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ニクイねぇ!最前線

どれも似たようなもの…じゃない! 「換気扇」の進化が地味にスゴかった

どこの家庭にも複数あるのに、ふだんあまり気にしていない家電といえば“換気扇”ではないでしょうか。換気扇は、主にキッチン、浴室、トイレに設置してあり、室内の空気と屋外の空気を入れ換える大事な役割を果たしています。2003年の建築基準法の改正(施行)で、シックハウス対策として、24時間換気が可能な換気設備の義務化により、換気扇はいまやなくてはならない家電となっています。そこで今回は“地味だけど実はスゴイ”換気扇にフォーカスしました。数多くのラインナップを誇り、一部では“換気扇の総本山”とも呼ばれている三菱電機では、ありとあらゆる換気扇を取り扱っているとのこと。そこで、岐阜県にある三菱電機の中津川製作所にお邪魔し、ふだんは一般公開していないショールームを拝見しながら、最新の換気扇事情についてうかがいました。三菱電機 中津川製作所ショールームには懐かしい換気扇や扇風機が! 左の金色の換気扇は、2006年の生産1億台を記念してつくられた非売品 プロペラファンからシロッコファンへ 時代とともに変わる換気扇の形 換気扇と聞くと、台所のガスコンロの上にある換気扇の姿を思い浮かべる方も多いと思います。台所のガスコンロの上にある標準換気扇は、壁に付けて直接、外へ風を送る“プロペラファン”が主流でした。プロペラファンは大風量に向いているため、換気量が多いのが特徴です。プロペラファンは、今も戸建住宅で多く使われていますが、近年の高気密・高断熱の戸建住宅や集合住宅では、空気を送り出す力が強い“シロッコファン”の採用が多くなっています。このタイプがプロペラファンです貴重な金ピカのプロペラファン仕様。生産5000万台、1億台を記念し、中津川製作所でカラーリングされた非売品内部にシロッコファンが付いているレンジフードタイプの換気扇シロッコファンは、プロペラファンのように外に面した壁につけるものではなく、部屋の中央部などからトンネルのようなダクトを経由して換気します。プロペラファンとシロッコファン、それぞれ異なる特長を生かして換気扇はつくられています。プロペラファンは、最近では羽根の形状を工夫することで、より音が静かに。一方のシロッコファンも、ブレードを斜めにカットした円弧形状にするなどの工夫で、静粛性を高めています。上が最新のプロペラファン。羽根の形状を工夫して低騒音化を実現右が最新のシロッコファン。一枚一枚のブレードを円弧形状にすることで、低騒音化を実現しているとのこと 最新換気扇は“電気代が安い・ハイパワー・静か!” 一見、どれも同じように見える換気扇ですが、中身は着実に進化し続けています。中津川製作所では、羽根やモーターなどの基礎部分を開発し、幅広い製品を世に送り出しているとのこと。三菱電機 住宅用換気送風機製造部 換気扇技術 川又信幸さん(左)と、増田健司さん(右)。熱く解説してくださいました!そして近年、積極的に開発を進めているのが、扇風機などでも注目されているDC(直流)ブラシレスモーターを搭載した換気扇。今のところ、AC(交流)モーターを搭載するタイプが主流ですが、DCブラシレスモーターの換気扇は、消費電力量を最大77%も低減でき、さらに外風の影響やダクト配管の長さなどに左右されることなく、設定した風量を一定に保つ制御もできるため、これからの市場の主役になると考えているとのことでした。左がDCブラシレスモーター、右がACモーター。DCブラシレスモーターはコンパクトで、運転を制御する回路基板も内蔵されています消費電力量はこんなに違います。DCモーターの方がオトクなのは一目瞭然!また、最新モデルのダクト用換気扇に採用されている“ハイブリッドナノコーティング・プラス”は、ファンにホコリが付くのを防ぐ世界初のコーティング技術(台所用を除くシロッコファンの製品に採用)。換気扇が汚れてしまうと、換気風量が低下するばかりか、運転音が悪化する原因となるそうですが、三菱電機の換気扇は、その心配がほぼありません。10年間、省メンテナンスで、換気性能はほとんど落ちないそうです。ふだん見えないところまで、気配りが行き届いているんですね。ファンの汚れは換気効率を落とし、余計なパワーを使ってしまいます。これなら安心 単に空気を入れ替えるだけじゃない! 部屋の温度を逃さない換気システム「ロスナイ」 三菱電機はさまざまな換気扇を開発していますが、中でも驚いたのは、熱交換形換気機器「ロスナイ」です。換気扇を使ったり、窓を開けたりして普通に換気をすると、たとえば冬場なら、せっかくエアコンなどで温めた室内に、外の寒い空気がそのまま取り込まれてしまいますよね。空気はキレイになるけれど、部屋は寒くなってしまいます。このムダを「室内の温度と湿度を逃さず、外のキレイな空気と換気する」ことで軽減する仕組みが「ロスナイ」なのです。温度を伝え、湿度を通す“紙”の特性を生かすことで、1970年に世界で初めて開発に成功。“エネルギーのロス(損失)がナイ(ない)省エネルギー機器”なので「ロスナイ」と命名され、以来、40年以上に渡って進化を続けています。ロスナイの心臓部である“紙”でできたロスナイエレメント(熱交換器)。紙といってもただの紙ではなく、温度をよく伝え、湿度をよく通す工夫や、汚れた空気を通さない(交換しない)工夫をした“特殊な紙”を使用しているとのこと。さらにロスナイは、外気中に含まれる花粉やホコリなどをフィルターで取り除きながら給気するため、部屋にキレイな外気を取り入れることができます。 「ロスナイ」の最新エレメントである“ハイパーEcoエレメント”は、紙製エレメントより薄い特殊加工紙を仕切板に使用し、その接着面に湿度透過性の高い接着剤を用いることで、熱交換効率を向上させています学校など公共施設への導入も進んでいるそうです「ロスナイ」に使用されている“ハイパーEcoエレメント”の実物ファンが回転しているだけの単純な家電、と思っていた換気扇ですが、こんなに進化していたなんて知りませんでした。なお、換気扇の寿命は、一概に何年とはいえませんが、運転中にこれまでと違う異常音や振動がしてきたら替えどき、とのこと。さまざまなタイプの換気扇があるので、交換時にはぜひ比較検討してみてくださいね。 [glink url="http://www.mitsubishielectric.co.jp/ldg/ja/products/air/lineup/ventilationfan/index.html"] 文/石井和美フリーライター・家電プロレビュアー。子ども2人と夫の4人家族。白物家電や日用品の製品レビューを得意としている。Webや雑誌などで多数執筆中。家電blog(http://kaden-blog.net/)管理人。

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おにぎり協会がラフォーレ原宿に専門店をオープン 認定炊飯器「本炭釜KAMADO」でつくる新感覚おにぎりとは?

