How To

伝統野菜や西洋野菜をおいしく食べる!「めずらしい野菜」でつくるお惣菜レシピ

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 撮影/山本雅世

2018.08.27

 

Recipe 3

バルサミコ酢とチーズの酸味ですっきり

フリルケールのパルミジャーノサラダ

フリルケールの旬:通年栽培 

「カーリーケール」という名前でも売られている柔らかいケール。苦味が強く、葉がごわごわしたイメージがあるケールを品種改良したもので、食物繊維やビタミンが豊富に含まれています。

「フリルケールはケールらしい苦味がほとんどなく、食べやすい野菜です。栄養価がとても高く、野菜の王様といわれているほどなので、見かけたらぜひトライしてみてください」(吉川さん)

 

「ケールはチーズとの相性が抜群で、栄養をそのまま摂れるサラダがおすすめ。ナッツをプラスし、朝食代わりにしても満足感を味わえるサラダにしました」(吉川さん)

 

材料(2人前)

バルサミコ酢……大さじ2

オリーブオイル……大さじ2

塩……ひとつまみ

パルミジャーノチーズ……大さじ2

フリルケール……1束

くるみ……ひとつかみ

 

つくり方

(1)ボウルにバルサミコ酢、オリーブオイル、塩、パルミジャーノチーズを合わせておく。

(2)芯を取り、ひと口大に切ったフリルケールを(1)に入れ、しっかりと手で混ぜ合わせる。

(3)皿に盛り、くるみを載せる。

 

★Point 味がなじむよう手でもみ込む

「葉がしっかりしているので、調味料と葉をぎゅっともみ込んで味をなじませます。また、下部の芯は硬いので取り除いておきましょう。チーズとくるみはお好みで増量してもOKです」(吉川さん)

 

 

Recipe 4

大きめにカットして“食べるおみそ汁”に

白瓜の冷ごまみそ汁

白瓜の旬:5〜8月中旬

白瓜は「青瓜」という別名を持ち、きゅうりほどの水分はなく、実はしっかりしています。完熟すると皮の色が白っぽくなることから、白瓜と呼ばれているのだとか。奈良漬など漬物の材料としても有名です。

 

「薄く切っておかかしょうゆと合わせたり、浅漬けにしたりしてもおいしくいただけます。生だとコリコリ、煮るとトロリ、ふたつの食感を楽しめます」(吉川さん)

 

材料(2人前)

水……300cc

昆布……5cmの長さ

白瓜……1本

おかか……1/2パック

すりごま……大さじ3

みそ……大さじ2

ねぎ……適量

おかか(飾り用)……適量

ごま……適量

 

つくり方

(1)水に千切りにした昆布を入れ、1時間以上置く。

(2)白瓜は水で洗い、たねをスプーンで取り除いたら、2cm幅に切る。

(3)沸騰させた(1)におかかと(2)を入れ、白瓜が透明になるまでを目安に中火で煮る。

(4)火を止め、すりごまとみそを入れる。みそを溶かしたらあら熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やす。

(5)ねぎとおかか、ごまをたっぷり載せる。

 

★Point たねはスプーンですくい取る

「たねは硬く、口に残るので、スプーンで取り除いておきます。皮はむきませんが、表面がざらざらと細かい繊維に覆われている場合があるので、軽くスポンジなどでこすってそれらを落としておきましょう」(吉川さん)

 

 

Recipe 5

真っ赤な色とにんにくの香りが食欲をそそる

ビーツのペペロンチーノ

ビーツの旬:6〜7月

ロシア料理のボルシチに使われることでも有名な野菜です。妊婦さんに必須の栄養素とされる葉酸が豊富に含まれています。利尿作用のあるカリウムも含まれ、糖質が少なくヘルシーな食材としても人気です。

「調理していると調理器具が赤くなりますが、染色効果はないので水洗いですぐに落とせます。色の鮮やかさを利用し、ビシソワーズに混ぜたり、サラダやピクルスにしたりすると、色味の美しい料理に仕上がりますよ」(吉川さん)

 

「千切りにすると、煮込み料理とはまたひと味違った、しゃきしゃきとしたビーツの食感を楽しめます。お弁当のすき間埋めや、彩りが欲しいときに使うと華やかになり、おすすめです。小さなお子さんが食べるときは、とうがらしを抜いてください」(吉川さん)

 

材料(2人前)

ビーツ……1個

オリーブオイル……大さじ1

にんにく……1かけ

とうがらし(輪切りにしたもの)……1/2本

塩……適量

 

つくり方

(1)ビーツの皮をむき、スライサーで千切りにする。

(2)ボウルにたっぷりと張った水でビーツをもみ洗いする。3回ほど水を替えて洗ったら、水を切っておく。

(3)フライパンにオリーブオイルとにんにく、輪切りにしたとうがらしを入れ、香りが立ってきたらビーツを炒める。

(4)火がとおったら塩を振り、火を止める。

 

★Point もみ洗いでしっかりとアク抜きをする

「ビーツはアクが強く、そのままだと土くささが気になりますが、水でもみ洗いすることで、アクが抜けて食べやすくなります。生食の場合もアク抜きをしておきましょう」(吉川さん)

 

 

どうやって食べたらいいかわからなかった野菜類も、こうした簡単レシピで一度使ってみると、それぞれの特徴がよくわかり、さまざまな料理へのアレンジができます。品種改良された野菜や、最近見かけるようになった西洋野菜は、日本人の口に合うよう考えてつくられているものも多いので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

教えてくれた人

吉川愛歩さん

ライターときどき料理人。2歳男子と10歳女子の母。書籍や雑誌、webなどで執筆する傍ら、子どものアレルギーをとおしてグルテンフリーやヴィーガンの知識を学び、からだにやさしいレシピ考案やケータリングをしている。

 

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