How To

お手軽派から本格派まで! 今年こそ手づくりしたいクリスマスのローストチキン

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 写真/矢部ひとみ

2018.12.10

クリスマスパーティでの主役メニューといえば、ローストチキン。手づくりに挑戦したいと考えているママやパパのために、今回は2通りのローストチキンのつくり方を、料理研究家の髙橋千帆さんに教えてもらいました。

前回は、三菱電機のレンジグリル「ZITANG(ジタング)」の便利機能“自動リレー調理”を使った簡単&ヘルシーなローストチキンのつくり方や、余りものを活用したローストチキンのアレンジレシピをご紹介しましたが、今回は、フライパンでつくれるお手軽ローストチキンと、野菜を詰めた丸鶏の本格ローストチキンのレシピを紹介します。

 

三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」

http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/

 

★関連記事:三菱電機レンジグリル『ジタング』でクリスマスのローストチキンを焼いてみた!

もうすぐ、子どもも大人もワクワクするクリスマスがやってきます。家族や友人と集まったり、お子さんたちが中心となるパーティの計画を立てたりしているママやパパも多いのでは? 今回は、料理研究家の髙橋千帆さんに三菱電機のレンジグリル「ZITANG(ジタング)」を使った、ローストチキンのつくり方の基本を教えてもらいました。

★関連記事:余りものがおいしく変身! クリスマスローストチキンのアレンジレシピ3

クリスマスパーティで食べた丸鶏やチキンレッグのローストチキン。お子さんが小さかったり、ほかにもボリュームたっぷりのメニューがあったりして、食べきれずに余らせてしまったことはありませんか?今回は、余ったローストチキンを上手に活用するアレンジレシピを、料理研究家の髙橋千帆さんに教えてもらいました。

 

 

 

<基本のレシピ1>

子どもが喜ぶ甘みのある仕上がり!

フライパンでできるローストチキン

「フライパンでつくれる、初心者向けのローストチキンです。漬け込み時間を除けば20分ほどで完成する簡単レシピなので、出来合いのものを買わなくても、自宅で気軽につくれます。漬けだれにメープルシロップを入れて甘く仕上げているので、お子さんウケも抜群です。

今回のレシピでは、肉の食感をよくするのと、スパイスの香りをつけるために、1~2時間冷蔵庫で休ませていますが、お急ぎの場合は、この工程を省いても大丈夫。調味料を揉み込んですぐに焼いても、おいしくできあがります。クリスマスだけでなく、誕生日会などのメニューとしてもおすすめですよ」(髙橋さん)

 

材料(1人分)

チキンレッグ……1本

塩……小さじ1/2

ニンニク……スライスしたもの3~4枚

オリーブオイル……大さじ1

コショウ……適宜

 

<たれ>

メープルシロップ……大さじ2

しょうゆ……大さじ1.5~2(適宜)

塩……少々

 

つくり方

(1)チキンレッグは、付け根部分の近くから骨に沿って、ナイフで縦に切り込みを入れ、肉を開いておく。フォークを刺し、鶏肉の皮面に20カ所ほど穴を開ける。

(2)ポリ袋に(1)の鶏肉と塩、ニンニク、オリーブオイル、コショウを入れて揉み込み、1〜2時間冷蔵庫で休ませる。時間がない場合は、この工程を省略してもOK。 

(3)焼く30分ほど前に冷蔵庫から取り出し、肉を常温に戻しておく。

(4)フライパンにオリーブオイル(分量外)を入れて中火でよく熱したら、肉の皮目を下にして焼き、すぐに弱火にする。10~12分間、ふたやトングなどで肉を押さえつけながら、皮目に均一の焼き色がつき、パリッとするまで焼く。

(5)肉を返したら、弱火〜中火にし、フタをして4~5分間蒸し焼きする。

(6)肉から出た余分な油をキッチンペーパーで吸い取る。

(7)<たれ>を混ぜ合わせてからフライパンに加え、肉に絡める。肉の表面には、スプーンなどですくってかける。肉にたれが絡んで照りが出たら、火からおろして皿に盛る。

 

★Point 肉は鍋のふたなどでしっかり押さえて焼く

「皮目を焼くときは、皮全体をパリッとさせるため、肉をしっかり押さえつけます。使うものは、鍋ぶた、落しぶた、フライ返し、トング、菜箸など、なんでもOKです! また、ナイフであらかじめ肉に切り込みを入れ、開いておくことも重要。そうすることで、フライパンの底面に当たる面積が増え、火のとおりも均一になり、全体をパリッと焼くことができます」(髙橋さん)

 

<基本のレシピ2>

皮は香ばしく、中はやわらか!