若者文化の発信地・ラフォーレ原宿に、新感覚の手づくりおにぎり専門店「onigiri stand Gyu!(オニギリスタンド ギュッ)」がオープンしました。プロデュースしたのは、日本が誇るソウルフードであるおにぎりを世界へ広げるべく活動中の、一般社団法人おにぎり協会。「おにぎり×カフェ×バー」というコンセプトで、若者や外国人にもアピールするメニューが並んでいます。 白を基調とした清潔感あるラフォーレ原宿の店舗。2016年9月にオープンラインナップは、「プチおにぎり」と呼ばれるひと口サイズのおにぎりと、昔ながらの三角形タイプのおにぎりの2種類。それぞれ工夫を凝らした具材を楽しめます。見た目にもキレイなプチは、まるでお菓子のマカロンのよう。今年の3月にカタールで行われた“おにぎりフェア”では、「抹茶クリームチーズ」に人気が殺到したとのことです。左から「スイーツキンカン」「エビパクチー」「ローストビーフ」カタールで大好評を博した「抹茶クリームチーズ」メニューを考えるにあたって、炊飯器、使うお米、水加減などすべてにこだわり、いろいろな組み合わせを試したそうです。その結果、特定のおにぎりメニューには、おにぎり協会の公認炊飯器第一号に選ばれた、三菱電機のジャー炊飯器『本炭釜 KAMADO』で炊いたごはんを使っているとのこと。── おにぎり協会の公認炊飯器第一号に、三菱電機「本炭釜 KAMADO」を選出した理由を教えてください。まずひとつ目の理由ですが、「本炭釜 KAMADO」は内釜に炭や羽釜という、古来から日本に伝わる文化的な素材や物を使っているんですね。そこに和食のルーツが感じられるからです。そしてふたつ目はより重要なのですが、炊きたてのごはんはもちろん、冷めたごはんも抜群においしいからです。おにぎりって、冷めた状態で食べることが多いですよね。そういうおにぎりとの相性を考慮した結果、「本炭釜 KAMADO」が公認炊飯器第一号にふさわしいということで決定しました。── 実際におにぎりとして食べてみて、その食感や味はいかがでしたか。実際にごはんを炊いて何回も食べてみたのですが、冷めてもお米がべちゃっとせず、粒やかでもっちりとしたままなんです。おにぎりにして時間が経ってから食べても、ごはんのおいしさがより引き立つ感じがしますね。炊きあがるごはんは、外側はしゃっきりとしていて歯触りも粒やかで口ほぐれがよく、内側は逆にみずみずしく、やわらかな弾力を感じられます。「本炭釜 KAMADO」は、かまど炊きごはんを追求することで完成した炊飯器ですが、まさにこれは、かまどごはんに近い感覚ですね。繊細な味を醸し出す和食のハーモニーの受け皿としても、相性がいいと思います。(ニクイねぇ! PRESS 「おにぎり協会が公認炊飯器を決定『冷めたごはんも抜群に美味』」より) 「オニギリスタンド ギュッ」で使用されている三菱電機のジャー炊飯器『本炭釜 KAMADO』。おにぎり協会の公認炊飯器認定書とともに置かれているそんな、三菱ジャー炊飯器「本炭釜KAMADO」で炊いたごはんを使ったスペシャルメニューが「47都道府県の月替りおにぎり」。11月に販売された北海道編「北海道産鮭といくらの贅沢親子おにぎり&北海道具だくさんお味噌汁」セット(648円)など、毎月、旬のおにぎりを堪能できます。 10月は長野県の「野沢菜カリカリ梅おにぎり・塩おにぎり・きのこのお味噌汁」セット(594円)が提供されていた冬の味覚、北海道のいくらを載せたおにぎりこれらに使われているお米は、千葉県多古町で採れた“多古米”。なぜこのお米が選ばれたのか? その理由を、一般社団法人おにぎり協会の代表理事・中村祐介さんうかがいました。一般社団法人おにぎり協会代表理事 中村祐介さん「多古米は、冷めてからもお米の粒感がしっかり感じられて、お寿司などとの相性も上々なんです。ふっくらとした粘りの中に上品な甘みを感じられ、昭和38年には天皇陛下への献上米にも選ばれたことがあります。協会としてオススメできる逸品だと思っています」と中村さん。そんな一般社団法人おにぎり協会が、いま参加しているのが、世界の食糧問題の解決に取り組む特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」(以下TFT)のキャンペーン「100万人のいただきます!」(~11月30日)。ヘルシーメニューにおける喫食でのカロリーオフを通じ、アフリカ・アジアの子どもたちに温かな給食(1食20円)をプレゼントできるキャンペーンです。2016年のシンボルフードは、愛を結ぶ「おにぎり」で、世界食料デー・ソーシャルアクション「おにぎりアクション2016」(http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/)を実施。日本を含む世界各地でおにぎりをつくる、または購入し、「いただきます!」写真にハッシュタグ(♯)OnigiriActionを付けてSNSやTFTの特設サイトへ投稿すると、参加者に代わって協賛企業が写真1枚につき100円を寄付し、アフリカ・アジアに給食5食を贈るとのこと。「オニギリスタンド ギュッ」では、前述した「北海道産鮭といくらの贅沢親子おにぎり&北海道具だくさんお味噌汁」セットの47都道府県おにぎりを「寄付つきおにぎり」として販売するなど、キャンペーンの後押しをしています。ちなみに、「オニギリスタンド ギュッ」には、なんと7000円もする高級おにぎりがあるんだとか。「その日の仕入れによって価格は変動します」(中村さん)とのことですが、それにしてもすごいお値段。秘密はズバリ、具材の「キャビア」なんだとか。ときどき店頭に並んでいるそうなので、もし見つけたらぜひチェックを。[glink url="http://www.onigiri-stand.com/"] 「三菱IHジャー炊飯器 本炭釜 KAMADO」かまどごはんhttp://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/product/kamado/point_01.html 

