How To

クリスマスまでにハンドメイドしたい!「リース」と「スワッグ」づくりに挑戦

文/羽田朋美(Neem Tree) 写真/矢部ひとみ

2018.11.26

クリスマスシーズンを美しく彩る伝統的な飾りといえば「リース」と「スワッグ」ですが、近頃はハンドメイドする方も増えているようです。ハンドメイドは自宅のインテリアに合わせ、自分好みのデザインに仕上げられる上、既製品を購入するよりもリーズナブルなのが魅力。

そこで、身近にある道具を使って、誰でも簡単に手づくりできる方法を、ご夫婦でフラワーショップ「花子」を営む黒沼えいこさんに教えてもらいました。手軽につくれて、飾るだけでインテリアや空間が華やぎます。クリスマスが終わってからも飾っておけるデザインなので、気軽にお試しください。

 

赤と緑の定番カラーも、ちょっとした工夫でよりおしゃれに!

針葉樹のクリスマスリース

玄関のドアに飾るだけで、クリスマス気分を高めてくれるリース。ここでは3種類の針葉樹を使って、コロンとしたフォルムがかわいらしいリースをつくります。

「今回は、街のフラワーショップで手に入れやすく、やわらかくて扱いも簡単なヒムロスギ、ブルーバード、ブルーアイスという針葉樹を使いました。葉の形が少しずつ異なる3種類を使うことで、立体的で美しい仕上がりになります」(黒沼さん)

 

材料

<花材>

針葉樹……(写真右から)ヒムロスギ:3本、ブルーバード:2本、ブルーアイス:適量

飾り……野ばらの実、ユーカリ、ポプラス、リューカデンドロ、ユーカリテトラゴナ、マンザニータチップ、シルバーモス、ナッツ、ウスネオイデスなどをお好みで。そのほか、どんぐりや松ぼっくりなどを使ってもOK

タグ……今回は、完成品に英字が描かれたタグを使用。リボンやお気に入りのオーナメントを飾ってもOK

 

リースの土台……直径15cm

麻ひも……4m

グルーガン

花ばさみ(手のひらに載せたとき、指先から手首までの長さと同じくらいのサイズのものが使いやすい。万能ばさみでも代用可)

 

つくり方

(1)針葉樹の枝をそれぞれ15cmほどの長さにカットする。

 

(2)リースの土台に4mの麻ひもを結ぶ。このとき、飛び出た短い方の麻ひもは、結び目から20cmほど残してカットする。

 

(3)切り口を合わせた3種類の針葉樹の枝を3本まとめて持ち、リースの上に載せて麻ひもで2〜3回巻きつける。麻ひもはすべての針葉樹を巻き終わるまで切らない。
「このとき、麻ひもはきつめに巻くようにします。きつく巻いておかないと、針葉樹が乾燥したときに麻ひもから抜けやすくなってしまいます」(黒沼さん)

 

(4)巻きつけた部分が隠れるように間隔を詰めながら、針葉樹を2~3回に分けて巻きつけていき、少しずつボリュームを出していく。
「種類の異なる針葉樹を交互にミックスさせて、立体感のあるリースに仕上げるのがポイントです」(黒沼さん)

 

(5)土台が針葉樹で埋まったらリースを裏返し、巻き終えた残りの麻ひもと、最初に20cm残しておいた麻ひもとを、かた結びしてしっかり固定する。

 

(6)グルーガンで飾りを固定していく。グルーガン用の接着剤は乾きやすいので、つけたらすぐに、リースに巻きつけた針葉樹の葉と葉の間に飾りを留め固定する。
「グルーガンは100円ショップなどでも購入可能です。グルーガン本体は熱くなるので、先端部分などでヤケドをしないよう、取り扱いには注意してください」(黒沼さん)

 

(7)バランスを見ながら飾りをつけ完成させていく。
完成すると、すぐに飾りたくなるものですが、2~3日ほど針葉樹が乾燥するまで平らな場所に置いておくと、きれいな形に仕上がります」(黒沼さん)

 

 

好きな花材を選んで束ねるだけ! 初めてでも簡単につくれる

季節の植物のスワッグ

ドイツ語で“壁飾り”という意味を持つスワッグ。好みの植物を束ねてつるすだけでお部屋のアクセントになるため、最近、人気を集めています。

「リースよりも手軽につくれるので、初めてチャレンジする方にもおすすめです。きれいなドライフラワーに仕上がるよう、植物選びがポイントになりますね」(黒沼さん)

 

材料

<花材>

(写真右から)ゴアナグロー、グレビリア、ストエベ、バンクシャ、ユーカリ ブルーボーイ、ユーカリ ニコリ、エリクリシオ、エリカ、フィリカ、キノブラン、リューカデンドロ

 

麻ひも……1m

カラーの麻ひも……1.5m(お好みのリボンやひもなどでも代用可)

花ばさみ

 

つくり方

(1)植物の下側10cmほどの部位についている葉を手ですべて落とす。
「葉が固い場合などは、軍手をはめて作業すると安心です」(黒沼さん)

 

(2)植物は、背の高いものや枝ものなど、硬めのものを後ろ側に、背丈の短いものや立体的な形状のもの、柔らかいものは手前に配置されるよう重ねていく。

 

(3)バランスよく配置できたら、麻ひもできつくまとめる。さらにその上から、カラーの麻ひもをぐるぐると巻きつけ、蝶結びにする。

 

(4)茎や枝の長さを切りそろえ、全体のバランスを整える。
「長いものは短くカットし、短いものはそのまま切らず、ワイルドな感じにまとめるといいですね」(黒沼さん)

 

(5)つるす際はS字フックを使うと便利。麻ひもにとおして使う。
「S字フックがない場合は、針金をとおしてつるしてもいいですよ」(黒沼さん)

 

 

おしゃれなフラワーショップなどでよく見かけるリースやスワッグ。花材さえあれば、自宅でも手軽につくれるんです。ドライフラワーになってからでもしばらく楽しめるので、つくりがいがありますね。

リビングにつるしたり、玄関先に飾ったりするだけで、一気におしゃれで華やかな空間へと演出してくれます。プレゼントとしても喜ばれるので、お部屋で過ごす時間が増えるこれからの季節、ぜひお試しください。

 

教えてくれた人

黒沼えいこさん

夫婦でフラワーショップ「花子」を営む。植物本来の姿を大切にした、日々の暮らしの中での花あしらいを提案するフラワーレッスンも人気。

●花子
所在地:東京都世田谷区等々力7-11-8-101
営業時間:10:00〜19:00(日・祝は18:00まで)
定休日:火曜(不定休あり)
電話:03-6670-8738
http://www.hanahanahanako.com

 

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