How To

プロの料理家はどうしてる? 1週間分の食材まとめ買い&冷蔵庫整理術<tottoさん編>

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 写真/矢部ひとみ

2017.09.04

プロの料理家は、まとめ買いした食材をどのように冷蔵庫で保存し、調理しているのでしょうか。前回のマフィオ編に続く第2弾の今回は、料理家のtottoさんこと黄川田としえさんに教えてもらいました。

黄川田家は、高校1年生の息子さんと小学5年生の娘さんがいる4人家族。仕事はもちろん、子育てにも多忙なtottoさんにとって、食材の買い出しや下準備を効率良くこなすことは必要不可欠です。また、食べ盛りのお子さんたちの食事には、栄養バランスのよい献立とボリュームが求められます。まずは、冷蔵庫への食材収納術から下処理までを伺いました。

 

1.これだけ買った! 黄川田家“1週間分の食材”

「まず、買い物へ出かける前に、肉、魚介類、野菜、果物、その他という項目に分けて、ざっくりと食材のリストアップをします。スーパーマーケットへ行ったら、実際に食材を手に取り、鮮度や売れ筋商品をチェックして買うものを決めていきます」(tottoさん)

<買い出し前にメモした食材>
【肉】鶏もも肉…2枚、鶏ムネ肉…2枚、豚ひき肉…300g、豚肩ロース…500g
【魚介】あさり…1パック、鮭の切り身…4枚、ちりめんじゃこ…1パック
【野菜】きのこ類…2〜3種、キャベツ、レタス、ハーブ類、ワカメ、じゃがいも、根菜、トマト、にんじん、レモン
【果物】バナナ、りんご、イチゴ、柑橘類
【その他】ヨーグルト…2パック、豆乳、バター、水、豆腐…2丁、油揚げ、納豆、切り干し大根、卵、米、チーズ

<実際に購入したもの>
【肉】鶏もも肉…2枚、鶏ムネ肉…2枚、豚バラスライス…2パック、豚肩ロース…500g、ベーコン、ウインナー
【魚介】あさり…1パック、アジ…3枚、えび…12尾、ちりめんじゃこ
【野菜】きのこ類(まいたけ、しめじ、ひらたけ)、キャベツ、紫キャベツ、ハーブ類(タイム、ディル、バジル、ローズマリー、コリアンダー)、じゃがいも、根菜(ごぼう、レンコン、大根)玉ねぎ、赤玉ねぎ、きゅうり、にんじん、長ネギ、白菜、小松菜、ルッコラ、ナス、ピーマン、カラーピーマン、アスパラガス、トマト、ミニトマト、セロリ、ベビーリーフ
【果物】バナナ、りんご、イチゴ、オレンジ、キウイフルーツ
【その他】ヨーグルト…2パック、豆乳、豆腐(絹、綿1丁ずつ)、油揚げ、納豆、卵、焼きそば、こんにゃく、缶ビール

「お肉はだいたい、想定していたものを買っていますね。野菜は大量になるので、農家から直送してもらえる宅配も利用しています。果物は朝食に食べることが多いですね。特にバナナは、子どもたちがおやつ代わりに食べるので必ず買います」(tottoさん)

<黄川田家のある日の朝食>
「この日はパン食で、ソーセージと野菜の炒め物、紫キャベツの酢漬け、デザートにオレンジを添えました」(tottoさん)

※黄川田家の食事は、tottoさんのインスタでもチェックできます。
 Instagram:@tottokikawada

 

2.鮮度を保つ工夫と食材の取り出しやすさがポイントの冷蔵庫整理術

「購入した食材は、使う順番や取り出しやすさを考えながら、冷蔵庫へ収納していきます」(tottoさん)

黄川田家の冷蔵庫は三菱電機「MR-WX60A-BR」

 

◆野菜類はパッケージを外して“朝どれ野菜室”へ

「野菜は袋から出して、野菜室へ入れます。これは、取り出しやすくなるという理由だけでなく、我が家の冷蔵庫には、野菜の鮮度を保てる機能が付いているためです。特に“朝どれ野菜室”は、LEDの光でビタミンCが増える(※)というのがありがたいですね。

