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夏休みに子どもと遊びに行きたくなる! 全国の高速道路サービスエリア8選

文/滝田勝紀

2017.07.31

今年も夏休みシーズンが到来! まだ、夏の旅行の予定が決まっていないなら、ドライブを兼ね、話題になっている高速道路のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)などを訪れてみてはいかがでしょう。

もともとSAやPAは、高速道路の利用者向けの休憩施設という位置付けでした。でも最近では、高速道路の料金所から出ることなく利用できるレジャー施設「ハイウェイオアシス」なども登場しています。

現在、日本全国には、高速道路の上下線をすべて合わせ、SAやPAが800以上も存在します。基本的には、PAにはトイレと売店があり、SAにはこれに加えて、休憩所やレストラン、ガソリンスタンドなどが併設されています。最近では、ドッグランや温泉施設などを備えたSAも登場するなど、愛犬や家族とのドライブで、気軽に立ち寄れるようになってきました。

さらに注目なのは、遊園地や大規模な公園を併設したハイウェイオアシス。基本的に、SAやPAと連結された施設で、クルマをSA、PAに停めたまま遊べます。一度、料金所を出る必要もなく、一般道の渋滞に巻き込まれることもありません。なんと、キャンプができたり、昆虫採集、川遊びができたりするハイウェイオアシスも登場しており、お子さんとのお出かけの目的地として丸1日楽しめるほか、帰省などの途中に1泊立ち寄り……といったプランも立てられます。

ここでは、今夏、子どもといっしょに行きたいオススメの全国SA、PA、ハイウェイオアシスのオススメ8選を、専門誌でSAやPAのグルメ連載などを展開する自動車ジャーナリスト・鈴木健一さんに教えてもらいました。

 

トレーラーハウスでグランピングが楽しめる

1.東名高速道路 足柄SA(上り)

「el colina」

この夏いっぱいの期間限定(2017年8月31日まで)で楽しめるのが、高速道路上では初となる体験型のグランピング(ちょっと贅沢なアウトドア泊)施設「el colina(エルコリーナ)」です。3台のトレーラーハウスと25棟のレギュラーテントが展示されており、実際に泊まれる設備を用意。また、地元の食材が食べられるBBQ(バーベキュー)サービス(※要予約)も利用できるので、手ぶらで気軽にアウトドアライフを楽しめます。

「『グラマラス』×『キャンプ』=『グランピング』という新しい楽しみ方に注目です。トレーラーハウスなどを使ってゴージャスなキャンプを味わえますよ。高価ですが、トレーラーハウスは購入もできます」(鈴木氏)

 

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el colina(エルコリーナ)

 

 

 

江戸情緒あふれる立ち寄りスポット

2.東北自動車道 羽生PA(上り)

「鬼平江戸処」

東北自動車道の羽生PA(上り)には、お手軽に江戸時代へタイムスリップできる施設「鬼平江戸処」を併設。江戸情緒を楽しみながら、江戸にまつわる食を楽しみ、お土産を買うことができます。

「池波正太郎氏の『鬼平犯科帳』をテーマに、江戸の雰囲気や味を再現した施設です。ディテールに凝った建物も見どころですが、料理も古くから続く老舗の逸品が並びます。また、日によって、猿まわしや南京玉すだれなどの懐かしい大道芸(※)を楽しめます」(鈴木氏)

 

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鬼平江戸処

 

※大道芸の開催予定は8月11日、12日、13日、9月9日、10日、16日、17日、18日、23日、24日。演目は日によって異なります。天候等の都合により、変更・中止となる場合があります

 

 

水遊びからBBQ、観覧車も楽しめる大規模レジャー施設

3.東海北陸自動車道 川島PA(上下線)

「河川環境楽園 オアシスパーク」

東海北陸自動車道の川島PAに接続しているハイウェイオアシスにある「オアシスパーク」は、国営木曽三川公園や岐阜県営世界淡水園、アクア・トトぎふなど、多くの施設と公園からなる「河川環境楽園」の一部。園内には子どもたちが水遊びや川遊びを楽しめるスポットや、BBQや多くのキッズ遊具のある広場、そして、岐阜が一望できる観覧車もあり、丸1日遊ぶことができます。

