教えて!マイスター

【エアコン “カタログ”の見方】実は勘違いしてた!? 性能や仕様はこの数字をチェック!

家電を購入する際、カタログを参考にしようと思っても、性能や仕様を示す数字がいろいろ記載されていて、どこをどう見ればいいのかわからない、という声をよく聞きます。そこで、カタログの読み方にまったく自信のない編集部のスタッフが、ここだけは押さえておきたい! という重要なポイントを、『All About』で「家電」ガイドを務める滝田勝紀さんに教えてもらいました。今回は第1弾、「エアコン編」です。 ■「15~18畳用」とは、“木造なら15畳用、鉄筋なら18畳用”という意味── 数字や見慣れない用語がずらりと並んでいて、正直、どこから見ればいいかすらわからないのですが…。「まず最初に見るべきは、『畳数の目安』です。カタログに『暖房:15~18畳用』などと書かれているところですね」── このエアコンの暖房は15畳から18畳までの広さの部屋に適している、ということですね? 「いえ、実はそうじゃないんですよ。勘違いされる方も多いと思いますが、『15~18畳用』というのは、正しくは“このエアコンの暖房は木造住宅なら15畳、鉄筋住宅なら18畳の広さに適している”という意味なんです」── え、そうなんですか!? “15〜18畳ぐらい”と幅を持たせて書いてあるのだと思い込んでいました…。「同じ性能のエアコンでも、気密性の低い木造住宅と、気密性の高い鉄筋コンクリートの住宅とでは、冷暖房が効く広さが違いますよね。その両者の違いを表記してあるのです」 ■温度調整&冷暖房の「能力(kW)」を出すために必要な「消費電力(W)」 ── 畳数の目安、正しい読み方がわかりました。では次は?「次は、エアコンの能力(kW)と消費電力(W)をチェックします。まず、能力(kW)の見方からいきましょう」── この表では、上段に暖房の能力(kW)「6.7(0.6~11.7)」、下段に冷房の能力(kW)「5.6(0.6~6.0)」と書かれていますね。「この場合、暖房の『6.7』kWと冷房の『5.6』kWが定格出力を指します。定格出力とは、エアコンの標準出力のことです。そして、(0.6~11.7)、(0.6~6.0)というカッコ内の数値は、”エアコンの能力の範囲”のこと。左の数値が小さければ小さいほど、きめ細かく温度調整できます。そして、右の数値が大きければ大きいほど、パワーが大きく素早く冷暖房できるんです。 さらに続けて、消費電力(W)の見方にいきましょう」 ── 上段に暖房の消費電力(W)「1580(105~3670)」、下段に冷房の消費電力(W)「1600(105~2020)」が書かれていますね。「上段は、さきほどの『暖房:能力(kW) 6.7』に対応しています。つまり、“エアコンが暖房の「6.7」kWの能力を出すために、「1580W」の消費電力が必要”という意味です。また、(105~3670)は、最小出力運転時の消費電力が105W、最大出力運転時の消費電力が3670Wであることを表しています」 ■「期間消費電力量」は、“一年間”に使う電力量の目安に ── 畳数、能力、消費電力。この3つをおさえて、その次にチェックすべきは?「『期間消費電力量』を見ましょう。この表では、期間消費電力量が1558kWhと書かれていますね。これは、JIS(日本工業規格)の基準にもとづき、1年間を通じて冷暖房を使用した場合の目安となる消費電力量が1558kWhという意味です。この数値が小さければ、それだけ1年間に使う消費電力が少なく、電気代もかからないということです」 ■この数字が大きいほど省エネ!「通年エネルギー消費効率」── ほかに「ここはおさえておくべき!」という数字はありますか?「意外と無視されがちですが、実はとても重要な数字が『通年エネルギー消費効率(APF)』です。これは、 実際の使用状態に沿った省エネ性能を示す指標。JIS C 9612に基づいて、実際の使用に近い条件でエアコンを運転したときの、消費電力1kWあたりの冷房・暖房の能力を表わしたものです。つまり、クルマで言う燃費のようなもので、この数字が大きいほど省エネ性能が高いわけですね」── なるほど! エアコンは長くつかうものだから、省エネ性能は気になるところです。こうやって順にカタログの数字をチェックしていくと、そのエアコンの“中身”が見えてくる感じですね。「カタログには、もちろんこれ以外にもいろいろと参考になる数字が書かれています。ただ、最低限これらの数字の意味と見方を理解しておけば、きっと設置する部屋にマッチしたエアコンを選べると思いますよ」 【こちら記事もおすすめです】[glink url="http://www.mitsubishielectric.co.jp/me/project/shizuoka/report.html"][glink url="http://www.nikuine-press.com/survey/post_370/"]教えてくれた人滝田勝紀さんAll Aboutの家電ガイド。フリーランスの編集者。モノ情報誌で家電品の担当を約10年以上務める。特にロボット系家電やIoT家電に精通。毎年9月にドイツで開催される世界一の家電見本市「IFA 2015」ほか、海外の家電取材の経験も豊富。