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これは便利!レンジ&グリルの合せ技でつくる、ヘルシー時短料理5

短時間でパパッと効率よくつくりたいから、時間がかかりそうなオーブン調理はつい敬遠してしまう……という方も多いのではないでしょうか? そんな方のきっと強い味方になってくれる、三菱電機のレンジグリル「ZITANG」をご存じですか?ZITANGには、“レンジ”と“グリル”の2つの機能を組み合わせた“レンジグリル”という独自の機能があります。まずは食材をレンジにて短時間で加熱し、続けてグリルで食材の表面をこんがり香ばしく仕上げてくれるので、加熱時間を大幅に時短できるのです。さらに、加熱時間が短いので、一般的なオーブン調理よりも食材のうまみや栄養素のロスを抑えられるのも大きなメリット。そこで今回は、ZITANGのレンジグリル機能を使った5つのレシピを、フードコーディネーターの平田万里子さんに教えてもらいました。時短でカンタン、うまみや栄養のロスも抑えてヘルシーに仕上げてくれるレンジグリル料理。ぜひお試しください!  Recipe 1  生地を混ぜたら15分で完成!サーモンのスパニッシュオムレツ「野菜をたっぷり食べられて、お子さんウケもいいスパニッシュオムレツ。フライパンでつくると短時間でできるけれど、生地をひっくり返すのが難しいと思いませんか。ここでは、ZITANGに付属するレシピブックにある【スパニッシュオムレツ】のレシピを、具材を変えてアレンジしました。レンジグリル機能によって短時間で仕上がる上に、グリル調理ならではの “焼きたて感”も味わえます。フライパンや鍋いらずで、洗い物が減らせるのも魅力ですね!」(平田さん) 材料(2〜4人分)卵…M3個スモークサーモン(1㎝角切り)…30gパプリカ(赤)(1㎝角切り)…1/5個(40g)アスパラガス(1㎝幅に切る)…2本(40g)じゃがいも(うすい短冊切り)…1個(100g)玉ねぎ(みじん切り)…1/8個(30g)ディル(刻む)…大さじ1粉チーズ…大さじ1生クリーム…1/2カップ(100ml)塩、コショウ…少々 つくり方(1) 直径20㎝、深さ5㎝程度の耐熱容器に卵を溶き、粉チーズ、生クリームを混ぜる。(2) すべての材料を入れてよく混ぜ合わせる。(3)(2)をZITANGのトレイ(角皿)に載せて中段に入れ、600wのレンジで約6〜7分、200℃のグリル(オーブン)で約6〜8分温めれば完成(※[レンジグリル][調理]ボタンを押すだけで自動的に加熱してくれます) ★Point 材料は容器の半量に抑える「オムレツの生地は加熱すると膨らむので、材料の量は容器の半分くらいの高さに抑えましょう」(平田さん) ※ZITANG付属レシピブック掲載の【スパニッシュオムレツ】オリジナルレシピはこちら(クリックすると拡大します) 【続いては】Recipe 2  じっくり煮込んだように仕上がる! ラタトゥイユ(野菜煮込み)Recipe 2  じっくり煮込んだように仕上がる!ラタトゥイユ(野菜煮込み)「加熱したトマトの甘みと、煮込んだ野菜のうまみが魅力のラタトゥイユ。熱々はもちろん、冷やして食べてもおいしい常備菜向けの一品です。ここでは、ZITANG付属レシピブックにある【鶏とたっぷり野菜の簡単カレー】レシピをアレンジしました。レンジグリル機能を使えば、材料を容器に入れて約18分加熱するだけで完成です!」(平田さん) 材料(4人分)なす(乱切り)…2本ズッキーニ(乱切り)…1本玉ねぎ(みじん切り)…1/2本セロリ(2㎝角切り)…10cm分パプリカ赤・黄(2㎝角切り)…各1/2個トマト(2㎝角切り)…2個ニンニク(みじん切り)…1片ローリエ…1枚塩…小さじ2/3オリーブオイル…大さじ2 つくり方(1)なす、ズッキーニはそれぞれ塩 (分量外、小さじ1/4程度)をふり5分ほどおき、キッチンペーパーで水気をふきとる。(2)材料をすべて混ぜ合わせ、深めの耐熱容器に入れる。(3)(2)をZITANGのトレイ(角皿)に載せて中段に入れ、600Wのレンジで約10分、200℃のグリル(オーブン)で約8分加熱する(※[レンジグリル][手動]でまずはレンジで約10分温め、次にグリルで約8分加熱します)(4)加熱後、手早く全体を混ぜ合わせれば完成。 ★Point 手早くよく混ぜる「できあがったら、すぐに全体を混ぜ合わせます。熱いので注意してください。トマトが全体に行き渡るようにつぶしながら混ぜると、水分が出てきて煮込み感が増してきます。時間があれば30分ほど置くと、さらに全体がしっとりとなじみます。一晩、冷蔵庫で寝かせて、翌日に冷えた状態でいただくのもおすすめです」(平田さん) ※ZITANG付属レシピブック掲載の【鶏をとたっぷり野菜の簡単カレー】オリジナルレシピはこちら(クリックすると拡大します) 【続いては】Recipe 3 揚げないから、時短&ヘルシー! 鶏から揚げの南蛮漬けRecipe 3 揚げないから、時短&ヘルシー!鶏から揚げの南蛮漬け「下味を付けた鶏もも肉に片栗粉を付けて加熱すれば、鶏のから揚げが完成! 加熱している間に甘酢だれをつくっておき、できたてを漬け込めばあっという間にできちゃいます。ここでは、ZITANG付属レシピブックの【とりから揚げ】レシピをアレンジしています」(平田さん) 材料(2人分)鶏もも肉…1枚(250g)長ねぎ(ななめうす切り)…1/3本パプリカ赤(うす切り)…1/6個かいわれ大根…適量 <A>酒…大さじ1しょうが汁…小さじ1/2しょうゆ…大さじ1/2片栗粉…大さじ2 <B>黒酢…大さじ2だし汁…大さじ2しょうゆ…大さじ1みりん…大さじ1 つくり方(1)鶏もも肉は8等分に切り、Aをもみこみ10分ほどおく。(2)(1)をビニール袋に入れ、片栗粉を加えてよく振り合わせる。