How To

2019年の恵方は東北東! 親子で楽しむ「恵方巻きレシピ」5

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 写真/矢部ひとみ

2019.01.21

Recipe 4

とろりとしたアボカドと豚肉の相性がバッチリ!

アボカド肉巻き入りの恵方巻き

「アボカドの肉巻き、にんじんラペ、薄焼き卵に、レタス、きゅうりを加え、マヨネーズで仕上げました。野菜がたっぷり入っていて、栄養バランスのよい洋風の味つけです。色鮮やかな断面と、とろける食感、甘酸っぱい味わいなので、お子さんでも飽きずに食べてくれることでしょう」(清水さん)

 

★下ごしらえ

太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。

 

◆薄焼き卵

材料(つくりやすい分量)

卵……1個

砂糖……小さじ1/2

塩……少々

油……小さじ1

 

つくり方

(1)ボウルに卵を割りほぐし、砂糖と塩を加えてよく混ぜる。

(2)卵焼き器に油を引いて中火にかけ、(1)の卵液の1/2量を流し入れ、全体に広げる。

(3)(2)の表面が固まってきたら裏返して数秒焼き、ザルを裏返した上に置いて冷ます。同様に、残りの1/2量の卵液も焼く。

(4)それぞれを2等分に切る。

 

◆にんじんラペ

Recipe 2の下ごしらえを参照

 

◆きゅうりの細切り

Recipe 2の下ごしらえを参照

 

◆アボカドの肉巻き

材料(つくりやすい分量)

豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)……10枚

酒……大さじ1

塩……少々

コショウ……少々

アボカド……1個

小麦粉……適量

 

<甘酢だれ>

酢……小さじ1

しょうゆ……小さじ2

砂糖……小さじ2

酒……小さじ1

 

つくり方

(1)豚薄切り肉に酒、塩、コショウを振りかけてしばらく置く。

(2)アボカドは縦半分に切って種と皮を取り除き、半分のアボカドをそれぞれ縦5等分の薄切りにする。

(3)薄切りにしたアボカド1枚に豚薄切り肉を巻きつける。これを10個つくる。小麦粉を全体に振りかける。

(4)フライパンに(3)を並べて中火にかけ、上下返しながら5分ほど焼き、<甘酢だれ>を加えて全体にからめながらひと煮立ちさせる。

 

★仕上げ

それぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。

 

材料(1本分)

焼きのり……1枚

酢飯……130g

レタス……1枚

薄焼き卵……1枚

にんじんラペ……30g

きゅうりの細切り……30g

アボカド肉巻き……2〜3本

マヨネーズ……適量

 

つくり方

(1)巻きすの上に焼きのりを縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。

(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに、水気を拭き取ったレタスを、酢飯の上に収まる大きさにちぎって並べる。その上に薄焼き卵、にんじんラペ、きゅうりの細切りの順に横一列に重ねていき、アボカド肉巻きを2〜3個並べ、最後にマヨネーズを全体にかける。

(3)巻きすで巻けば完成。

 

★Point アボカド肉巻きが中央へくるように巻く

「アボカド肉巻きを最後に載せ、指で軽く押さえながら巻いていきましょう。こうすることで、中心部分にアボカド肉巻きがうまく入ります。レタスや薄焼き卵で花びらのようにアボカド肉巻きを囲むと、見栄えよく仕上がります」(清水さん)

 

 

 

Recipe 5

定番常備菜がお祝い膳に変身!

稲荷の恵方巻き

「ひじきや切り干し大根の煮物、きんぴらごぼう、ほうれん草のおひたしなど、和食の常備菜を具材にし、焼きのりの代わりに油揚げ煮で巻きました。甘じょっぱい油揚げで巻くだけで、ごちそう感が高まります。“お稲荷さん”好きのお子さんたちにおすすめのメニューです。お子さん向けには、しば漬けを抜いてつくってあげてください」(清水さん)

 

★下ごしらえ

太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。

 

◆油揚げ煮

材料(つくりやすい分量)

油揚げ……2枚

水……2カップ

砂糖……大さじ1

しょうゆ……大さじ1

 

つくり方

(1)油揚げは湯どおしし、油揚げの上から菜箸や麺棒などで、ころころと2往復ほど転がして湯を切る。長辺の1辺と、短辺の2辺を切り落とし、手でゆっくりと丁寧に開く。

(2)鍋に水、砂糖、しょうゆと(1)の油揚げを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にし、ふたをして20分ほど煮る。

(3)火を消して冷めるまでそのまま置き、冷めたら油揚げが破れないよう、ゆっくりと汁気を絞る。

 

◆ひじき煮

材料(つくりやすい分量)

乾燥ひじき……30g

にんじん……1/3本

油……適量

 

<調味料>

しょうゆ……大さじ1と1/3

みりん……大さじ1と1/3

酒……大さじ1

水……大さじ2

 

ごま油……小さじ1

白ごま……適量

 

つくり方

(1)乾燥ひじきはたっぷりの水(分量外)に30分ほど浸けて戻す。長ひじきを使用する場合は、1〜2cmの長さに切る。

(2)にんじんは1〜2cmほどの長さの千切りにする。

(3)フライパンに油を引いて中火にかけ、(1)で戻した乾燥ひじきと(2)のにんじんを加えて2分ほど炒める。

(3)<調味料>を加えて弱火にし、ふたをして4分ほど煮る。

(4)ふたを開けて強火にし、煮汁を飛ばす。

(5)仕上げにごま油と白ごまを加え、軽く混ぜて火を止める。

 

 

◆切り干し大根煮

材料(つくりやすい分量)

