How To

「夏野菜」を使った絶対おいしい簡単おかず5

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 撮影/矢部ひとみ

2018.07.16

Recipe 3

子どももハマるパリパリ食感! 

ズッキーニとベーコンのスティック春巻き

「ジューシーなズッキーニと塩気のあるベーコンを春巻きの皮で包んで焼くと、皮がパリパリッとして、スナック感覚で食べられるひと品に。ほんのり効かせたカレー風味が食欲をそそり、子どもウケも抜群です。

大人向けには、カレー粉の代わりにコリアンダーとクミンパウダーを半々にブレンドしたものを小さじ1弱ほど入れると、エキゾチックでスパイシーな味わいになります」(髙橋さん)

 

材料(4人分)

ズッキーニ……1本(縦に半分ずつカットを繰り返し、細長く8本に切り分ける)

春巻きの皮……4枚(半分ずつにカットし、長方形8枚に切り分ける)

ベーコン……8枚

塩……小さじ2

カレー粉……小さじ1/2

小麦粉(のりづけ用)……適量

オリーブオイル……適量

レモン(薄切りのもの)……お好みで

 

つくり方

(1)ズッキーニに塩をふって少し置き、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取る。

(2)春巻きの皮を横長に置き、手前にベーコン、ズッキーニを載せてカレー粉を振りかける。

(3)くるくると手前から奥へと巻き、終わりの部分に、小麦粉に少量の水(分量外)を入れてつくったのりを塗り、しっかり留めてスティック状にする。

(4)(3)の表面にオリーブオイルを薄く塗る。

(5)220℃に余熱したオーブンで10分ほど、きれいなきつね色になるまで焼く。

(6)焼けたスティックを半分に切り、器に盛る。お好みでレモンを添えれば完成。

 

★Point 焼く前にオリーブオイルを吹きかける

「こんがりキツネ色の焼き色を出し、仕上がりをパリッとさせるために、焼く前に皮の表面にオリーブオイルを塗っておきます。オリーブオイルはスプレータイプのオイルボトルで吹きかけると、まんべんなく塗れます。

スプレータイプのボトルがない場合は、ハケで塗るほか、オイルをしみ込ませたキッチンペーパーで塗るのもOK。​油が多すぎると焦げやすくなり、少なすぎるとおいしそうな焼き色がつきにくいので、オイルを薄く伸ばすくらいの感覚で、適量を均等に塗るのがコツです」(髙橋さん)

 

Recipe 4

キンキンに冷やした茹で野菜で食がすすむ!

さっぱり夏サラダジャージャー麺

「暑い時期は食欲が落ちてしまいがち。​そんなときは、サラダ感覚でつるっと食べられるジャージャー麺でスタミナをつけましょう。野菜は苦手というお子さんも多いかもしれませんが、ピーマンは軽く茹でると苦味や青臭さが抜け、冷蔵庫でキリッと冷やすことでさらに食べやすくなります。

刻んだらっきょうのシャキシャキした食感や、甘酸っぱい味のアクセントも楽しめるひと皿です。ニラがたっぷりの肉みそは、ごはんのお供としてもおすすめです」(髙橋さん)

 

材料(2人分)

パプリカ……1/2個

ピーマン……2個

ミニトマト……2個

らっきょうの甘酢漬け……10粒

 

<A>

らっきょうの甘酢漬けの汁……大さじ1

米酢……小さじ1

塩……ひとつまみ

 

<肉みそ>

油(お好みのもの)……大さじ2

しょうが(すりおろしたもの)……小さじ2

豚ひき肉……160g

酒……大さじ1

ニラ……2〜3本

 

<B>

片栗粉……小さじ2〜3

湯……80ml

甜麺醤(テンメンジャン)……大さじ1

みそ……大さじ1

しょうゆ……小さじ2

 

中華麺……2人分

 

<トッピング>

穂しそ(しその葉でも代用可)……お好みで

 

つくり方

(1)パプリカ、ピーマンを細切りにし、20〜30秒氷水か冷蔵庫でしっかり冷やしておく。ミニトマトとらっきょうは、お好みの大きさに切る。

(2)(1)のパプリカ、ピーマン、らっきょうと<A>を混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。

(3)肉みそをつくる。フライパンに油としょうがを入れ、弱火で炒める。香りが出てきたらひき肉を加えて炒める。肉の色が変わったら、酒を入れて炒める。

(4)<B>を混ぜ合わせる。ボウルに片栗粉を入れ、湯で少しずつのばし、甜麺醤、みそ、しょうゆを入れて混ぜ合わせる。

(5)(3)に(4)を入れ、とろみがつくまで煮込む。とろみがついたら火を止め、あらみじん切りにしたニラを加えて混ぜれば、肉みその完成。

(6)中華麺を茹でる。茹でたら冷たい水(できれば氷水)でしっかり冷やす。

(7)冷やした麺に(5)(2)の順で盛りつけ、お好みで穂しそを散らす。

 

★Point 野菜や麺は冷やしておく

「茹でた野菜や麺はしっかり冷やすことで、のどごしがよくなります。また、野菜は茹でることで生野菜より量を多く食べられます。パプリカ、トマトなどの夏野菜は、色が鮮やかで、華やかなひと皿に仕上がりますよ」(髙橋さん)

 

Recipe 5

汗をかきながら食べたい!