ZITANGのトレイ(角皿)に網を載せ、600Wのレンジで3〜4分、200℃のグリル(オーブン)で9〜12分加熱する(※[レンジグリル][調理] ボタンを押せば自動的に加熱してくれます)。(3)(2)を加熱している間に、南蛮漬けのたれをつくる。小鍋にBを入れてひと煮立ちさせる。(4)長ネギ、パプリカをボウルに入れ、上から(3)を流し入れる。(5)(2)が焼けたら、熱いうちに(4)に加えて軽く混ぜる(時間があればそのまま10分ほどおくと味がよくなじみます)。(6)(5)を器に盛り、根元を削ぎ落としたかいわれ大根を添えれば完成。 ★Point 皮目を上にして加熱する「皮目を上にして加熱することで、こんがりと香ばしい焼き色が付きます。レンジ機能で中まで一気に火を通し、グリルでカリッと表面を焼くので、短時間でできる上に余計な油を落とせてヘルシーに仕上がります。あっさり仕上げたから揚げでも、南蛮漬けのたれをたっぷりとからませるので食べごたえは十分。酸味が苦手な方や小さなお子さん向けには、南蛮漬けたれの調味料に砂糖を加えて味を調整してください」(平田さん) ※ZITANG付属レシピブック掲載の【とりから揚げ】オリジナルレシピはこちら(クリックすると拡大します) 【続いては】Recipe 4 パパッとつくれて、毎日使える常備菜! きのこのマリネRecipe 4 パパッとつくれて、毎日使える常備菜!きのこのマリネ「きのこをレモンやオリーブオイル等で仕上げた副菜。そのまま食べるのはもちろん、お肉やお魚の揚げ物やソテーにソースがわりとして添えるのもおすすめ! ここでは、ZITANG付属レシピブック掲載の【お豆のサラダ】レシピをアレンジしています。常備菜として多めにつくっておけば、毎日活躍する一品です」(平田さん) 材料(6〜8人分)お好みのきのこ…合計で400gしめじ(小房にわける)エリンギ(適当な大きさに切る)しいたけ(石づきを除き、4〜6等分にする)えのき(根元を落として半分に切り手でほぐす)ドライトマト…10g熱湯…1/2カップ <A>白ワインビネガー…1/4カップ塩…小さじ2/3きび砂糖(砂糖)…小さじ2こしょう…少々オリーブオイル…1/2カップ にんにく(つぶしたもの)…1片赤唐辛子(種を除いたもの)…1本タイム…1〜2本オレガノ…1〜2本レモン(輪切り)…5枚 つくり方(1)ドライトマトは熱湯で10分ほど戻し、粗みじん切りにする。戻し汁1/4カップはとっておく。(2)Aを混ぜ合わせ (1)のドライトマトと戻し汁を加える。(3) 深めの耐熱容器にレモン以外の材料を入れ混ぜる。その上にレモンを載せる。(4) (3)をZITANGのトレイ(角皿)に載せて中段に入れ、600Wのレンジで約7分、180℃のグリル(オーブン)で約5分加熱すれば完成(※[レンジグリル][手動]で、まずはレンジで約7分温め、次にグリルで約5分加熱します) ★Point レモンを一番上に載せる「レモンを上にのせることで、きのこにさわやかな酸味をプラス。できたて熱々を食べてもおいしいですが、冷やしても美味! 鶏肉のソテーや白身魚のムニエルにかけてソースにしたり、レタスサラダのドレッシングにしたりとアレンジしてお使いください。多めにつくって冷蔵庫に保存しておくと、毎日使える万能常備菜になりますよ」(平田さん) ※ZITANG付属メニューブック掲載の【お豆のサラダ】オリジナルレシピはこちら(クリックすると拡大します) 【続いては】Recipe 5 レンジ&グリルでお菓子づくりも時短できる! 王道シュークリームRecipe 5 レンジ&グリルでお菓子づくりも時短できる!王道シュークリーム「サクサクのシュー生地に、ほんのり甘いカスタードクリームの組み合わせはだれもが好む王道の味ですよね。ここでは、ZITANG付属レシピブックの【シュークリーム】レシピをアレンジしました。カスタードクリームにバニラビーンズを加えて、ちょっとリッチに仕上げています。食べる直前にクリームを詰めるのがおすすめです」(平田さん) 材料(9個分)シュー皮 <A>水…60mlバター…30g 薄力粉(ふるう)…40g溶き卵…M1と1/2個分粉砂糖…適量 <カスタードクリーム>牛乳…300ml <B>薄力粉…15gコーンスターチ…15g砂糖…70g 卵黄…M2個分バター…20gバニラビーンズ…1/3本分ラム酒…適量 生クリーム…1/2カップ砂糖…10g つくり方【カスタードクリームのつくり方】(1)耐熱容器に牛乳、バニラビーンズの種とさやを入れ、600Wのレンジで約3分加熱し、さやを取り出す。(2) 別の耐熱容器に<B>を合わせてふるい、(1)を少しずつ入れながら泡だて器でよく混ぜる。(3)(2)に卵黄を入れて混ぜ、600Wのレンジで約2分加熱する。途中で取り出し、1~2回かき混ぜる。(4)(3)が熱いうちにバターを入れて混ぜる。あら熱が取れたら、お好みでラム酒を入れる。氷水をボウルの下にあて、静かに混ぜながら冷ます。(5)生クリームと砂糖を合わせ、クリームをすくったときにツノがピンと立つくらいまで(九分たて)泡立てる。(6)(4)と(5)を合わせる。 【シュークリームのつくり方】(1)大きめの耐熱容器に<A>を入れてラップをする。600Wのレンジで約2分、沸とうするまで加熱する。(2)(1)に薄力粉を入れて木じゃくしで勢いよく混ぜる。生地が耐熱容器の底からはがれるようになったら、600Wのレンジで約1分加熱する。(3)(2)のあら熱がとれたら溶き卵1個分を入れ、容器の周囲につかなくなるまで混ぜる。さらに残りの卵を少しずつ入れ、木じゃくですくって、ゆっくり落ちるくらいの固さになったら入れるのをやめる。(4)トレイ(角皿)にアルミホイルを敷き、(3)をスプーンで1/9量ずつ丸く整えて載せる。(5)生地の表面に霧吹きをし、グリル(オーブン)の中段に入れて180℃で約33〜37分焼く。焼きあがったらすぐにアルミホイルからはずして冷ます。(※[オーブン][予熱なし]180℃で約33〜37分焼きます)(6)(5)のシュー皮に横から切り込みを入れ、カスタードクリームを詰める。