How To

手早くつくれて激ウマ★定番の大皿おもてなし料理ベスト3〜マフィオ編〜

文/ニクイねぇ! PRESS 編集部 撮影/矢部ひとみ

2018.07.02

ロケ弁やレセプションパーティの料理などで人気のケータリングユニット・マフィオ。つくるのは、音楽家やナレーターとしても活躍する夫の政治さんと、モデルで子ども服のオリジナルブランドも手がける妻のasacoさんご夫婦です。『ニクイねぇ! PRESS』でもこれまで、常備菜や常備調味料、納豆のアレンジレシピや災害対応レシピなど、マフィオさんのおいしくて実用的なレシピをたくさん取り上げてきました。

そして今回は、ちょっとした集まりやパーティなどでマフィオさん自身がリピートしてつくっている、短時間でつくれて評判のよい、おもてなし用の大皿料理を大公開。食べ盛りの3人のお子さんと生まれたばかりの赤ちゃんがいて、しかも、毎週のように友人を招いては大勢で食卓を囲んでいるというマフィオさん。工夫を凝らしたレシピのうち“ゲスト人気”の高いトップ3のメニューをご紹介します!

 

ゲスト人気“第3位”

華やかな見た目がみんなのハートをつかむ

彩り野菜のごちそうコールスロー

「キャベツにマヨネーズで味つけをした、おなじみのコールスローサラダ。おいしいけれど、そのままではちょっとさみしいですよね。そこでわが家では、いも類やれんこんの素揚げをトッピングして盛り付けます。揚げ野菜のカリカリとした食感がアクセントになるうえに、見た目も華やかになり、食卓に並べた途端、毎回ゲストの歓声があがります。さらに、ナッツやドライフルーツを散らせば、おしゃれ感もアップしますよ」(asacoさん)

 

材料(4人分)

キャベツ…1/2個

にんじん…小さじ1本

塩…大1/2

マヨネーズ…大さじ3

白ワインビネガー(酢でも代用可)…小さじ2

お好みのナッツ、ドライフルーツ…約60g

紫いも…小2本

れんこん…小1個

揚げ油…適量

 

つくり方

(1)キャベツとにんじんを千切りにし、それぞれ別のボウルで塩もみをして10分ほど置く。

(2)(1)の材料がひたひたになるくらいの量の水を入れ、さらに10分ほど置き、好みの塩味になったら水気をしっかりとしぼる。

(3)(2)のキャべツとにんじんをマヨネーズと白ワインビネガーで和え、ナッツとドライフルーツを加える。

(4)薄くスライスした紫いもとれんこんを180℃の油で素揚げする。

(5)(3)を器に盛り付け、周りに(4)を並べれば完成。

 

★POINT キャベツとにんじんは塩もみをして甘みを引き出す

「コールスローのキャベツやにんじんは、塩もみすることで甘みが増し、食べやすくなります。ただし、キャベツとにんじんを混ぜてもむと、色と味が混ざってしまいます。少し手間はかかりますが、ボウルを分けて別々に塩もみし、最後に合わせるのがおいしくつくるポイントです」(政治さん)

 

 

ゲスト人気“第2位”

身もだしも絶品で、おかわり続出!

ムール貝のレモンパスタ

「ムール貝のだしと生クリーム、塩、レモンでつくるシンプルパスタです。ムール貝を使うご家庭はあまり多くないかもしれませんが、塩抜きなどの下処理が不要でとても調理しやすい食材です。調理は簡単なのに、身はもちろん、パスタに絡みついただしも絶品なんです。できたてアツアツが一番おいしいので、食卓の準備を整えてから仕上げてくださいね。ムール貝が手に入りにくい場合は、代わりにこんがりと焼き付けた鶏肉でもおいしく仕上がりますよ」(asacoさん)

 

材料(4人分)

ムール貝…20枚

パスタ…250g

塩…適宜 

オリーブオイル…大2

ニンニク…1片

白ワイン…大2

生クリーム…200ml

レモン…1/4個

バター…10g

パルメジャーノチーズ…40g

 