薬味たっぷり夏野菜のドライカレー

「暑さを吹き飛ばす料理といえばカレー。今回は、たっぷりの​しょうがを使うことで、発汗を促す一品に仕上げました。水を使わずトマトの栄養をまるごと摂れるのも魅力です。暑い中、汗をかきながらでも食べたいドライカレーです。

​お子さんでも食べられる辛さのレシピですが、気になる場合は​カレー粉の量を減らすなどして、お好みの辛さに調整してください。ターメリックライスは、特に味をつけずシンプルに仕上げます。色が美しく食欲をそそります。もちろん、白いごはんでもおいしく食べられますよ」(髙橋さん)

 

材料(4人分)

<ターメリックライス>

米……2合

ターメリック……小さじ2

酒……小さじ2

 

<ドライカレー>

玉ねぎ(中)……2個

トマト(中)……2個

なす……2個

オクラ……4本

サラダ油……大さじ3〜4

しょうが(すりおろしたもの)……大さじ2/3

にんにく(すりおろしたもの)……大さじ2/3

塩……ふたつまみ

牛豚合びき肉(または牛ひき肉)……360g

酒……大さじ4

 

<A>

ケチャップ……大さじ2/3

ウスターソース……大さじ2/3

鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ1

はちみつ……大さじ2/3

しょうゆ……大さじ2/3

カレー粉……大さじ2

塩……少々

 

<トッピング>

万能ねぎ(小口切りしたもの)……お好みで

パクチー……お好みで

レーズン……お好みで

 

つくり方

(1)ターメリックライスをつくる。炊飯器の釜に、といた米、ターメリック、酒、通常の分量の水を入れ、炊飯器にセットする。通常モードで炊けば完成。

(2)ドライカレーをつくる。玉ねぎはみじん切り、トマトはあらみじん切り、なすは大きめの乱切りにする。オクラは塩(分量外)で板ずりしてうぶ毛を取り、軽く下茹でする。

(3)鍋に油の半分と、しょうが、にんにく、玉ねぎ、塩ひとつまみを入れ、弱〜中火で火にかけ、玉ねぎがしんなりするまで炒める。

(4)(3)になすを入れて炒める。なすの表面がしんなりしてきたら、一度ボウルにすべて移す。

(5)空になった鍋に残りの油を入れて再び火にかけ、ひき肉と塩ひとつまみを入れて炒める。途中、酒も入れ、肉の色が変わるまで炒める。

(6)(5)にトマトと(4)を加えて混ぜ合わせ、トマトの形が崩れるまで炒める。

(7)(6)に<A>を入れ、10〜15分ほど煮詰め、塩で味を調える。

(8)(7)に下茹でしたオクラを加えて和えれば、ドライカレーの完成。

(9)器にターメリックライスを盛り、その上にドライカレーをかけ、ねぎやパクチー、レーズンなどをお好みでトッピングすれば完成。

 

三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」を使用する場合のつくり方

(1)ターメリックライスをつくる。炊飯器の釜に、といだ米、ターメリック、酒、通常の分量の水を入れ、炊飯器にセットする。通常のモードで炊けば完成。

(2)ドライカレーをつくる。玉ねぎはみじん切り、トマトはあらみじん切り、なすは大きめの乱切りにする。オクラは塩(分量外)で板ずりしてうぶ毛を取り、軽く下茹でする。

(3)耐熱皿(オーブン使用可のもの)に<ドライカレー>すべての材料を入れる。

(4)スプーンなどで均一になるよう材料を混ぜる。なすが水分に浸かっている状態にする。

(5)『レンジグリル』の『手動』で、レンジ8分、グリル10分に設定し、スタートボタンを押す。レンジの途中で一度混ぜ、お肉をほぐす。加熱し終わればドライカレーの完成。

(6)器にターメリックライスを盛り、その上にドライカレーをかけ、ねぎやパクチー、レーズンなどをお好みでトッピングすれば完成。

※さらにヘルシーに仕上げたい場合は、油なし(材料の油以外の食材のみ)でもつくれます。トマトの水分だけで仕上げるヘルシーカレーです。

※グリル調理が残り1〜2分になったときに、とろけるタイプのチーズを加えると「焼きカレー風」に。ZITANG(ジタング)ならではの応用の利いた調理を楽しめます。

 

★Point なすとオクラは大きめにカットする

「なすとオクラは、少し大きめにカットします。そうすることで、野菜の食感や見た目の存在感が出て、食べごたえがあるひと皿になります。野菜嫌いのお子さんには、野菜を細かくカットして軽く煮込みましょう。なすやトマトがトロトロに溶けて食べやすくなります。オクラは茹ですぎると色が悪くなるので、軽く茹でた後、カレーに加えてその余熱で火をとおします」(髙橋さん)

 

夏野菜を使った料理はどれも色鮮やかで、見ているだけで元気が出てきますよね。身体が疲れ気味のときは野菜をたくさん食べ、暑い季節をうまく乗り越えていきましょう。

 

教えてくれた人

髙橋千帆さん

料理研究家。1980年、北海道生まれ。2女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリー、カフェ、紅茶専門店など、さまざまな菓子と料理の経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。「季節を食べることを楽しみたい」「家族の『おいしい!』が聞きたい」をモットーに、日々おいしい料理を研究中。
[Instagram] @this_is_chihotakahashi

 

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残りカレーを簡単に違う料理に生まれ変わらせる“リメイクレシピ”を、料理家の横山久美子さんに教えてもらいました。洋風、中華、和風まで、すべてを制覇しても飽きのこない、バリエーション豊かな味の変化をお楽しみください。

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