How To

プロの料理家はどうしてる? 1週間分の食材まとめ買い&冷蔵庫整理術<マフィオ編>

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 写真/矢郷桃

2017.06.19

家事の時短や節約のために、食材をまとめ買い。でも、まとめ買いした食材を効率よく冷蔵庫に整理して、無駄なく使い切るのはなかなか難しいもの。そこで今回は「料理のプロならどうする?」をリサーチ!

協力してもらったのは「ニクイねぇ! PRESS」のレシピコンテンツでもおなじみの料理家、マフィオの平床さんご夫妻です。食べ盛りの9歳と3歳の女の子、7歳の男の子という3人のお子さんがいる5人家族。1週間分の食材をまとめ買いし、効率よく冷蔵庫に整理して使い切ってもらいます。いったいどんな食材をどれくらい購入し、どうやって冷蔵庫に整理して使いこなしていくのでしょうか。

 

1.最初に“買い出しリスト”を作成

まずはスーパーマーケットへ行く前に、買うものをチェック。買い忘れや買い過ぎを防ぎます。

02

asacoさん「はじめに『今週食べたいものはある?』と子どもたちにリクエストを聞きます。次に、今週の予定を整理します。わが家は来客が多いので、遊びにくる友人の顔ぶれに合わせてメニューを考えます。そして、冷蔵庫や食品棚の在庫をチェックし、残りの食材を優先的に使い切る調理法を考え、買いたい食材をメモ。ここでリストアップするのは、必ず買いたいという食材のみ。それ以外のものは、スーパーマーケットで商品を見ながら夫と決めていきます」

政治さん「僕は朝ごはんをイメージして、食材を決めていきます。わが家では毎朝、必ず味噌汁を飲むので、その具材として入れたいものから考えるかな」

<平床家が必ず購入するもの>
食パン(10枚切り/6枚切り)、バゲット、パスタ、ペンネ、米、豆腐、油揚げ、納豆、しらす、バナナ、季節のくだもの、ヨーグルト、芽ひじき、オレンジジュース

 

 

2.野菜・魚・肉のバランスを考えて一週間分まとめ買い

03

<買ったもの>
【パン】食パン(10枚切り/6枚切り)…各1斤、バゲット…1本
【パスタ】パスタ…1kg、ペンネ…1袋(250g)
【米・麦】米…5kg、押し麦…1袋(500g)、十穀米…1袋(500g)
【野菜】トマト…3個、アボカド…1個、マイタケ…1パック、エリンギ…1パック、ホワイトマッシュルーム…1パック、白菜…1/2玉、大根…1本、くるり大根…1本、にんじん…1袋(中5本)、パクチー…1パック、ほうれん草…1株、三つ葉…1本、じゃがいも…1袋(中5個)、ブロッコリー…1房、白ネギ…1袋(2本)、タマネギ…1袋(3個)、ピーマン…1袋(5個)、パプリカ…1個
【魚】鯖…3切、ホッケの干物…2匹、むき海老…1パック(200g)、スモークサーモン…1袋(80g)、しじみ…1パック、シラス…1パック、たらこ…1パック(3腹)、刺身用メバチマグロ…150g
【肉】豚バラ…1パック(300g)、豚リブ切り身…1パック(250g)、鶏モモ肉…1パック(300g)、鶏ささみ…1パック(5本)、粗挽き肉…1パック(500g)、ベーコン…1パック(200g)、ウインナー…1袋【果物】みかん…1袋(中10個)、バナナ…1房(5本)、レモン…1個、リンゴ…2個、マスカット…1パック、いちご…1パック、洋梨…2個
【油揚・豆腐・納豆】油揚げ…1袋、厚揚げ…1袋、豆腐…1丁、納豆…1パック
【乾物】芽ひじき…1袋(20g)、昆布…1袋(100g)、鰹節…1袋(350g)
【乳製品・豆乳・卵】チーズ…1袋(250g)、バター…1パック、ヨーグルト…1パック(500g)、牛乳…1本(1L)、豆乳…1本(1L)、卵…1パック
【粉類】小麦粉…1kg、パン粉…1袋(200g)、片栗粉…1袋(250g)、餃子の皮…1袋(50枚入り)
【缶詰】トマト缶…1缶(400g)、チリビーンス缶…1缶(425g)、アンチョビ…1缶(35g)
油】サラダ油…1本
【酒】ビール…5本、ワイン…2本、粕…1袋
【飲料】オレンジジュース…1本(1L)、ココナッツミルク…1缶

