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2019年の恵方は東北東! 親子で楽しむ「恵方巻きレシピ」5

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 写真/矢部ひとみ

2019.01.21

節分の日に、その年の吉方位=恵方を向いて食べると縁起がよい、とされている恵方巻き。願いごとを心の中で念じながら無言で食べる……という風習も、今ではすっかり定着しましたね。ちなみに、2019年の恵方は、東北東なのだとか。

さてこの恵方巻き、七福神にちなみ、7種類の縁起のよい食材を入れるという説もあるようですが、具材の内容に厳密な決まりはありません。そこで今回は、冷蔵庫にある食材やなじみのおかずで手軽に楽しめて、お子さんでも食べやすい恵方巻きのレシピをご紹介します。教えてくれたのは、管理栄養士でありフードスペシャリストの清水季代さん。いずれも、ごはんの量を通常量の半分にし、お子さんや食の細い方でも1本を食べきれるようアレンジしたレシピになっています。

 

「手づくりの恵方巻きは、お子さん好みの形や量に調整してあげられるのがいいですよね。細巻きでつくる場合、焼きのりを縦長ではなく、横長になるようにして巻きましょう。焼きのりは、巻く前に穴を開けておくと、食べる際に噛み切りやすくなります。また、ビニール手袋をはめて作業すると、ごはんやおかずが手につかず、作業がしやすくなります。中に巻く具材を多めにつくっておけば、常備菜やお弁当のおかずとしても重宝しますよ」(清水さん)

 

●子どもでも食べやすい! 恵方巻きづくりの小ワザ

「焼きのりに穴を開ける」      

「焼きのり専用の穴あけパンチを使うと、簡単に焼きのりに穴を開けられます。穴あけパンチがない場合は、おろし器の上に焼きのりを置き、上からキッチンペーパーで押しつければOK。こうすることで、巻き寿司にして水分を含んだ焼きのりでも、歯で噛み切りやすくなります」(清水さん)

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★関連記事:基本的な酢飯のつくり方や太巻きの巻き方は、こちらの記事を参考に!

具材の組み合わせによって、さまざまな味わいを楽しめる太巻き。一見、難しそうですが“巻きす”の使い方や太巻きに合う具材の組み合わせ方は、一度覚えてしまうととても簡単。今回は料理家のtottoさんに、太巻きのイロハについて教えていただきます。

 

 

Recipe 1

乾物ベースの甘じょっぱいおふくろの味

昔ながらの恵方巻き

「干ししいたけやかんぴょう、高野豆腐などの乾物を甘辛く煮詰め、あなごやだし巻き卵、桜でんぶなどを加えた基本形です。ひとつひとつが縁起を担いだ食材なので、最も節分にふさわしいひと品といえます」(清水さん)

 

★具材の下ごしらえ

太巻きで使用する具材をそれぞれつくります。

 

◆高野豆腐煮

材料(つくりやすい分量)

だし汁……400cc

 

<調味料>

砂糖……大さじ2

みりん……大さじ2

しょうゆ……小さじ1

塩……少々

 

高野豆腐……2枚

 

つくり方

(1)鍋にだし汁と<調味料>を加えて火にかける。

(2)沸騰したら中火にし、高野豆腐を乾燥した状態のまま入れ、煮汁が少し残る程度まで10〜15分ほど煮る。

(3)火を止め、そのまま冷めるまで置く。

(4)汁気を絞り、縦6等分に切る。

 

◆にんじん煮

材料(つくりやすい分量)

にんじん……中1本

水……200cc

 

<調味料>

しょうゆ……大さじ2

みりん……大さじ2

 

つくり方

(1)にんじんは皮をむいて横半分の長さに切り、太さ1cm程度の棒状に切る。

(2)鍋に水と<調味料>を入れて火にかけ、フツフツとしてきたら(1)のにんじんを入れて弱火にし、落としぶたをする。にんじんがやわらかくなるまで10〜15分ほど煮る。

 

◆しいたけとかんぴょう煮

材料(つくりやすい分量)

干ししいたけ……3個

かんぴょう……60cm

 

<調味料>

しょうゆ……大さじ1

砂糖……大さじ1

みりん……大さじ1

酒……大さじ1/2

干ししいたけの戻し汁……200cc

水……100cc

 

つくり方

(1)干ししいたけは2時間ほどぬるま湯(分量外)で戻す。石づきを取り、1個を5〜6枚の薄切りにする。

(2)かんぴょうは水で洗い、塩(分量外)をかけてよく揉んでから洗い流す。鍋に水(分量外)とかんぴょうを入れ、中火で15分ほどゆでてから湯切りする。

(3)鍋に<調味料>と(1)の干ししいたけ、(2)のかんぴょうを加えて強火にかける。沸騰してきたら弱火にし、落としぶたをして15分ほど煮る。

(4)(3)のかんぴょうを焼きのりの幅に合わせて切る。

 

◆だし巻き卵

材料(つくりやすい分量)

卵……3個

だし汁……大さじ1と1/2

片栗粉……小さじ1

砂糖……大さじ1/2

しょうゆ……小さじ1

油……小さじ1

 

つくり方

(1)卵をボウルに割りほぐす。

(2)常温以下にしただし汁に片栗粉を加えてよく混ぜ、(1)の卵液と合わせて混ぜる。砂糖、しょうゆを加えてさらに混ぜる。

(3)卵焼器に油を引いて強火にかけ、しっかりと温まったら(2)の卵液の1/3量を流し入れて全体に広げる。表面がうっすらと固まってきたら、卵焼き器の奥から1/3くらいを手前に折り、ひと呼吸おいてから、さらに手前へ半分に折る。同様に、1/3量の卵液を2回に分けて加え、だし巻き卵を焼く。

 

★仕上げ

それぞれ具材の準備ができたら、巻いていきます。

 

材料(1本分)

焼きのり……1枚

酢飯……130g

あなご(うなぎでも代用可)……長さ15cm×2本

高野豆腐煮……2〜3本

にんじん煮……2本

しいたけ煮……干ししいたけ1個分

かんぴょう煮……30g

きゅうり……1/3本(上下先端を切り落とし、長辺に6等分したものを2本)

だし巻き卵……1/4本

桜でんぶ……適量

 

つくり方

(1)巻きすの上に焼きのりを縦長になるように置き、酢飯を3等分にして中央部分へ横一列に並べる。奥側1/5ほどのスペースを残して、酢飯を全体に平らになるよう敷き詰める。

(2)(1)で敷き詰めた酢飯の中央あたりに、あなご、高野豆腐煮、にんじん煮、しいたけ煮、かんぴょう煮、きゅうり、だし巻き卵の順に横一列に重ねていき、最後に桜でんぶを載せる。

(3)巻きすで巻けば完成。

 

★Point 干ししいたけとかんぴょうを同時に煮る

「干ししいたけとかんぴょうは色が似ているので、いっしょに煮ます。時短になる上、それぞれのうま味が合わさり、深みのある味わいになりますよ」(清水さん)

 

【次のページは】サバ缶のマヨサラダや、牛しぐれ煮を使った恵方巻きレシピ!

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