表面に茶こしで粉砂糖を振りかければ完成。 ★Point スプーンでシュー生地をつくる「スプーン2つを使って生地を丸く整えながら、天板に並べていきます。最後にぬれた手で表面をきれいに整えてあげると、焼き上がりが美しく仕上がります」(平田さん) ※ZITANG付属レシピブック掲載の【シュークリーム】オリジナルレシピはこちら(クリックすると拡大します)   つくってくれた人平田万里子さん福岡県出身、フードコーディネーター。産科クリニックの栄養士を経て、フードコーディネーターへ転身。現在はテレビ・雑誌などのフードスタイリングを中心に手がけている。定番和食メニューから、話題の変わりダネレシピまで、さまざまなメニューのアレンジを得意としている。 [glink url="http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/"][glink url="http://www.nikuine-press.com/howto/post_1118/"]

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ニクイねぇ!最前線

なぜ、三菱電機は「銀箔」と「突板」を家電に使ったのか?

三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」が、東京・銀座の新たなランドマーク「東急プラザ銀座」内に誕生しました。その展示のなかでひときわ目を引くのが、なんと「銀箔(ぎんぱく)」と「突板(つきいた)」を外装に施した特別仕様の家電です。「銀箔」は漆器や屏風といった伝統工芸品の装飾などに使われ、天然木を薄くスライスした「突板」は家具や床などの表面を美しく仕上げる化粧材として使われます。なぜ、これらの素材が家電に使われることになったのでしょう? 三菱電機株式会社 デザイン研究所の高橋美早さんにお話を伺いました。三菱電機株式会社 デザイン研究所 ホームシステムデザイン部 ホーム第2グループ 高橋美早さん どうしたら家電に「愛着」を持ってもらえるか── まずは、なぜ今回「METoA Ginza」内で、このようなデザイン展示を企画されたのかを教えてください。「METoA Ginza」は、三菱電機についてお客様のご意見を伺うチャンスにもなる場です。私たちデザイナーも「こんなものをデザインしたら、どんな反応が返ってくるのだろう?」というデザインの可能性を問えるこの場で、量産品などではなかなかできないことにトライしたのが、この「銀箔」と「突板」のスペシャルプロダクトです。三菱電機は家電デザインの可能性を問うために、METoA Ginzaに「銀箔」(写真上)と「突板」(写真下)を外装に施した特別仕様の家電を展示。この展示物の写真や、METoA Ginza内で撮ったカットにハッシュタグ“#スペシャルプロダクト”をつけてTwitterやInstagramに投稿すると、開発陣とデザインについてのコミュニケーションを図れる取り組みも実施している ── なぜ「銀箔」「突板」という素材を選ばれたのでしょうか?もともと「家電と暮らす」というコンセプトがありました。いっしょに暮らしたい家電ってなんだろう? と。家電は長年使う耐久消費材ですが、一般的には買った瞬間から、どんどん価値が下がっていきます。最新テクノロジーが搭載された新モデルが出れば、どんどん古くなるだけのものです。でも、家電以外では、そうではないものもたくさん存在します。── 嗜好品などはたしかに違いますね。愛着や思い入れを持ったり、使い込むことで味が出たりする道具やモノもたくさんあります。家電を手掛ける者としては、家電もそうあって欲しいなと思います。そして「どうやったら家電に愛着を持ってもらえるだろう」と考えたとき、本物の素材を使うことで、家電にもそういう感情を持ってもらえるのでは、という考えに至りました。── 本物の素材といっても、いろいろありますよね。そうですね。たとえば、漆なども検討しましたが、漆はすでにほかのメーカーさんがヘッドホンやテレビなどで使われていて、工業用漆の世界もすでに確立されています。せっかくの機会ですから、既存のものではなく、新しいものに挑戦しようと決めていました。──「銀箔」や「突板」の家電なんて、たしかに聞いたことないですね。この「銀箔」や「突板」には、それぞれ本物の素材を使っているのですが、本物の手触りや、使うたびに温もりを感じられる、味が出てくるところがいいですよね。とくに「銀箔」はかなり繊細な金属で、エイジングされるにしたがって、色がどんどん変化していくんです。通常の家電だと、変化するといえば、単に汚れていくといった印象ですが、素材が本物だと、自分なりの道具になっていき、馴染んでいく。そこが、家電でありながら愛着や思い入れが持てる最大の理由だと思います。 “アクセント”と“フィット”。人と空間に調和するふたつの考え方── 三菱電機のデザインには「調和」や、家電を単体の製品ととらえてデザインするのではなく、周囲の空間と調和させることを目的にデザインするという新たなコンセプト「空間適合」といったキーワードが存在しますが、そちらの観点からみて、「銀箔」「突板」との相性はいかがですか?調和の中には、「人と調和」と「空間と調和」のふたつの考え方があります。さらに、「空間と調和」にもふたつの考え方があって、それぞれ“フィット”と“アクセント”という言葉で表現できます。── それはどういうことでしょうか?“フィット”型は、壁紙や家具などと同じ色にそろえて馴染む、という調和の考え方です。“アクセント”型は、たとえば、真っ白な部屋のなかに絵を飾ると、適度なアクセントやリズムが生まれ、結果的に部屋全体のインテリアが整って調和する、という考え方。それぞれデザインのベクトルは違いますが、調和というキーワードでくくることができます。── 「銀箔」や「突板」はそれぞれどちらになるのでしょうか?