How To

少しの工夫と見直しでもっと暮らしやすく! 家事のシンプル化 8つのテクニック

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 撮影/矢部ひとみ

2017.07.03

持ち物を減らすことで暮らし方をシンプルにし、毎日の家事をグッとラクにするメソッド“シンプル家事”。近年、メディアでも多く採り上げられていて注目を集めています。ムダなものを排除したミニマムな暮らしは、掃除や料理も実にスムーズに。今回は、こうした家事のシンプル化テクニックを、ライフオーガナイザーの中山あいこさんに教えてもらいました。

 「私、実はズボラで飽きっぽい性格なので、毎日の掃除がもっとラクになるよう合理性を追求していきました。その結果、自然と暮らしがシンプルに。家事は毎日のことなので、わずかな時短であっても、チリも積もれば山となる。少しの工夫で無駄な動作が減れば、時間にも心にもゆとりが生まれます。今回ご紹介するアイデアは、どなたでもすぐに実践できる簡単なことばかり。参考にしていただければうれしいです」(中山さん)

 

1.タオルはワンサイズを使いまわす

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「○○用という概念をなくし、タオルは同じサイズ1種類のみに統一。キッチンやバスタオルなど用途ごとに分けることなく、すべて同じものを使いまわします。これにより、洗い替えを持つ必要がなくなり、買い足しも1種類でOK。さらに、収納スペースも最小限で済みます。タオルは洗面所に積んでおき、洗濯に出したらキレイなものを取る。置き場所を1カ所にしておけば、洗濯後にしまうのもラクです。サイズは体も拭けて手拭きにもなる小さめのバスタオルサイズが使いやすく、おすすめです。色や素材を統一するとスッキリ見せることができるので、わが家では色は白、素材は丈夫な麻、または綿でそろえています」(中山さん)

 

2.洗濯物をしまうときは引き出しを開けっ放しにする

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「畳んだ洗濯物をしまう際は、まず引き出しを開けることからスタート。干してある洗濯物をかごに取り込んだら、畳んだものから順にしまっていきます。最初から引き出しを開けっ放しにしておけば、その都度、開け閉めする動作を省略できて時短につながります。ポイントは、取りづらさとしまいにくさを回避するため、使用頻度の低いものは中段に収納すること。上段と下段をメインの収納スペースにしておけば、中段を閉めた状態で洋服の出し入れができます。ワンアクションで洗濯物をしまえるので、ムダな動作がなくなります」(中山さん)

 

3.洗剤は万能洗剤1種類のみを使う

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「洗剤は、マルチに使えるものひとつだけで十分こと足ります。洗濯用、掃除用の洗剤や手洗い用石鹸など、種類はいろいろとありますが、全部をそろえるとごちゃごちゃするうえに、ストック分だけでも大量になり、スペースも余分に使うことに。なので、すべてに対応できる1種類だけに洗剤を絞り込むと、ストックも少量で済みます。例えば、私は『松の力』という洗剤を愛用しています。これで食器洗い、洗濯、手洗い、体洗い、洗顔などすべてをまかなっています。泡立ちもよく、自然由来の成分(原料は松の油・水のみ)でつくられているので、肌にも環境にもやさしく低刺激で、子どもにも安心。ボトルは中身の量がわかるよう透明のものを使い、泡立つスプレータイプをお風呂場用、そのほか洗濯用、キッチン用と使い分けています」(中山さん)

 

 

4.部屋の飾りや出しっぱなし収納を減らす

「インテリアのアクセントになる絵や写真、見せる収納などはおしゃれで素敵なのですが、掃除することを主体に考えると、外に出しっぱなしのものはできるだけ少ない方がベター。いちいちモノを動かす手間が省けるので掃除がしやすく、美しい部屋をキープしやすいです。わが家は飾りが少ないぶん、お気に入りの家具の美しさを楽しんでいます」(中山さん)

 

5.道具は動線を考えて収納する

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道具の置き場所は、いかに動線を短くできるかを軸に考えます。ホウキとチリトリは下駄箱の扉の裏に、掃除機は台所に……など、掃除道具は気づいたときにすぐ使える場所に配置。また、整理が面倒なチラシやDM類は部屋の中に持ち込まず、玄関で分別し、不要なものは下駄箱下の古紙ボックスにいれます。食器は食洗機から出して一歩も動かずしまえるよう、流し台の下に収納。ほかにもフライパンや鍋はガスコンロの下に置く……など、美しい状態がラクに保てるよう、動線を考えて置き場所を決めましょう」(中山さん)

 

 

6.包装やパッケージははがしてから収納する

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「ペットボトルやトイレットペーパーなどは、あらかじめ梱包や包装をはがしてから収納します。ペットボトルのラベルも最後ははがして捨てますよね。どうせ捨てるものは先に捨てておいた方が扱いやすく、見た目もスッキリ。例えば、3個パックの納豆を包装された状態で冷蔵庫に入れます。すると、ひとつ食べたいときに冷蔵庫から取り出してパッケージをはがし、1パックを手元に、残りをまたしまう…という無駄な動作が生まれます。最初からバラして入れておけば、パッとひとつ取るだけで済むのでスムーズです」(中山さん)

 

【続いては】テクニックその7~8をご紹介。

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