酢など、料理の基本となるものだけ。できるだけ添加物が少ない国産のもの、外国産なら有機栽培のもので、あまり値段の高すぎないものを選んでいます。質のいい調味料を使うと、素材そのものの旨みが際立って、料理もおいしくできます。信頼できる生産者がつくる、環境にいいものを選んで長く愛用することは、丁寧な暮らしにもつながりますし、無駄を減らし、暮らしの仕組みを整えることで、毎日がより快適になっていくと思います」(中山さん)  教えてくれた人ライフオーガナイザー 中山あいこさん11歳の男の子と1歳の女の子のママ。「家事も子育ても仕事も楽しむ」をモットーに、シンプルで心地よい暮らしを探求中。日々の丁寧な暮らしを綴ったブログ「生活のメモ」が人気を呼び、2016年には書籍『家事がラクになるシンプルな暮らし』を出版。現在は、ライフオーガナイザー1級も取得するなど、幅広く活躍中。【ブログ】生活のメモ http://seikatsunomemo.com/ 【こちらの記事もオススメです】[glink url="http://www.nikuine-press.com/trial/post_3531/"][glink url="http://www.nikuine-press.com/forefront/post_3434/"][glink url="http://www.nikuine-press.com/trial/post_1713/"][glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_1623/"]