切り干し大根……30g

にんじん……1/3本

 

<調味料>

しょうゆ……大さじ1と1/3

みりん……大さじ1と1/3

酒……大さじ1

水……大さじ2

 

ごま油……小さじ1

白ごま……適量

 

つくり方

(1)切り干し大根はひたひたになる程度の水に15分ほど浸け、戻す。

(2)にんじんは1〜2cmほどの長さに千切りする。

(3)鍋に、水切りした(1)の切り干し大根と(2)のにんじん、<調味料>を加えてふたをし、中火で10〜15分ほど煮る。

 

◆きんぴらごぼう

材料(つくりやすい分量)

ごぼう……1本

にんじん……1/3本

ごま油……大さじ1

酒……大さじ2

みりん……大さじ1

砂糖……大さじ1

しょうゆ……大さじ1

白ごま……適量

 

つくり方

(1)ごぼうはよく洗い、タワシまたは包丁の背で皮をこそげとる。2〜3等分に切り、斜め薄切りにしてから千切りにする。水(分量外)に5分ほどさらしてアクをぬく。

(2)にんじんは(1)のごぼうと同じくらいの大きさになるよう、千切りにする。

(3)フライパンにごま油を引いて中火にかけ、(1)のごぼうと(2)のにんじんを加え、しんなりするまで5分ほど炒める。

(4)(3)に酒を加えて軽く混ぜる。次に、みりん、砂糖、しょうゆの順に加えていく。

(5)汁気がなくなるまで炒めたら火を止め、全体に白ごまを振る。

 

◆だし巻き卵

Recipe1の下ごしらえを参照

 

◆ほうれん草のおひたし

材料(つくりやすい分量)

塩……少々

ほうれん草……1束

だし汁……100cc

しょうゆ……小さじ2

 

つくり方

(1)鍋にたっぷりの湯(分量外、1L程度)を沸かし、塩を加えてほうれん草を2分ほどゆでる。

(2)(1)のほうれん草をザルに上げて冷水にさらし、色どめをしてから水気をよく絞る。

(3)ボウルにだし汁としょうゆを加えて混ぜ合わせ、(2)のほうれん草を加えて10分以上置き、味をなじませる。

(4)(3)の汁気をよく絞り、3cmの長さに切る。

 

 

★仕上げ

それぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。

 

材料(1本分)

油揚げ煮……1枚

酢飯……110g

だし巻き卵……1/4本

ひじき煮……15g

切り干し大根煮……15g

きんぴらごぼう……10g

ほうれん草のおひたし……15g

あみのつくだ煮……少々

柴漬け……10g

 

つくり方

(1)巻きすの上に汁気をしぼった油揚げ煮を縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。

(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに、だし巻き卵、ひじき煮、切り干し大根煮、きんぴらごぼう、ほうれん草のおひたし、あみのつくだ煮、水気を切って細かく刻んだしば漬けの順に横一列に重ねていく。

(3)巻きすで巻けば完成。

 

★Point 油揚げはゆっくりと開く

「油揚げを開くときは、湯どおし後、菜箸や麺棒を2往復くらい転がしてからゆっくり開くと、手でもきれいに開けます。煮つけた後は油揚げが破れやすくいため、開くのが困難になります。油揚げを開く作業は、火にかける前に行う方がスムーズです。恵方巻きとして1本丸ごと食べる場合は、崩れやすいので、巻きすで巻いた後はラップで包んでおき、ラップをはがしながら食べるのがおすすめです」(清水さん)

 

★恵方巻きといっしょに食べたい栄養バランス抜群のおかずとは?

具材を変えるだけで、さまざまな味わいを楽しめる恵方巻き。今回は、酢飯の量を少なめにしたので、パパや育ち盛りのお子さんには、2本くらい用意してあげてもよさそうです。また、恵方巻きといっしょに食べるおかずの栄養素にも注目しましょう。

「恵方巻きの具材は、砂糖やしょうゆで甘辛く煮たものが多く、さらに酢飯がメインなので、糖質や塩分が高くなりがちです。夕食として食べる場合には、副菜に豚肉や魚など、糖質代謝を助けるとされるビタミンB1を多く含むものを用意しましょう。酢飯に使うごはんを玄米や胚芽米にするだけでも、ビタミンB1を摂取することができますよ。

塩分を排出するカリウムを含んだ根菜類や、ビタミンCを多く含む緑黄色野菜も補えるといいですね。例えば、かぶとほうれん草のみそ汁などは、手軽につくれるのでおすすめです。また、鉄分やカルシウムなどのミネラルを補うために、わかめと雑魚のサラダ小松菜と厚揚げの煮びたしなどを加えると、栄養バランス良い献立になります」(清水さん)

 

親子で手づくりすれば、節分は、楽しみと達成感のある行事になり、これまで以上に恵方巻きのご利益が高まりそうです。好みの具材で太巻きをつくり、願いごとに集中して黙々と味わうひとときは、思い出のひとコマになりそう。ぜひ、ご家族いっしょに恵方巻きをつくり、おいしく1本を食べきってください。

 

つくってくれた人

清水季代さん

 

管理栄養士、フードスペシャリスト/2歳の男の子のママ。都内の保育園に勤務の後、独立。食育キッチン「せたがやはらぺこだん」代表。栄養バランスがよく、こどもが食べたくなるレシピを得意とし、食育を目的とした親子料理教室、栄養・献立相談、レシピ開発等を行っている。
[HP] https://www.setagayaharapekodan.com
[Facebook] https://www.facebook.com/setagayaharapekodan/

 

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