政治さん「野菜・魚・肉のどれかに偏らないよう、バランスを見ながら決めていきます。野菜のなかでも、葉物、根菜、きのこ類をまんべんなく、魚なら煮魚用と焼き魚用、サラダ用など。肉もひき肉、塊肉、薄切り肉など、バリエーションが出るように選んでいます」

asacoさん「だいたいいつも、これくらいの量になりますね。予算は特に決めていませんが、買う食材の単価はチェックしながら選ぶので、自然と想定内に収まります」

 

3.冷蔵庫の機能をフル活用して食材を整理&保存

平床家の冷蔵庫は三菱電機の「MR-WX52A-BR」。冷蔵庫の容量は517Lと、たっぷり入ります。保存している間に葉物野菜のビタミンCが増える※1 画期的な野菜室「朝どれ野菜室」や、約マイナス7°Cで冷凍するため食材がカチカチに凍らず※2、包丁がスッと入って簡単にカットできる「切れちゃう瞬冷凍機能が気に入っているのだとか。

04

 

●野菜室は野菜ごとに定位置を決め、なるべく重ならないように

05

政治さん「冷蔵庫のなかは、食材によって定位置を決めています。たとえば、野菜室の上段にはフルーツや小物野菜を、下段奥には葉物系を、手前には根菜系を立てるようにして入れています。すべての食材がひと目でわかるよう、なるべく重ならないようにします。こうすることで食材の鮮度を確認できるし、使い忘れの防止にもなります」

 

●料理する食材それぞれに適した保存方法を決める

政治さん「時間があるときは、そのまま下処理と常備菜づくりを進めていきます。この冷蔵庫には6つの保存機能があり、鮮度を保ちながら食材に合わせた保存方法が選べるので、うまく使い分けています」

1.ひじきは水で戻す→「切れちゃう瞬冷凍
2.ほうれん草などの葉物野菜を下茹でする→「切れちゃう瞬冷凍
3.肉や魚を漬け込む→「氷点下ストッカーD
4.フルーツ類をジャムにする→「切れちゃう瞬冷凍

 

●しらすやひじきなどは、カチカチに凍らない「切れちゃう瞬冷凍」で

06

政治さん「『切れちゃう瞬冷凍』には、しらすやたらこ、水で戻したひじき、下茹でした葉物野菜、フルーツ、そして、手づくりだしや残ったシチューなどを入れています。『切れちゃう瞬冷凍』はカチカチに凍らないので、いちいち小分けをしなくても、必要な分だけをスプーンなどですくい取れるのですごく便利ですね」

0708食材のおいしさと食感をキープしながら冷凍する「切れちゃう瞬冷凍」を活用。冷凍なのにサクッと切れたり、必要な分だけスプーンですくえるので※3、時短クッキングにつながる

09

asacoさん「フルーツは、丸ごとチャック付きのポリ袋に入れて瞬冷凍しておけば、フローズンで楽しめます。そのままアイス感覚で食べたり、ジュースに入れたりしています。ホームパーティでも、フローズンスイーツは人気ですね。フレッシュなフルーツをお買い得価格で買えたときには、砂糖やはちみつといっしょに煮込んでジャムをつくり、ヨーグルトやパンに添えています」

 

●肉や魚は、冷凍せずに長く保存できる「氷点下ストッカーD」へ

10

肉や魚の保存に適した「氷点下ストッカーD」は、約マイナス3〜0°Cで冷凍せずに食材を長く保存できます。平床家ではすぐに使わない肉や魚をここに保存しているそうです。