「銀箔」は、アクセント型の調和。空間にアクセントを与えて、部屋全体の空気を変えてくれるような存在です。そして「突板」は、古くから使われている木という素材を使い空間に馴染ませ、フィット型の調和の考え方に近い素材だと思います。── 人と調和するという考えでは、このふたつの素材はどう表現できますか?「突板」では手触りや温もりを感じてもらったり、「銀箔」ではエイジングを楽しんでもらったり。そういった価値観で、人と調和をするという考え方を取り入れました。── 実際、こちらを製作するに当たり、どのようなところとタッグを組まれたのでしょうか?「銀箔」でご協力いただいた株式会社歴清社(http://www.rekiseisha.com/)さんは、非常にイノベーティブです。これまで、箔の多くは工芸品で使われていたのですが、少しの箔を小さなものに使う世界観のままでは業界がまったく潤わない、ということで、箔を使った壁紙を生産し、その80%以上をグローバルで販売しているという希有なメーカーさんです。「突板」でご協力いただいた北三株式会社(http://www.hoxan.co.jp/)さんも、家具だけでなく、ホテルや大きな店舗、さらには鉄道の「ななつ星 in 九州」の内装を手掛けるなど、どんどん新しい世界に進出して新たな突板の可能性を切り拓いています。 光や壁の色、エイジングで表情を変える「銀箔」の魅力── そういったメーカーの方々と、今回、三菱電機も家電という新たな課題を通じて、いっしょに「銀箔」や「突板」を使ったデザインの可能性を考えたということですね。そうですね。先ほどから「銀箔」や「突板」とひと言でくくっていますが、実はどちらにも、たくさんの種類があるんです。ここにたどり着くまでに、いろいろ試しました。たとえば、箔は「金箔」「銀箔」「スズ」「銅」「プラチナ」と、金属の種類だけでも多数ありますし、表現する方法もたくさんありました。銀箔を施した三菱冷蔵庫 WXシリーズたとえば、“いぶし銀”という言葉にあるように、燻す時間によって、ピンクからグリーンに変化し、さらに黒に近づく手法などがありました。そのさまざまな素材・手法のなかでこの「銀箔」を選んでいます。「突板」も同様です。今回使ったのは、「ローズウッド」という素材ですが、素材の明るさや色味、年輪の紋様などすべて異なり、極端にいえば、木の数だけ「突板」はあるのです。この「突板」と「ローズウッド」のふたつに決まるまでに、とても長い時間を費やしました。突板を貼った三菱冷蔵庫 WXシリーズ── 「METoA Ginza」が銀座にあるから“銀”、というものではないんですね。銀座はかつて、銀を取り扱っていた街なので、まったく縁がないわけでもありません。それも含めて、大真面目に本銀箔にこだわっている部分もあります(笑)。銀色の箔には種類がたくさんあって、先ほど挙げたように、プラチナ箔もスズ箔もみんな銀色ですが、今回は本物をまとうことによる高級感を狙って、本銀箔にこだわりました。銀箔を施した三菱IHジャー炊飯器 本炭窯KAMADO光の映し出し方や輝き方、銀特有の上品さや上質さなども考慮した結果、“銀座で銀”にたどり着いたのは、運命だったのもしれませんね。銀箔を施した三菱コードレススティッククリーナー iNSTICK── 実際のスペシャルプロダクト家電を拝見して思ったことは、「銀箔」ってもっとギラギラとした、ゴージャスな雰囲気だと想像していたのですが、それとはまったく違う印象ですね。そうですね。実は「箔」のメーカーの方に「箔って、ギラギラしたものとか目立つものだって思うでしょ?」と聞かれたとき、私も「そういうイメージです」と返しました。するとその方が「昔はいまのように明るくなくて、部屋の灯りはろうそく。たとえば、ぜんぶ金箔を貼った茶室に、ろうそくの炎がふわっと灯ることで、その光を拾った金箔がほんのり輝く。その輝きこそが『箔』の輝きだったんです」と教えてくださいました。侘び寂びの世界では箔こそが本物、という話を伺い、さらに周囲の光や壁の色などの映り込みを美しく表現できるようにしたいと、「METoA Ginza」内での展示方法のヒントまでいただきました。── 興味深い話ですね。同じ「銀箔」でも、ちょっとした光の加減や壁の色味で、それ自体がまったく異なって見えるのが「銀箔」のおもしろいところですね。たとえば、エアコンと冷蔵庫を比較しても、大きさも違えば、置かれる高さも違いますよね。それによって光の当たり方は変わりますし、同じ「銀箔」でも表情が違います。それと、時間が経つにつれ、素材は銀なのにだんだんとピンクに変色したりするんですよ。銀箔を施した三菱ルームエアコン霧ヶ峰 FLシリーズ── 「METoA Ginza」に設置されたモデルを最初にご覧になった方と、3カ月後にご覧になった方とでは、違う色味に見えている、ということも考えられますね。その変化も楽しめる、と。まさに、そこも狙いです。1枚1枚の「銀箔」を“箔マス”と呼ぶのですが、それぞれの端面からエイジングされていくんです。金属が端っこから錆びていくのと同じように。繊細な素材なので、念のため、クリアコートは施していますが、エイジングが徐々に進むことには驚きました。おそらくですが、最初にピンク、オレンジとだんだん変色して、最後は緑から黒になるはずです。── もともと同じ「銀箔」なのか? っていうくらい変色するんですね。“変わること”に価値が見出せる素材だからこそ、もっと長く使ってみよう、大事に使おうといった愛着が湧くのではないかと思っています。── いわゆる耐久消費財的なものではなく、嗜好品としての家電になるというわけですね。そうですね。いっしょに暮らすものとして考えると、家電でありながら、愛車などの嗜好品に近い感覚を味わえる、そんな家電かもしれません。しかも、完全に手作業で作っているので、同じものがほかに存在しないという点も、そうした感覚にリンクするかもしれませんね。使われ方や置かれる場所によっては、エイジングも千差万別です。