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実感レポ

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おいしく炊けないはずの玄米がまさかの美味! 「本炭釜 KAMADO」“玄米芳潤炊き”モードの実力とは

健康や美容に関心の高い人々を中心に、玄米食が人気を集めています。でも、玄米はおいしくない……という理由でなかなか長続きしなかった、という人も少なくないのでは?精白されていない状態の米である玄米は、白米よりもビタミンB1を多く含んでいます。玄米そのものが“完全食”といわれるように、カラダに必要な栄養素の多くを補えるほど、栄養価が高いとされています。でも、一般的な炊飯器で炊いた玄米は、白米と比べ、やや食感が固く、ぼそぼそとして歯ごたえもあり、正直なところ、筆者はあまりおいしいと思ったことがありませんでした。そこに目をつけたのが、三菱電機の最新IHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」です。「本炭釜 KAMADO」は、玄米をまるで白米のように瑞々しくおいしい状態で食べるために生み出された“玄米芳潤炊き”というモードを搭載。一般社団法人 高機能玄米協会と共同開発したお墨付きの機能で、このモードを使うことで、玄米を驚くほどおいしく炊けるといいます。果たして、実際のところどんな味なのか……? 試食してみました。 これなら毎日玄米でもイケる! “ボソボソ感”がない瑞々しさにびっくり 「本炭釜 KAMADO」の「ふつう炊き(A)」、「美容玄米モード(B)」、そして「玄米芳潤炊きモード(C)」で炊いた玄米を、それぞれ食べ比べてみました。まずは「ふつう炊き」。やや固く、お米の粒感とともに玄米特有の歯ごたえがあります。筆者はこの食感が苦手で、ふだんあまり玄米を食べないのです……。次に、「玄米芳潤炊きモード」。これは正直、驚きました。大げさではなく、白米に近い瑞々しい食感。あの玄米特有のボソボソ感がほとんどなく、口の中にふわっと広がる香り。これなら白米がわりに積極的に食べようと思えます。そして、女性の皮膚や粘膜、髪の健康を維持する働きを持つとされるビタミンB1を多く維持するという「美容玄米モード」。こちらは、「ふつう炊き」と「玄米芳潤炊きモード」の中間ぐらいで、“玄米を食べている感”をほどよく残した炊きあがり、といった印象でした。 なぜ「本炭釜 KAMADO」は玄米をおいしく炊けるのか? 一般的な炊飯器で玄米をおいしく炊けないのは、玄米の表面には薄皮である糠(ぬか)がついているので、なかなか水を吸水しにくい、というのが最大の理由です。気温や湿度などの影響にも左右されますが、12時間から24時間、水に浸けておいても、内側まで吸水しない場合もあるといいます。そのあたりの問題をどう解決して、「本炭釜 KAMADO」の“玄米芳潤炊きモード”は玄米を美味しく炊けるようになったのでしょう。開発を手掛けた三菱電機ホーム機器の金井孝博さんにうかがいました。三菱電機ホーム機器株式会社  家電製品技術部調理機器技術課 金井孝博さん「まず、通常の白米を炊飯する場合と大きく異なる点が、予熱時の温度上昇にあります。“玄米芳潤炊きモード”の場合、釜内の温度を急激に90°C近くまで上昇させます」(金井さん)なぜ予熱時から釜内の温度をここまで高めるのかというと、そうすることで玄米の外皮が適度にやわらかくなり、お米が吸水しやすくなるから。「熱を一気に加えることで、すべての玄米の外皮に満遍なくヒビが入ることで、わざわざキズをつけたり削り取ったりしなくても、玄米が自然と吸水できる状態に導きます。これにより、白米と同様、中までしっかりとα化した、柔らかく瑞々しい炊き上がりへ一歩近づきます」(金井さん)とはいえ、一気に温度を高めるだけではダメだそう。その後、少しだけ加熱を止めて冷ますことが、より重要とのこと。「火力を上げただけだと、どうしてもお米のある場所によって、熱の入り方にムラが生じてしまいます。ですから、予熱途中で加熱を止めて冷やすことが、実は重要なのです。イメージでいえば、煮物やおでんなどが、温度が下がっているときに味が染み込む、といった原理と同じです。また、本炭釜は急激に熱が落ちるのではなく、ある程度全体をしっかりと加熱しながら釜内の温度を落とすことができます。そんな本炭釜の特性のおかげで、満遍なく全体を加熱できるのです」(金井さん)炊飯器で唯一、炭を内釜に使用しているのが“本炭釜”と呼ばれるゆえんさらに、ジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」には、“美容玄米モード”が用意されています。玄米に多く含まれ、皮膚や粘膜、髪の健康を維持する働きを持つとされるビタミンB1を多く維持する、女性にうれしいモード。こちらも重要なポイントとなるのが、予熱時の温度上昇だと金井さんはいいます。「“玄米芳潤炊き”ほど一気に温度を上昇させてしまうのではなく、予熱時には50°Cくらいまで緩やかに上げていき、そこから一気に沸騰させ、水分を蒸発させ、短時間で炊き上げます。これが、玄米に豊富に含まれるビタミンB1の残存量を少しでも増やすために欠かせない温度の上げ方なのです」(金井さん) 巧みな温度管理技術と、炭を素材にしたオンリーワンの釜で、玄米=おいしくないというイメージを見事に払拭した三菱電機のIHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」。栄養価の高い玄米をおいしく食べたい、健康食として継続的に生活へ取り入れたいと考えている人は、一度ぜひ試してみてはいかがでしょう? 三菱電機 IHジャー炊飯器:本炭釜 KAMADO  かまどごはん 文/滝田勝紀『All About』の家電ガイド。フリーランスの編集者。モノ情報誌で家電の担当を10年以上務める。ロボット系家電やIoT家電にも精通。毎年9月にドイツで開催される世界一の家電見本市「IFA」ほか、海外取材の経験も豊富。