11

政治さん「肉や魚を味噌麹(麹の即席漬けの素などに味噌を混ぜたもの)に漬けて「氷点下ストッカーD」に保存しておくと便利です。使ってみた実感として、一週間くらいは問題なく保存が可能です。調理するときは味噌麹を軽く拭き取り、サッと焼くだけなので、かなりの時短になります」

 

 ●冷蔵室は早めに使いたい食材を上段に、つくりおきの常備菜を右側にまとめる

12

 政治さん「上段に早めに使いたい食材、右側につくりおきの常備菜をまとめて置き、朝ごはんに使う食材は前日の夜に冷蔵室の手前の方にまとめておきます。ヨーグルトやバター、ケチャップなど、子どもが冷蔵庫から自分で取り出す機会の多いものは取りやすい位置に置いてあげます」

asacoさん「大量の食材を購入しても、これだけゆとりをもって収納できることに驚きました。以前使っていた冷蔵庫と外見のサイズは変わっていないのですが、庫内の収納力は確実にアップしているのがわかります」

政治さん「最近の冷蔵庫は食材の保存機能が高いので、食材のまとめ買いがしやすいと思います。とはいえ、僕の場合はすべての食材をほぼ一週間で使い切るため、肉や魚を冷凍室に入れるケースは少ないですね。三菱電機の冷蔵庫の場合『氷点下ストッカーD』と『切れちゃう瞬冷凍』機能を使えば、鮮度を保ちながら問題なく消費できます。また『朝どれ野菜室』は野菜の持ちがすごくいい! 前の冷蔵庫では3日でしおれていたパクチーが5日間は元気だし、葉物野菜も週の後半までシャキッとしています」

 

※1:野菜室下段奥のLED照射エリアに保存した葉物野菜など葉緑素を持つ野菜で効果を発揮。すべての野菜に効果が及ぶものではありません
※2:食品の種類や大きさ、凍り方により若干の解凍時間が必要になる場合があります
※3:食品の種類や保存量、投入時の状態により凍る場合があります

平床家の冷蔵庫。三菱電機「MR-WX52A-BR」

 

いかがでしたか? 次回は、まとめ買いした日に仕込んだ常備菜メニュー5品のレシピをご紹介します。

 

教えてくれた人

マフィオ(平床政治+asaco)

mafio

平床政治とasaco、夫婦ふたりで手掛けるケータリングユニット。9歳と3歳の女の子、7歳の男の子のパパ&ママで5人家族。音楽家、ナレーターである政治さんの得意な料理を、モデルのasacoさんがブログで紹介したことがきっかけで、食の仕事を始めるように。誰もが手に入れられる身近な食材を使って、子どもでも食べやすい料理を生み出す。雑誌や広告のフードスタイリングをはじめ、ロケ弁やレセプションのケータリング業でも活躍している。
[Facebook] https://www.facebook.com/hiratoko.mafio/
[Instagram] https://www.instagram.com/hiratoko.mafio/ 

 

毎日を「おいしい」で満たす。三菱冷蔵庫:朝収穫したばかりの野菜のように、みずみずしく新鮮に保ち、栄養素が増える野菜室できました。三菱は「朝どれ野菜室」。

 

●こちらの記事もオススメです!

多くの家庭で実践している人が増えている「常備菜」づくり。3児のパパであり、ミュージシャン・ナレーター・料理家の肩書を持つヒラトコセイジさんに、パパにもつくれちゃう簡単で栄養満点、さらにアレンジの効く“常備菜レシピ”を教えてもらいました。

週末、子どもを寝かしつけてから、夫婦ふたりで楽しむ晩酌タイム。ここでパッとおいしいおつまみが出てきたら、パパの株は一気にアップすること間違いなし!

なんとなく料理へのテンションが上がらない、献立が決まらなくてどうしよう……。そんな気分の日に、ちゃちゃっと簡単につくれて、しかもメインディッシュになるようなレシピを教えて欲しい!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加