完全な一点ものです。そんな家電はありませんよね。 木の温もりと、モダンなインテリアに調和する質感── さて、一方で「突板」の方ですが、こちらも「銀箔」の真相を聞いた後だと、相当のこだわりがあると予想するのですが、いかがでしょう?「ローズウッド」という本物の木をスライスした「突板」を手作業で貼り付けていますので、ふたつとして同じものがありません。同じ樹種でも個体によって模様の出方が異なりますので、プロトタイプとして製作した「突板」の家電と、「METoA Ginza」に展示されている「突板」の家電とでは、表情がまったく違うんです。── 当初のプロトタイプは暗めのトーンですが、具体的には、どう違うのでしょうか?METoA Ginzaに展示しているものは、プロトタイプに比べ明るくて木目が際立っています。METoA Ginzaにアートピースのように展示された、突板を貼った特別仕様の家電木の温もりを感じてもらえるようにしたかったので、同じローズウッドのなかでも、木目の柄が少し立っているような“一品ものの価値”が出る「突板」を選定しました。── こちらの「突板」の炊飯器ですが、ラウンド形状の「本炭釜 KAMADO」ではなく、スクエア形状の蒸気レスモデルを使用されてますね。やっぱり「突板」を「本炭釜KAMADO」のラウンドしたボディに貼るのは難しかったのでしょうか?突板を貼った三菱IHジャー炊飯器 蒸気レスIH炭炊釜鋭いですね。そのとおりです。「突板」という目の流れがあるものを、大きくて曲面のあるものに貼ることが難しくて。木目を美しく見せる、という観点も踏まえ、スクエア型の蒸気レスモデルを選択しました。ただ、「突板」のメーカーさんは、クルマのインテリアなどに貼る技術は持っているんです。高級車のハンドルやインパネには、本物の「突板」が使われていて、そういったこともやっているメーカーさんです。── それ以外にも、天然木だからこその苦労も経験されたのではないでしょうか?今回の展示品を「木の塊から切り出されたような展示にしたい」と「突板」メーカーさんに伝えたところ、「それなら展示台のほうの木もそろえなければ駄目ですよね」ということになって、展示台の大きさ分を取れるローズウッドを手配してくださったんです。必要とする量の素材を取れるローズウッドと、取れないローズウッドとがあるなんて私たちは知らなかったので、一緒にやることで知れることも多かったですね。── あと「突板」も「銀箔」と同様、さまざまな種類の木があるなかからローズウッドに決まったんですよね?たとえば、黒檀みたいに高級な木材もありますが、見た目は美しくても数を確保できないので断念しました。ある程度の数をしっかりと確保できて、なおかつ高級感を感じてもらえるような観点で選んでいったのがローズウッドだったのです。温もりを伝えたいという意味では、いい方向に進んだなと思っています。突板を貼った三菱ルームエアコン霧ヶ峰 FLシリーズ── こういう「銀箔」や「突板」のモデルは、デザイン先行で作られたものだと思いますが、実際、生産する現場からは、どのような声が聞かれましたか?実際、工場の方々に「銀箔」のモデルを見せたとき、おもしろい反応が返ってきました。いままで私たちデザイナーは、たとえば、冷蔵庫の上部にある樹脂部品のような、機能には必須だけれどデザイン的には美しくないパーツなどは、極力薄くしたいという話を常にしていたんです。でも、工場側からすると、お金もかかるし作るのも大変だから、そのまま使わせて欲しい、といわれるんです。でも、今回この「銀箔」を見せたとき、工場の設計の方々が、逆に「この部品はない方がいいね」といってくれたんです。そのときに、「銀箔」や「突板」の家電を作って良かったなと思いました。突板を貼った三菱コードレススティッククリーナー iNSTICK── 美しいものを作ることで、工場の方も想いを共有できたということですね。美しい家電を見ると、コストや製造、生産条件といった制約よりも、きれいに作りたいとか、きれいに仕上げたいという気持ちが優先される、ってことなんですね。プロの設計者ですから、本来であれば、それよりも先に違う条件が頭に浮かぶのでしょうが、「銀箔」や「突板」の家電を見たときには、自分の世界とは関係ないと否定することなく、素直にそういうふうに感じてもらえたんです。それはデザイナーとして、本当にうれしかったですね。── プロの設計者をも変える力がある。それほどの美しさや輝きを「銀箔」や「突板」の家電が秘めている、ということが証明されたわけですね。また、この「METoA Ginza」全体をデザインされている空間デザイナーの窪田茂さんとは、この「銀箔」や「突板」の家電ついて、どのようなことを話されましたか?窪田さんは「銀箔」や「突板」の家電をご覧になって「販売店のように展示するのではなく、ひとつのアートピースみたいな形で展示してほしい」といわれました。── 最後に、実際「METoA Ginza」を訪れた方で、この「銀箔」や「突板」の家電を目にされた方に、どのようなことを期待したいですか?もともとのコンセプトが「家電と暮らす」であり、いっしょに暮らしたい家電ってどんな家電だろうということを考え、この「銀箔」や「突板」の家電を提案させてもらいました。ご覧になられた方々の率直なご感想を伺いたいです。肯定的なご意見でも否定的なご意見でも構いません。こちらが発信するだけでなく、いろいろなご意見を伺えることが大切ですし、これをきっかけに、三菱電機のデザインを知っていただいて、この場が私たちデザイナーとお客さまとのキャッチボールが繰り返される場所になったらいいなと考えています。  *「METoA Ginza」での「銀箔」と「突板」を外装に施した特別仕様の家電の展示は7月10日(日)をもちまして、終了致しました。

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かつてのテレビデオが大進化。「録画テレビ」が新生活に超便利!

