Recipe 3
味も見栄えも抜群のお手軽メニュー!
あんかけ温豆腐

「温めたくずし豆腐の上に、カニカマ、絹さや、しめじでつくったあんをかけるだけ。とても簡単なのに、手間ひまかけてつくったかのような、ごちそうに見えるひと品です。カニカマの代わりにエビを使ったり、かき玉を加えたりと、包丁を使わなくてもアレンジを楽しめます。ただし、煮すぎるとカニカマの色が悪くなってしまうので、注意してくださいね」(島さん)
材料(4人分)
<A>
砂糖……大さじ2
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ2
酒……大さじ2
塩……少々
水……大さじ2
片栗粉……大さじ1(140mlの水で溶いておく)
しめじ(ばらのパック)……半袋
絹さや……8枚ほど
カニカマ……8本
豆腐……小パック4個(600gほど)
つくり方
(1)<A>を鍋に入れて火にかける。煮立ったら、しめじ、絹さや、カニカマを入れ、さらに5分ほど煮る。
(2)いったん火を止め、水溶き片栗粉を入れて混ぜる。再び火をつけ、とろみをつける。
(3)豆腐をひとつずつキッチンペーパーに包んで余分な水分を切り、600Wの電子レンジで豆腐ひとつにつき50秒ほど加熱する。
(4)(3)の豆腐をスプーンなどで軽くくずし、(2)のあんをかければ完成。
★Point あんの材料を先に混ぜておく

「あんをつくるときに使う調味料や水溶き片栗粉は、あらかじめボウルなどで混ぜておき、冷蔵庫で保管しておいてもOKです。ここまで準備しておけば、あとは食べたいときに材料を火にかけ、沸騰したら具材を入れて煮るだけ。ちょっとした準備ですが、大幅な時短効果がありますよ」(島さん)
Recipe 4
鶏と豚、2種類のひき肉のうまみで箸が進む
温玉コーンそぼろ

「お子さんに人気のごはんに合う鉄板おかずといえば、そぼろですね。ここでは、ヘルシーな鶏ひき肉に、豚ひき肉をブレンドして使いました。コーンの食感と甘みが味のアクセントになっています。とろりとした温玉を崩しながら食べると、まろやかな味がクセになります」(島さん)
材料(4人分)
<温玉>
水……1L
水(追加用)……400ml
卵……4個
<そぼろ>
<A>
水……30ml
しょうが(チューブ入りのもの)……大さじ1
にんにく(チューブ入りのもの)……大さじ1/2
砂糖……大さじ3
しょうゆ……大さじ3
塩……大さじ1/2
オイスターソース……大さじ1/2
酒……50ml
鶏ひき肉……200g
豚ひき肉……200g
コーン缶……1缶(180g)
片栗粉……小さじ1(30mlの水で溶いておく)
<スナップえんどうの煮びたし>
スナップえんどう……8個
<B>
水……300ml
顆粒だし……小さじ1/2
しょうゆ……大さじ1/2
みりん……大さじ1/2
塩……少々
つくり方
<温玉>
鍋に水1Lを沸騰させて火を止める。そこに水400mlを足し、卵をお玉に載せて鍋に入れていく。そのまま20~25分間置く。
<スナップえんどうの煮びたし>
(1)スナップえんどうは、頭とお尻をちぎってスジをとっておく。
(2)<B>の調味料を鍋で煮立てたら、スナップえんどうを入れる。5分間煮たら、煮汁とともに器にとって冷ます。
<そぼろ>
(1)<A>を鍋に入れて火にかける。煮立ったらひき肉を入れ、菜箸を2組使ってかき混ぜる。
(2)ひき肉の色が変わったら、コーンを入れ軽く混ぜる。
(3)いったん火を止め、水溶き片栗粉を入れながら混ぜ、再度火をつけてとろみをつける。
(4)そぼろの中央に温玉を載せ、スナップえんどうの煮びたしを添える。
★Point ごはんに載せればあっという間にお弁当の出来上がり

「そぼろはお弁当にもおすすめのおかずです。載せるだけなので盛り付けも簡単。忙しい朝でも手早く詰められるのが魅力ですね。いんげんやにんじんといった、ゆでた野菜を添えると、彩りも栄養バランスもよくなりますよ!」(島さん)