丸鶏のローストチキン(スタッフドローストチキン)

「“スタッフドローストチキン”とは、丸鶏の中に詰め物をして焼き上げるローストチキンのこと。クリスマスならではの料理ですが、難易度が高そうなイメージも。ここでは、できるだけシンプルにつくれるよう、わかりやすくご紹介します。

中の詰め物には特に決まりがなく、基本的には、好きなものを好きな大きさで入れてOK。ただし、ローストチキンから出た肉汁を野菜が吸うので、水分の多すぎるものは不向きです。大人向けには、取り分けた肉に、ひきたての黒コショウやチリペッパー、クミンシードなどをひと振りしましょう。チキンにピリっとした辛さがマッチしておいしいですよ!」(髙橋さん)

 

材料(丸鶏:約1.2kg分)

◎ローストチキン

丸鶏……1.2kg前後

 

<ブライン液>

水……900cc

塩……27g

砂糖……27g

タイム……2本(お好みで)

ローリエ……1枚(お好みで)

粒コショウ……5~6粒(お好みで)

 

オリーブオイル……大さじ2強(焼く前と焼いている途中に塗る分を合わせて)

 

◎詰め物

じゃがいも……1.5個

ニンニク……1片

たまねぎ……大1/3個

いんげん……5~6本

オリーブオイル……大さじ1(野菜を炒めるときに使う分)

塩……小さじ1/2

カレーパウダー……少々(適宜)

パプリカパウダー……少々(適宜)

料理酒……大さじ1

 

つくり方

(1)まずは丸鶏の下処理から。丸鶏に首がついていれば、皮を切らないように注意して切り落としておく。水でお腹の中をきれいに洗い、残っている内臓を取り除く。お尻や首側に黄色い脂がついていれば、こちらも取り除く。表面もしっかり洗い、キッチンペーパーなどで水分を拭き取っておく。★POINT お尻の辺りで2段になっている部分(ボンジリの上にポコッと出ているところ)も取り除きましょう。ここから出る油は、においや味がよくありません。また、丸鶏の下処理は、初めての方には難しい作業。下処理までしてくれるお店もありますので、購入する精肉店などに相談しましょう。

 

(2)大きめの保存用袋などに、丸鶏と<ブライン液>を入れ、冷蔵庫でひと晩おく。

★POINT ブライン液は、お好みで3~5%の食塩と砂糖を入れた水でつくってください。今回は、お子さんでも食べやすいよう、3%の量でつくっています。

 

(3)(2)の袋から丸鶏を取り出し、キッチンペーパーなどで表面や腹の中の水分をとる。焼く1時間前には常温に戻しておく。

★POINT 常温に戻しておくことで、火のとおりが良くなります。

 

(4)ここからは詰め物の準備。じゃがいもは1個を4等分にした大きさに切りそろえ、水に10分弱さらしておく。水切りした後、キッチンペーパーで軽く水気をとる。

(5)ニンニクは厚切りに、たまねぎは乱切りにする。いんげんはひと口大に切る。

(6)フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火にかける。ヘラでまぜながら加熱し、香りが出てきたらじゃがいもを加えて中火で炒める。表面が透きとおってきたら、たまねぎ、いんげんを加え、さらに炒める。

(7)(6)に塩、カレーパウダー、パプリカパウダーを加え、食材にまんべんなく色がついたら料理酒を加え、ふたをして1~2分間蒸し焼きにする。

(8)ふたをとり、水分がなくなるまで熱したら、火を止め、そのまま冷ましておく。

(9)丸鶏のお尻の方から、下準備した詰め物を目いっぱい詰める。皮を伸ばして竹串で閉じる。

★POINT 鶏の大きさによって詰め物の量が変わってきますので、分量を調整してください。皮を閉じられるギリギリまで詰め物をした方が、丸鶏の形がよく焼けます。中までびっしり詰めましょう。

 

(10)丸鶏の両足首をタコ糸で結ぶ。オーブンを220℃に余熱しておく。

★POINT 手羽の部分も胴回りとともにタコ糸で結んでおくと、形よく焼けます。

 

(11)丸鶏全体にオリーブオイルを塗り、網を載せた天板に置き、オーブンで10分間焼く。

(12)オーブンを開け、丸鶏にオリーブオイルを塗る。オーブンの温度を180℃に変更し、60分間焼く。その間にもう一度、表面にオリーブオイルを塗る。

(13)オーブンの扉を開けて焼き色を見る。焼き色が足りなければ、お好みの焼き色がつくまで220℃で様子を見ながら焼く。

★POINT 中まで火がとおったかどうかを確かめるには、トングで丸鶏の頭を持ち上げ、足の方から透明な肉汁が出ていればOK。または、竹串を刺してみて、そこから透明な肉汁が出てくればしっかり焼けています。

 

(14)オーブンから取り出し、皿に盛り付ける。

 

★Point ブライン液に丸鶏をひと晩漬ける

「ブライン液とは、水に砂糖と塩を混ぜたもの。肉のパサつきを抑え、しっとりさせる効果があります。また、丸鶏をひと晩しっかりと漬け込むことで、均一に味をつけることができます。ブライン液といっしょに、お好みのハーブやスパイスを入れると風味がよく仕上がりますよ」(髙橋さん)

 

ごちそうという言葉がぴったりのローストチキンと、いつもよりちょっと丁寧なテーブルコーディネート。そんな華やかな食卓に、家族から歓声が上がりそうですよね。今年はぜひ、ご家庭に合った手づくりローストチキンレシピで、ホームパーティを楽しんでください! 

 

 

つくってくれた人

髙橋千帆さん

料理研究家。ベジタブル&フルーツアドバイザー。1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。
[Instagram] @this_is_chihotakahashi

 

 

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