「ぜひ足を運びたいのが、世界最大級の淡水魚専門の水族館『アクア・トトぎふ』。自然共生研究センターといった研究機関もあり、夏休みの自由研究にもおすすめです」(鈴木氏)

 

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河川環境楽園 オアシスパーク 

 

 

 

南仏プロヴァンス風の空間で、星の王子さまの世界を満喫

4.関越自動車道 寄居PA(上り)

「寄居 星の王子さまパーキングエリア」

フランスの作家、サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』をテーマにしたパーキングエリア。南仏風の建物や季節の花が咲く散策路、トイレなど、さまざまな場所に星の王子さまに登場するメッセージが刻まれており、子どもといっしょに隠されたメッセージを探して遊ぶことができます。

「著者であるサン=テグジュペリにゆかりのある、南仏プロヴァンス風の雰囲気を楽しめます。『星の王子さま』のグッズだけでなく、レストランでプロヴァンス風の食事を楽しめるのもおすすめです」(鈴木氏)

 

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寄居 星の王子さまパーキングエリア

 

 

 

夏の高原でカブトムシ&アウトドア

5.上信越自動車道 佐久平PA(上下線)

佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」

佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」・平尾山公園は、高速道路直結の施設。夏はサマーリフト、スーパースライダー、アスレチック、キッズランドで楽しめ、冬はスキー場になります。日帰り温泉施設も新設され、1日ゆっくり楽しめます。

「放し飼いされたカブトムシを観察できる『カブトムシドーム』(入場無料)では、子どもたちが大喜び。また、標高1155mの平尾山トレッキングも人気メニューです」(鈴木氏)

 

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佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」

 

 

子どもたちも全力で遊べる広大な公園が併設

6.北関東自動車道 壬生PA(東西)

「道の駅みぶ&みぶハイウェーパーク」

壬生PAから「道の駅みぶ」にアクセスでき、さらに「とちぎわんぱく公園」や「壬生町総合公園」にも接続。52.9ヘクタールの広大な公園で、思う存分遊べます。

「公園内には、子どもたちが遊べる『こどもの城』や『ふしぎの船』、『おもちゃの博物館』もあり、1日たっぷりと楽しめます」(鈴木氏)

 

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道の駅 みぶ &みぶハイウェイパーク

 

 

大型遊具と温泉施設で、家族みんな大満足

7.伊勢湾岸自動車道 刈谷PA(上下線)

「刈谷ハイウェイオアシス」

高さ60mの観覧車がランドマークの、刈谷ハイウェイオアシスに接続。併設した岩ケ池公園には、ゴーカートやメリーゴーランドなどの遊具施設があり、子どもたちも大喜び。また、産直市場やフードコートが充実しているので、夕飯の準備も心配ありません!

「子どもたちだけでなく、大人もうれしい『天然温泉かきつばた』が利用可能です。こちらのお土産の定番は、南知多の名店『えびせんべいの里』です」(鈴木氏)

 

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刈谷ハイウェイオアシス

 

 

 

キャンプも楽しめる国内最北のハイウェイオアシス

8.道央自動車道 砂川SA(上下)

「砂川ハイウェイオアシス館」

約230ヘクタールもの広大な都市公園「北海道こどもの国」へと接続しているのが、砂川ハイウェイオアシス館。2017年6月には産直市場が、同7月にはレストラン『森の食卓 ミングル』も新オープンしています

「『北海道こどもの国』では、BBQやキャンプも楽しめます。遊水路で水遊びができる『ヤッホーの森』、ピラミッドや万里の長城など世界の古代建築が集まる『不思議の森』などでも遊べます」(鈴木氏)

 

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砂川ハイウェイオアシス館

 

 

いかがでしたか? それぞれのエリアが持つ魅力や個性を生かしたサービスで、年々進化を続ける全国のSA・PA。夏休みの旅行や帰省で高速道路を利用する際、運転の休憩も兼ね、ぜひ立ち寄ってみましょう。

教えてくれた人

モータージャーナリスト 鈴木ケンイチさん

新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。年間3〜4回の海外モーターショーを取材。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

 

 

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