How To

夫婦で協力しあうにはコツがある! 育児も家事も楽しむパパのノウハウ5選

育児や家事に積極的に参加し、パパとしては良かれと思ってやっていることが、ママの求める内容とうまく合わず、ケンカやすれ違いになってしまう……。これほど、お互いにとってもったいないことはありません。そこで今回は、イクメンの先駆け的存在であり、“父親であることを楽しもう”をモットーに活動するNPO法人ファザーリング・ジャパンの代表理事・安藤哲也さんに、パパが無理なく育児や家事を楽しみ、上手に夫婦が協力し合えるコツを5つ教えてもらいました。 1. ママの話に寄り添うママとの会話は「傾聴と共感」育児に専念中のママは、日中の大半を小さなお子さんと過ごしているので、大人との会話が不足しています。お子さんが乳幼児の場合は特に、パパはなるべく早く帰宅してママの話を聞いてあげることが大切です。「このときに必要な会話スキルは『傾聴と共感』。ママの話に寄り添い、相づちを打ち、話を聞いてあげることに専念します。このときママが求めているのは、いっしょに日中の育児を振り返ってくれる存在です。くれぐれも、ビジネストークとは異なるのでご注意を。問題解決法や結論を出す必要はありません。パパが話を聞いてくれるだけで、ひとりで育児を抱えていたママの心は癒されるのです。育休を取得したパパも同じ悩みを抱えるもの。日中に大人との会話が不足すれば、どこかで大人に話を聞いてもらう時間が必要になるのは、女性でも男性でも同じだと思います」(安藤さん) 2. わが子の健康状況を把握できるチャンス!オムツ替えは「健康のバロメーター」最近はオムツ替えを問題なくこなすパパも多いようですが、ママに頼りがちという場合も。“おしっこのときのオムツ替えはできるけれど、ウンチのときのオムツ替えは苦手……”。そんなパパはいませんか。「苦手だなと思ったら、どうやったら楽しめるかを考えてみるといいと思います。私はウンチやおしっこの状態を見ることは、子どもの健康状態をチェックするバロメーターだと思えたことで、オムツ替えへの抵抗がなくなりました。平日の日中はできない分、『起床時のオムツ替えは自分がやる!』と決めてしまえば、朝イチの健康チェックはパパの担当になります。『今日はこんな感じだったけど……』と、オムツ替えから感じたことを話すだけでも、限られた時間内で育児に参加しようとしている気持ちがママに伝わります。オムツ替えは、経験を重ねればすぐにうまくなりますよ」(安藤さん) 3. いっしょにいてくれるだけで、子どもはうれしい!遊びは「日常のなかの共同作業」で子どもとどうやって遊んだらいいかわからない……。そんな悩みを抱くパパは少なくありません。週末はゆっくり体を休めたいのに、わざわざ混雑するテーマパークへ出かけるのが苦痛に感じることもあるでしょう。そんなときは、日常のなかで親子の共同作業を取り入れるのがオススメです。「子どもはパパといっしょに何かできることがうれしいものです。洗車をする、ハンバーグをこねる、掃除をする、など、身近なことをいっしょにやるだけでも楽しく感じ、遊びと同じ感覚になれます。私は絵本を読むのが好きなので、いっしょによく読んでいました。ギターに合わせて歌を歌いながらアレンジするのが楽しくて、何時間も読んでいましたね。そんな私に、子どもも喜んでつきあってくれました。まずは、自分が楽しく参加できる作業のなかで、子どもといっしょに過ごす時間を増やすことから始めてみましょう!」(安藤さん) 4. 今やらなきゃ! 老後のためにも積極的な参加を家事は「必要なスキル」家事は、家庭内を清潔にし、家族が健康に過ごすために行うもの。ここをママ任せにしてしまうと、老後に大きな不安を抱えることになりかねません。将来、介護する側に回る可能性もあるので、掃除、洗濯、できれば料理まで、ひととおりできるよう少しずつ挑戦しておきたいもの。「例えば、お風呂掃除なら風呂釜、排水溝、風呂用のイスや桶まで、念入りに磨くこと。シャンプー類の在庫状況もチェックし、不足していれば補充するところまで、一連の流れをおさえるようにしましょう。ゴミ出しも同様です。すべての部屋のゴミを集め、分別のチェックをし、収集日と時間を守ってゴミを出すところまでマスターを。ゴミを出した後に玄関の靴をそろえる、というプラスのワンアクションを加えるとベターです。作業の全体を把握し、動きをつかむと“デキる男”になりますね。掃除機はパパの担当と決め、自分好みの製品を購入するのも手です。家電の機能を調べて購入するのは、男性のほうが得意かもしれません。家事も育児もそうですが、案外やってみると、パパのほうが得意なことはたくさんあるんです」(安藤さん) 5. これも老後の備えになるうえに、ママがホレ直すかも?パパ友作りは「今からできる貯蓄」今は仕事があって、職場の仲間や取引先とのおつきあいもあり、人間関係に不足を感じない日々かもしれません。しかし、いつかは定年を迎え、自宅を中心に過ごす日がやってきます。そのときに、ママと子どもしかコミュニケーションを取れる相手がいないのは、ちょっと寂しい老後になりそうです。「ビジネスが絡んでいない、地域のなかでのネットワークは、将来、お金に換えられない大切な財産になります。子どもたちの成長をともに味わい、語り合い、さまざまな経験を積み重ねながら育む友情ほど、老後を豊かにしてくれるものはありません。保育園や幼稚園の送迎時にあいさつをするだけでなく、園の行事や学校の活動などで、パパどうしの関わりに積極的に参加し、関係資産を増やす交流を深めておきましょう。地域交流を積極的にするパパの姿は、ママや子どもたちにとって頼もしく映ることでしょう」(安藤さん) 教えてくれた人安藤哲也さんNPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー/代表理事1962年生まれ。二男一女の父親。出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、2006年に父親支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し代表に。「笑っている父親を増やしたい」をモットーに、講演や企業向けセミナー、絵本読み聞かせなどで全国を歩く。最近は「イクボス」の養成を目指した企業・自治体での研修も多い。厚生労働省「イクメンプロジェクト推進チーム」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」、東京都「子育て応援とうきょう会議」、にっぽん子育て応援団 共同代表なども務める。著書に『できるリーダーはなぜメールが短いのか』(青春出版社)、『父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパになれた理由」』(廣済堂出版)などがある。『新しいパパの教科書』(著/ファザーリング・ジャパン 刊/学研プラス) せっかくパパになれたのならば、楽しまなきゃもったいない! これを機に育児のノウハウを学びたいパパにおすすめの本です。