カットした大根など立てて入れられる野菜は、上下に他の食材が重なって隠れないよう立てて収納しています。下段の手前側には、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもや根菜、長ネギ類を、奥側には葉物野菜、上段にはミニトマト、ピーマンなど細々としたものを並べています。ハーブ類は、水で湿らせたキッチンペーパーを敷いた容器に入れて収納します」(tottoさん)

(※)3色LEDを照射することで葉物野菜など葉緑素を持つ野菜のビタミンC濃度をアップさせる機能のこと。これにより、緑化が促進され野菜が色鮮やかな状態で長持ちする

 

◆肉や魚介類、加工食品はふたつのチルドスペース“ワイドチルド”と“氷点下ストッカーD”へ

「約0℃の上段“ワイドチルド”には、納豆、油揚げといった大豆食品や、ベーコン、チーズなどの加工食品を入れています。約マイナス3〜0℃の下段“氷点下ストッカーD”には、肉や魚介類を収納しています。肉や魚介類の専用スペースが用意されているので、冷凍せずに長期保存ができる上に、他の食材への臭い移りを防ぐことができて便利です」(tottoさん)

 

3.下処理をしてから冷蔵庫へしまうもの

◆豚肩ロースは塩漬けにしてから“氷点下ストッカーD”へ

「豚肩ロースは、ブロックのまま表面に塩をまぶしてから、ファスナー付きビニール袋に入れておきます。こうすることで肉が柔らかくなります。また、鶏もも肉を唐揚げにするときは、あらかじめぶつ切りにして下味を付けた状態で、やはりファスナー付きのビニール袋に入れておきます」(tottoさん)

 

◆紫玉ねぎは酢漬けにして冷蔵庫へ

「紫玉ねぎは薄くスライスして甘酢に漬けておくと、お弁当のおかずや副菜として重宝します。大根やキャベツなどでつくることもあります」(tottoさん)

 

◆あさりは砂抜きして冷凍庫へ

「あさりは砂抜きした後で冷凍します。調理時には解凍せず、そのまま使います」(tottoさん)

 

◆バナナ&ヨーグルトは“切れちゃう瞬冷凍”を使って即席アイスクリームに!

「ひと口大にカットしたバナナとヨーグルトをプラスチック容器に入れ“切れちゃう瞬冷凍”で冷やせば、アイスクリームのように仕上がります。熟したバナナは皮をむいてラップで包み、冷凍庫へ。子どもたちがお風呂上がりに食べています」(tottoさん)

 

◆常備菜やごはんは“切れちゃう瞬冷凍”で保存

「“切れちゃう瞬冷凍”は、食材を小分け冷凍しなくても、必要な分だけすくい取れるのが魅力ですね。残ったカレーやシチューはもちろん、根菜の炒め物などの常備菜をつくったときは、こちらで保存しています。

またここには、一膳分程度の量ごとにラップで包んだごはんも常備しています。娘はお腹が空くと“瞬冷凍ごはん”を取り出して電子レンジで温め、おにぎりを握って食べていますよ」(tottoさん)

 

tottoさんによる1週間の食材買い出し&整理術は、いかがでしたか? まとめ買いした食材の鮮度を損なわずに保存するテクニックや、時短調理につながる下処理の工夫は、ぜひマネしたいですね。次回は、まとめ買いした食材でつくった、tottoさんの定番家庭料理をご紹介します。

 

三菱冷蔵庫 製品情報 http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/reizouko/

 

教えてくれた人

黄川田としえさん(tottoさん)

 

料理家・フードスタイリスト。15歳の男の子と10歳の女の子のママ。テレビ、ラジオ、広告、雑誌のフードコーディネートやフードケータリングなどを行う。また、子どもたちによる“家族のための1日限定レストラン”「こどもレストラン」のワークショップなど、食育活動にも力を注いでいる。
【HP】toshiekikawada.com

 

●こちらの記事もオススメです ※後編が間に合えば、リンクに追記予定

おかずストックに欠かせない保存容器。常備菜の保存におすすめの保存容器を、まとめてご紹介します

スキレットを使った「ビールに合うおつまみ」をご紹介します。どれもつくり方は簡単なものばかり。絶品スキレットおつまみをつくってみましょう!

食品を保存するだけでなく、時短や新食感のメニューを作れる調理機にもなる点が、実は、最新冷蔵庫の最大のポイントなのです。ぜひ一度、お試しあれ。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加