春から始まる新生活。これを機会に、まずはテレビとBlu-Rayレコーダーを買おう!……と考えている方も多いと思いますが、少々お待ちを。テレビとレコーダーがひとつになった「録画テレビ」をご存じですか?ある程度以上の年齢の方ならご記憶かもしれませんが、かつて、テレビとビデオデッキが一体化した“テレビデオ”というものがありました。あのテレビデオが、いまでは番組の視聴や録画だけにとどまらない、新生活に超便利な一体型録画テレビとして進化を遂げているのです。そんな録画テレビの代表選手が、三菱電機の「REAL BHRシリーズ」。テレビに録画用HDDを内蔵し、Blu-Rayディスクレコーダーも搭載。これ1台あれば、番組の視聴や録画、Blu-Rayソフトの鑑賞も思いのまま。では、REAL BHRシリーズは、具体的に新生活をどのように便利にしてくれるのでしょう? 『All About』で「家電」ガイドを務める滝田勝紀さんに、注目ポイントを教えてもらいました。 滝田勝紀さんAll Aboutの家電ガイド。フリーランスの編集者。モノ情報誌で家電製品の担当を10年以上務める。特にロボット系家電やIoT家電に精通。毎年9月にドイツで開催される世界一の家電見本市「IFA 2015」ほか、海外での取材経験も豊富。 一体型なので省スペース、レイアウトもラク!番組の録画や、映画をはじめとするBlu-Rayソフトの鑑賞に不可欠なレコーダー。それをテレビといっしょに置くとなると、AVラックが必要になったり、部屋のスペースをそれなりに割く必要が生じたりします。録画テレビはテレビとレコーダーが一体になっているので、テレビとレコーダーをそれぞれ配置するのと比較して、かなり省スペース。設置に必要なスペースは、一般的なテレビ単体とほぼ変わらないので、置き場所も比較的自由に選べます。REAL BHRシリーズは録画用HDDを内蔵。Blu-Rayディスクレコーダーも搭載 面倒な接続の手間いらず!シンプル接続テレビとレコーダーを接続するのが苦手! という人って、実は結構多いんですよね。今ではHDMIケーブル1本で繋げられるとはいえ、そのケーブル自体、なにを選べばいいかわからない、なんて声も耳にします。さらに地デジのアンテナを繋いだ後、レコーダーとテレビの入出力を繋いだり……。煩わしいですよね。でも、録画テレビなら面倒な接続は必要なし。一体型なので、すべてが本体内で繋がっています。電源コードと地デジアンテナを繋いだら、すぐにテレビ番組は観られるし、録画もBlu-Ray鑑賞もカンタン!一般的なテレビとレコーダーの接続例。この面倒くささと煩雑さにサヨナラできます リモコンで、観たい角度に向きを変えられるダイニングテーブルで食事を摂りながら観たり、ソファに寝っ転がりながら観たり、家族と床でくつろぎながら観たり……。テレビを観るシチュエーションって、その時々でさまざまですよね。でも、一般的なテレビは、画面の位置や角度が固定されてしまうので、観にくい角度から我慢して観なければいけないことも。手動で向きを変えられるテレビもありますが、いちいち手で動かすのは面倒ですし、画面にベタベタ指紋がついてしまって不快ですよね。REAL BHRシリーズは、さまざまなシチュエーションにおいて快適にテレビが観られるよう、“オートターン機能”が搭載されています。離れた場所からでも、リモコンのボタンを押すだけで画面の角度をラクに変えられるので、一番観やすい角度に簡単に調整できるんです。それに加えて、テレビを観終わったあと、リモコンの「中央」ボタンを押すだけで画面の向きが正面に戻るのが便利ですね。 背面がスッキリ!掃除がカンタンですテレビとレコーダーをそれぞれ繋いで使用する場合、AVラックの背面はアンテナやHDMIのケーブル、それと電源コードが這い回り、しばしばカオス状態になりがち。この状態だと掃除がしにくい上に、掃除している際も「ケーブルが外れたらどうしよう?」など、不安な気持ちになりますよね。その点、録画テレビは、電源コードとアンテナコードの2本だけしか出ていないので、背面すっきり。掃除したい時もカンタンに布などで拭くことができます。また、掃除機でホコリを吸う場合も、余計なケーブルがないのはもちろん、凹凸なども少ないので、とにかく掃除がカンタンです。よくありがちなテレビとレコーダーの背面。掃除するのが大変なんですよね…。 リモコンもひとつでOK!シンプルで迷わないBlu-Rayレコーダーとテレビを個別に購入すると、当然ながらリモコンも2つになってしまいます。最近のリモコンは、テレビやレコーダーが便利になり高機能化された分、ボタンが多くて複雑なものが増えていますよね。それなのに、両方とも同じようなボタンの配列なので、どっちを使っていいか分からなくなる、なんて声も聞こえてきます。それに対して、録画テレビのリモコンはひとつ。どちらを使えばいいか迷うことなど、もちろんありません。さらに、REAL BHRシリーズのリモコンは、ボタンに書かれている文字が大きく、日本語表記で「見る」「予約(番組表)」「残す(ダビング)」と書かれているので、直感的に扱えます。加えて、使用頻度の高いボタンは大きく、しかも、使いやすさを考えてリモコン上部にまとめられているので、操作がとてもしやすいんです。******省スペースだったり、日々の掃除がしやすかったり、見たい方向に画面をリモコンで向けられたり……。単にテレビとレコーダーが一体化しているというだけでなく、実際に新生活の中で使っていくほどに、本当の便利さを実感できそうですね。この春、テレビとBlu-Rayレコーダーをそろえようと思い立ったら、録画テレビのREAL BHRシリーズ、要チェックです! ●関連記事:テレビデオはどこへ行った?http://www.nikuine-press.com/survey/post_1144