ニクイねぇ!調査隊

部屋のエアコン温度設定±3℃以内で7割がイラッ (`ヘ´)  “温度差”のある夫婦ほど、二人の距離は遠かった

普段、仲のいい夫婦でも、イラッとすることがありますよね? 自分では気づいていなくても、実は相手をイラッとさせていることって多いかも!?イラッとすることが多いと、仲がいい夫婦も少しずつギクシャクしていってしまうかも。夫婦間において、互いイラッとさせる原因は何なのかを、知っておいた方が良いですね。三菱電機は、20~60代の、パートナーと同居する男女500人を対象に「夫婦間でイラッとすることの実態調査」を実施しました。 ■家庭でイラッとすることは、家電や照明のつけっぱなしとエアコンの温度設定。夫より何かとイラッとしがちな妻日常生活でパートナーに対してイラッとすることは、「家電製品のつけっぱなし」(57.4%)、「照明のつけっぱなし」(55.5%)、「エアコンの温度設定」(50.7%)、「コミュニケーションの不足」(49.0%)、「部屋の掃除(分担・頻度・掃除の方法など)」(48.8%)の順となりました。男女差が大きいのは「服のぬぎっぱなし」(28.5ポイント差)、「いびき」(28.1ポイント差)、「トイレの使い方」(24.3ポイント差)、「テレビ・BGMなどの音量」(22.3ポイント差)、「家電製品のつけっぱなし」(21.4ポイント差)の順となり、女性は男性のずぼらな一面にイラッとすることが多いようです[図1]。 ■妻の4人に1人は夫の家電製品のつけっぱなしに週1以上イラッとパートナーの家電製品のつけっぱなしに対してイラッとする頻度は、「週1回以上」が16.9%。「月1回以上」になると32.9%にのぼります。男女別では、女性のイラッと度が高く、夫のつけっぱなしに対し、4人に1人が「週1回以上」(22.9%)イラついています。年代別では、50代以降の熟年世代より若い世代の方がイライラしがちです[図2]。 ■家電製品のつけっぱなしは夫婦不仲の原因に?パートナーの家電製品のつけっぱなしは、夫婦の関係にどんな影響をおよぼしているのか見てみます。仲良し夫婦を自認する人でも、56.2%と半数以上がイラッとしていますが、不仲夫婦では81.3%と非常に高くなっています。また、「結婚前より仲が悪くなった」と答えた人の65.6%が、パートナーの家電製品のつけっぱなしに対しイラッとしていることから、家電製品のつけっぱなしが、夫婦仲の悪化を引き起こす要因になるとも考えられます[図3]。さらに、夫婦の間でパートナーに対してイライラすること第3位の「エアコンの温度設定」について、詳しく見てみましょう。 ■半数の夫婦が抱える「エアコンの温度設定」問題イライラ経験率50.7%(夫41.9%、妻59.5%)と、半数の夫婦が抱えるエアコンの温度設定問題。仲良し夫婦のイライラ経験率は46.5%ですが、不仲夫婦では81.3%と、ぐんと高くなっています。特に、「結婚前より仲が悪くなったと思う」人では68.9%にのぼり、イライラ原因1位の「家電製品のつけっぱなし」(65.6%/[図3]参照) を上回っています。エアコンの温度設定問題は、家電製品のつけっぱなし以上に、夫婦仲を悪化させるトラブル要因かもしれません[図4]。 ■エアコンの温度設定±3℃以内で7割がイラッ (`ヘ´)夫は妻の温度設定が「高い」、妻は夫の温度設定が「低い」にイラッエアコンの温度設定でイライラ経験がある人に、何度くらいの温度差でイライラするのか聞いてみると、自分の理想温度より「1~3℃低い」(39.4%)、または「1~3℃高い」(38.5%)が多く、1〜3℃の温度差でイライラすることがわかりました。男女別で見ると、夫は自分の理想温度より「1~3℃高い」(59.1%)ことにイラッとし、妻は「1~3℃低い」(49.6%) ことにイラッとしています[図5]。3℃以内の温度差でイライラする人は500人中149人で、イライラ経験者の中では7割を占めますが、夫婦全体でも35.5%にあたり、世の中の夫婦の3組に1組は、3℃以内の温度差でイライラしていることになります。 ■エアコンの温度設定でもめたら、夫が折れるのが定石エアコンの温度設定でイライラした場合の解決方法は、「自分が妥協してパートナーの希望温度に設定する」(44.6%)か、「パートナーに妥協してもらい自分の希望温度に設定する」(33.8%)という妥協案が主流です。これを男女別に見ると、夫の約6割は「自分が妥協してパートナーの希望温度に設定する」(58.0%)と答えており、夫婦間のエアコン温度設定問題は、夫が折れるケースが定石のようです[図6]。 ■エアコンの温度設定でイライラすると、夫婦の距離まで遠くなるエアコンの温度設定問題と夫婦の距離感も調べてみました。テレビを一緒に見るときの夫婦の距離は、エアコン温度設定でイライラする夫婦は1.32m、イライラしない夫婦は1.03mとなりました。一緒に食事をするときの距離は、エアコン温度設定でイライラする夫婦は1.14m、イライラしない夫婦は0.89mとなりました[図7]。エアコンの温度設定問題は、夫婦の距離も遠ざけているようです。 今回の調査で、「エアコンの温度設定」が夫婦間トラブルの大きな原因になっていることがわかりました。どんどん寒くなるこれからの季節。エアコンを使用する家庭も多くなると思いますが、温度設定には気をつけて、いつまでも仲のいい夫婦でいたいですね。 ●20代〜60代のパートナーと同居する男女500人に聞く、仲良し意識と距離感 実態調査結果 (※クリックするとPDFファイルが開きます)【調査概要】調査時期:2015年10月15日(木)~10月23日(金)   調査方法:インターネット調査  調査対象:パートナーと同居する20代〜60代の男女500人(未婚80人、既婚420人)  (既婚者の内訳:婚後1年以内63人、1〜3年85人、3〜5年78人、5〜10年73人、10〜20年61人、20年以上60人)