つくり方

(1)ムール貝は貝の表面をたわしでよく洗い、ヒゲを取る。パスタはたっぷりのお湯(分量外)に塩を加え、表示時間どおりにゆでる。

(2)フライパンにオリーブオイルと包丁でつぶしたニンニクを加え、弱火にかける。

(3)ニンニクの香りが立ってきたら強火にし、ムール貝を入れて炒める。

(4)1分ほど炒めたら、白ワインを加えてふたをし、弱中火で1分ほど蒸し焼きにする。

(5)ふたを開けて生クリームを加え、サッと全体を混ぜる。レモンの絞り汁とバター、塩を加えて味を整え、(1)のパスタを加えて全体を混ぜ合わせる。

(6)(5)を器に盛り付け、上からパルメジャーノチーズを削りながら振りかければ完成。

 

POINT ムール貝に火をとおしすぎない

「ムール貝の身は、火をとおしすぎると固くなってしまうので、強火で素早く調理しましょう。ムール貝を加熱し始めてから2分後にパスタがゆで上がるよう時間を合わせ、段取りよく調理を進めるのがポイントです」(政治さん)

 

 

ゲスト人気“第1位”

お酒がすすむ絶品おつまみ

イカとブロッコリーのフリット

「おもてなし料理のなかに、ひと品は揚げ物が欲しいところ。わが家では、あっさりと食べられるイカとブロッコリーのフリットが好評です。イカのフリットはうちの子どもたちも大好物で、普段からリクエストの多いメニューです。普段は手に入りやすいスルメイカでつくるのですが、3〜5月頃は旬のホタルイカでもつくりますね。添える野菜は、ブロッコリー以外にもカリフラワーやスナップえんどう、いも類など、さまざまな野菜でアレンジ可能です。マヨネーズにカレー粉を振ったソースがマフィオ家では定番です!」(asacoさん)

 

材料(4人分)

スルメイカ…2杯

ブロッコリー…1/2株

揚げ油…適量

水…150ml

 

<フリットの衣>

小麦粉…大さじ3

塩…適宜

ホワイトペッパー…適宜

※お好みでコリアンダーやクミンを入れても可

 

つくり方

(1)さばいたイカの胴体と足部分をひと口大に切り分け、ジッパー付きのビニール袋に入れる。

(2)(1)に<フリットの>を入れ、袋をよく振ってイカに粉を付ける。

(3)180℃に熱した揚げ油で(2)のイカをキツネ色になるまで揚げる。

(4)イカの身を取り出したジッパー付きビニール袋に、水とひと口大に切り分けたブロッコリーを加え、全体をよく振り混ぜる。

(5)180℃に熱した揚げ油で(4)のブロッコリーを2分ほど揚げれば完成。

 

★POINT ジッパー付きビニール袋で衣を付ける

「食材を大きめのジッパー付きビニール袋に入れて衣を付ければ、粉が飛び散ることなく調理できます。また、食材を大きく振り動かしながらフリットの衣を振り付けることができるので、まんべんなく適量の衣をまとわすことができるんです」(政治さん)

 

おもてなし料理はゲストの好みにもよりますが、基本構成は①サラダ②パスタ③揚げ物の3品が決まれば、食卓は整います。今回のレシピはいずれも簡単につくれるメニューですが、つくる過程でちょっとした手間や工夫を惜しまずに行い、使う食材も旬のものに変えるなど、自分流のアレンジを加えることでさらにおいしくなります。また、おもてなし料理は、食卓に出すタイミングもポイント。ゲストとのおしゃべりを楽しみながら、手早く段取りよくつくれるレパートリーを持っておくと便利ですよ。

 

 

教えてくれた人

マフィオ(平床政治+asaco)

平床政治とasaco、夫婦ふたりで手掛けるケータリングユニット。10歳と4歳の女の子、8歳と0歳の男の子のパパ&ママで6人家族。音楽家、ナレーターである政治さんの得意な料理を、モデルのasacoさんがブログで紹介したことがきっかけで、食の仕事を始めるように。誰もが手に入れられる身近な食材を使って、子どもでも食べやすい料理を生み出す。雑誌や広告のフードスタイリングをはじめ、ロケ弁やレセプションのケータリング業でも活躍している。
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