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余っても二度楽しめる! 簡単「おせちリメイクレシピ」5選

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 写真/矢部ひとみ、PIXTA

2018.12.24

 

 

Recipe 4

表面サクサクのスコーンに黒豆のふっくら感が好相性!

黒豆とパルメザンチーズのスコーン

「バターを使わず、太白ごま油を使ってつくるスコーンです。コーヒーや紅茶といっしょにおやつとしていただけるだけでなく、お腹にたまるので朝食にもおすすめです。今回は、生地を伸ばした後、包丁で切って形づくりましたが、ふんわりとまとめて焼いてもおいしく仕上がるので、冬休み中のお子さんに生地をまとめるお手伝いをしてもらってもいいですね! その際、使い捨ての手袋を使うと、生地が手につかないので便利です」(髙橋さん)

 

◆アレンジするおせち料理「黒豆」

黒豆をしょうゆや砂糖などで味つけし、煮たものです。「まめ(健康)に過ごせるように」、「まめに働けるように」との願いが込められています。

 

材料(6個分)

黒豆(煮豆)……30g

強力粉……100g

パルメザンチーズ……18g

ベーキングパウダー……小さじ1.5

きび砂糖……大さじ1.5

太白ごま油(または菜種油)……大さじ2

卵(生地をつくるときに使うもの)……Mサイズ4/5個

牛乳……大さじ2

 

ツヤだし用溶き卵……1/5個分(生地をつくるときに使った分の残り)

 

※チーズが入っているので、スコーンをつくった翌日、もしくは、黒豆の賞味期限内のいずれか短いうちに食べきってください。常温で1日以上経つと、チーズの油分が溶け出してべっとりしてしまう恐れがあるので、冷蔵庫に保存し、食べるときはトースターで軽く温めるといいでしょう。

 

つくり方

(1)黒豆の汁気を切る。オーブンを180℃に余熱しておく。

(2)ボウルに強力粉、パルメザンチーズ、ベーキングパウダー、きび砂糖を入れ、手で2、3回かき混ぜる。

(3)別の小さめのボウル(または容器)に太白ごま油、卵、牛乳を入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。とろみが出て少し泡立つような状態まで混ぜて、油と牛乳を乳化させる。

(4)(2)の中央を凹ませ、(3)を加えて泡だて器で軽く混ぜる。一部に粉っぽさが残りながらも少しまとまってきたら、黒豆を加え、優しく手でひとまとめにする。生地がまとまりにくいようであれば、牛乳を少し(分量外)足してまとめる。

(5)調理台などにオーブンシートを敷いて(4)を載せ、手で優しく横長に伸ばして半分に切り、切った片方をもう片方に重ねる。これを2~3回くり返す。さらに生地を横長に伸ばし、包丁で6等分に切る。ツヤ出し用溶き卵を生地の表面に塗る。

(6)オーブンシートを敷いた天板に生地を均等に載せ、180℃に余熱したオーブンで20~25分間焼く。

 

★Point 油と水分をしっかり混ぜ合わせておく

「太白ごま油と牛乳をしっかり混ぜて乳化させます。ここを丁寧にやるか、適当に終わらせてしまうか次第で、スコーンの食感が大きく左右されるので注意しましょう。とろみが出て、少し泡立つような状態になったら、乳化の完了サイン。なめらかな生地ができますよ」(髙橋さん)

 

 

 

Recipe 5

寒い日に暖かい部屋で食べたい、甘さひかえめのアイスクリーム

栗きんとんのクルフィ

「インドで愛されている『クルフィ』というスパイシーなアイスクリームを、栗きんとんを使ってつくりました。栗きんとんは甘いので、基本的には砂糖を足さず、少ない材料でつくることができます。アイスを流し入れる型は、冷凍対応のカップや製氷皿など、なんでもOK。バットに流して固め、お好みの形にカットして盛りつけると楽しいですよ!」(髙橋さん)

 

 

◆アレンジするおせち「栗きんとん」

水や砂糖、さつまいもなどを使った粘り気のある餡(あん)に、栗を合わせたもの。栗きんとんの金色の色合いは小判や金塊に例えられ、「商売繁盛」や「金運上昇」などの願いが込められています。

※栗きんとんは、ものによって甘さが異なりますので、材料を煮詰めたら一度、味見をしてください。甘さが足りなければ、栗きんとんや砂糖(練乳でも可)を適宜加え、味を調えましょう。

 

 

材料(4個分)

栗きんとん……60g

成分無調整牛乳……500ml

カルダモンパウダー……小さじ1/6(お子さん向けには抜いても可)

ピスタチオ……スライスまたは砕いたものを適量(お好みで)

 

 

つくり方

(1)栗きんとんを包丁などで砕いておく。

(2)鍋に牛乳と(1)を入れ、中火~強火にかける。沸騰したら弱火にし、木べらでかき混ぜながら2/3~半分の量になるまで煮詰める。

(3)(2)にカルダモンパウダーを加えて混ぜ合わせ、冷ましてあら熱をとる。

(4)(3)を型の8分目まで流し込み、アルミホイルなどでふたをしてから、冷凍庫で4時間ほど冷やし固める。

(5)固まったら型から取り出し、ピスタチオをまぶす。

 

★Point 牛乳は焦がさないように混ぜながら煮詰める

「牛乳は沸騰すると吹きこぼれやすくなるので、大きな鍋を使ってください。焦がさないように木べらで混ぜながら煮詰めましょう」(髙橋さん)

 

 

おせち料理は家庭によって、こだわりのお店で購入したもの、自分たちで頑張ってつくったもの、お母さんやおばあちゃんが持たせてくれたもの……とさまざま。余ってしまったり、食べ飽きてしまったりしたときは、リメイクレシピで最後までおいしく食べ切ってくださいね。

 

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つくってくれた人

髙橋千帆さん

 

料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。
[Instagram] @this_is_chihotakahashi

 

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